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第30話:退屈な純潔のあとに、路地裏で啼く雌豚

訳の分からない美辞麗句を並べた全校演説をさせられ、干からびた大鷹宰相の真の姿を見せられ……心底くだらない退屈な時間を過ごした翌日。

 土曜日で学校が休みだった俺(司)は、約束通り紀伊国屋優子の家へと向かっていた。

 閑静な高級住宅街の中でも、ひときわ目を引く立派な門構え。俺の(というか御堂家の)家と同等か、それ以上にデカい屋敷だった。

(へぇ……。あの女の家、相当な金持ちなんだな)

 チャイムを鳴らすと、私服姿の優子が小走りで出てきた。

「司くん、いらっしゃいっ!」

どこか上気した顔で迎え入れられ、広々とした優子の自室へと通される。

「随分と立派な家だね」

「そ、そんなことないよ。司くんの家とそんなに変わらないもん」

謙遜して笑う彼女の表情には、隠しきれない『何かへの期待』が滲み出ていた。

(……はぁん、なるほどね)

勉強を始める前、彼女は慣れた手つきで高級そうな紅茶を淹れてくれた。

(本当に、絵に描いたような『いいとこのお嬢様』だわ。純粋だし、無防備だし……馬鹿みたいに可愛いねぇ)

それから三時間ほど、真面目に机に向かって勉強をこなした。

「ちょっと休憩しようか、優子ちゃん」

「……うんっ」

俺が声をかけると、なぜか優子は顔を真っ赤にして俯いた。

他愛もない学校の話(俺にとっては欠伸が出るほどどうでもいい話題)を少しした後、優子は震える手で、俺の手にぎこちなく触れてきた。

「……司くん。今日、家族……夜まで誰も帰ってこないから……」

(――なんてウブな誘い文句なんだよ)

俺は内心で冷たく嗤いながらも、その小さな手を優しく握り返した.

「優子ちゃん、好きだよ」

極上に甘い声で囁き、優子の桜色の唇に、俺の唇を重ね合わせた。

いつもより少しだけ長い、大人びた口付け。そのまま俺は、優子の華奢な身体を抱き寄せ、ふかふかのベッドの上へと優しく押し倒した。

***

 ――約一時間後。

 **乱れたブラウスのボタンを留め直しながら、**優子は顔を林檎のように赤くして、恥ずかしそうに無言でうつむいていた。

「……優子ちゃんのこと、一生大切にするよ」

俺が耳元でとどめの猛毒を囁くと、優子は嬉し泣きのような表情を浮かべ、俺の胸に強くしがみついてきた。

(……前世の俺の感覚からすれば、完全に犯罪者気分だな、こりゃ)

純潔の象徴のような少女を『大人の女』にしてやったというのに、俺の心は驚くほど冷え切っていた。いつもの発情した雌豚どもを蹂躙するよりも、ひどく退屈で、ひどくつまらない、ただの『作業』でしかなかったからだ。

「……ずっと、一緒にいようね、司くん」

疲れ切った、けれど最高に幸せそうな笑顔で告げる優子に完璧な笑顔を返し、夕方になった頃、俺は「また月曜日にね」と優子の家を後にした。

***

 夕闇が迫る住宅街をしばらく歩いていると、背後に微かな気配を感じた。

「……黒崎レイ。何の用だ?」

俺は振り向くことすらなく、冷たい声で言い放った。

電柱の影から現れたのは、俺の狂信的な配下の一人、黒崎レイだった。隙のないスーツ姿だが、俺の声を浴びたその顔は、すでに熱に浮かされた『発情した雌豚』のそれになっていた。

「……申し訳ございません、司様。ご無礼をお許しください。司様に、ご一緒していただきたい場所がございまして……お迎えに上がりました」

(……優子との茶番で溜まった鬱憤、ここで晴らすか)

俺はレイの誘いの言葉など聞く耳を持たず、彼女の腕を乱暴に掴むと、監視カメラの死角となっている薄暗い路地裏の奥へと強引に引きずり込んだ。

「あ、司様……っ、こんな、外で……っ」

「もう発情してんだろ、雌豚」

俺はレイを冷たいコンクリートの壁に押し付けると、自身のズボンを乱暴に下ろした。

空気に晒された俺の雄の象徴からは、先ほどまで抱いていた『純潔な少女(優子)の残り香』が微かに漂っていた。

それに気づいた瞬間、レイの瞳孔が嫉妬と強烈な劣情で限界まで開ききった。

「あぁっ……司様、司様の……っ!」

レイはスーツの膝を泥だらけにしながら地面に這いつくばり、まるで飢えた豚が極上の餌に群がるように、熱く昂った俺の剛剣にしゃぶりついた。

「んちゅっ、じゅるっ……れろっ、んぐぅっ!」

俺は奉仕するレイの頭を無造作に鷲掴みにすると、彼女が喉の奥を突かれて咽せ返るのも完全に無視して、強引に、激しく腰を前後に打ち付けた。

しばらくして、俺はレイのスーツのスカートと下着を無理やり剥ぎ取らせた。下半身を丸出しにして恥辱に震える彼女の、最も敏感な真珠のような花核を、俺のカンストした指先が執拗に、そして荒々しく弾き上げる。

「あぁぁっ! ひぎぃっ! 司様っ、もっとっ、もっとぉっ!」

「お前は豚か? こんな外で、デカい声出してんじゃねぇよ」

俺は冷酷に吐き捨てると、空いている反対の手の指を、レイの口の中へと深く突っ込んでその叫び声を強制的に塞いだ。

「んぐぅっ!? むぐっ……んんんっ!!」

言葉を奪われ、口からは涎を垂れ流し、下半身は絶え間ない蹂躙に震える。

そして。俺は地べたに倒れ込むレイの下半身だけを強引に持ち上げ、限界まで蜜を垂れ流す彼女の最奥へと、硬く熱い剛剣を一気に、根元までぶち込んだ。

「――んっ、ぐぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」

レイの口から声にならない絶叫が漏れ、俺の指をきつく噛み締める。背中を冷たい地面に擦り付けられながら、俺の恐ろしいほどの暴力的なピストンを全身で受け止める。肉と肉がぶつかり合う破廉恥な水音が、薄暗い路地裏に激しく響き渡る。

「むぐっ! んぅっ、んぁぁぁぁぁっ!!」

優子に与えたような優しさなど一欠片もない。ただひたすらに己の退屈と支配欲を満たすための、純粋な暴力としての交尾。レイは何度も激しく痙攣して絶頂に達し、俺もまた、狂ったように腰を跳ねさせるレイの子宮の最奥深くに、白濁した熱情をたっぷりと吐き出した。

***

事後。

俺は乱れた衣服を整えながら、冷たい目で見下ろした。

(……やっぱり、こういう狂った雌豚を力でねじ伏せる『征服感』のほうが、何倍も最高だわ)

「……で? どこに連れて行きたいところがあるんだよ」

俺が尋ねると、レイは股間からだらしなく白濁を垂れ流しながらも、幸せに満ちたマゾヒストの顔で立ち上がった。

「はぁい……ご主人様……♡」

彼女は乱れたスーツを直しながら、全身をガクガクと震わせ、フラフラとした足取りで、路地裏の先に停めてある黒塗りの高級車へと俺を案内し始めた。

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