memoria
---彼の高校時代
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キーン コーン カーン コーン (学校の鐘)
「はい、今日の授業はこれで終わりです。」
ようやく終わったぁ~!
「真辺帰ろうぜ~」
拳ぐらいに口を開けあくびしながら親友を呼ぶ
彼も同じ事を言いたかったのかピョンピョンして飛んできた
「おう!今日は公園よってく?」
彼の名前は”真辺 薫”部活はしていないが運動は人一倍できる
よく部活動の勧誘されてる所を見るがすべて断っているみたいだ
理由を聞くと縛られた生活を送るのが嫌いだとか何とか
「今日は公園って気分じゃないんだよな...ごめん」
僕たちはよく一緒に帰るのだが、真辺の言っている公園によく寄るのだ
今日はそんな気分ではないから断ろうと決めていた
「立花はいるか~?」
先生が少し声を張って僕の名を呼ぶ
「はい!どうしました?」
「後で校長室に来なさい」
予想だにしない話が飛んできて戸惑う
「あ、、、分かりました」
何か悪い事をした心当たりは一切ない
なら一体なんのために呼び出されたのだろうか。考えれば考えるほど理由が分からない。
「武、お前一体何したんだよ」
メシウマメシウマ と人間には理解に苦しむ言語を発してケラケラと笑い転げている。はっきり言おう 「お前 ぶん殴りたい」
「落ち着け落ち着け。遅くなりそうだし俺も家で休みたいから先帰るな」
学校で常に寝てるのに何に疲れるんだよお前は
「了解~、何があったかはメールするよ」
「りょ!んじゃ、またな!」そう言って僕に背を向けて帰っていく
校長室行くか。。。そいう言えば気になる点が少しある
何故、職員室ではなく校長室なのか。軽い話なら職員室でも十分だ、そもそも校長室にすら僕は入ったことが無いから、そこの地に足を踏み入れたら退学にでもなるんじゃないか...レベルの危険区域として段階付けをしている。
「ついた」
なんど見てもこの部屋の扉は危険な臭いしかしない
溜息交じりに扉を強くノックする。
「2年A組の立花 武です」
「入りなさい」
渋い声の指示に従い、扉を開ける
そこには遥かに予想を上回る光景が広がっていた
校長先生、教頭先生、担任の先生の3人もが椅子に座って待っていた。
次に続く




