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イセカイGO!  作者: 葉月 優奈
四十話:『纒 慎二』と死者の呪い
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を焦がして骨を溶かしていく。


「溶けていくぞ」

「これは……」

正義の光(ジャスティスライト)っすよ。

邪悪な魔物を、沈める勇者の剣の光っす」

ノニールが、レティアの技を解説していた。

その強い光は、周囲を照らしながらスケルトンを全て消滅させていた。

跡形もなく、スケルトンがいなくなっていた。


「すげえな」

「流石、レティアちゃん」

シブーストは、レティアの方を見ていた。

光を放つ勇者の剣を頭上に掲げたレティアが、ゆっくりと降ろした。

ユキも、サラもレティアの方を見ていた。


「ふうっ」

「すごいです、レティアさん」

「見事だ、そのような力があったとは……」

刀を納刀したユキは、レティアの方を見ていた。


「レティアさん、これはどういうことですか?」

「勇者の剣は、魔をくじく力があるわ

あたしは、その力を使っただけ」

「でも、アンデットを一撃で……」

「今まで使う機会が、全然なかっただけよ」

「でも、本当にかっこよかったぞ」

俺がそういうと、照れた顔を見せたレティア。


「あ、ありがと」

「レティア殿、なぜマトイ殿が言うと照れるのだ?」

「え、照れていないわよ」

レティアは、褒めた俺をなぜかにらんでいた。

そのまま、勇者の剣を背中に背負う。


「だけど、スケルトンが襲ってくるなんて……時間的にもおかしいわね」

「確かに、まだ昼間だよな」

太陽は出ていないし、曇っているけど夜ではない。

むしろ日本時間で換算すると、午前中というところだろうか。


「まあ、魔族もいる大地だ。

常識が通じないってこともあるかもしれない」

「そうっすね。そういう事っすね」

「どうした、ノニール?」

ノニールが、俺の方をちらりと見て首を傾げた。


「いえ、何でもないっす。ちょっと、気になることがあって」

「気になること?一応言ってみろ!」

「さっきのスケルトン、マトイさんを狙っていたよな……」

「俺を?」ノニールの指摘に、俺は何となく戦いの状況を思い出した。

だが、ここでは何も分からなかった。



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