5-7
リサが呆然としている間に、武器保管用の『亜空間倉庫』から火炎十字槍を取り出し、近くに生えていた木の枝を切り落として火をつけ、そこに魔獣寄せの香を放り込む。
「ちょっ!!!」
ははは!リサが素でおたついてやがる。
前任者達の記憶の中でも、こんな表情は見た事が無い。随分と珍しいモノが見れたもんだ。
森の中に蠱惑的な香りが広がっていく。
以前に比べてこの匂いが随分と心地よく感じるのは、俺の魔力が格段に上がった所為なのだろうか?
限界を超えた興奮で極限にまで研ぎ澄まされた意識に、獣の気配が感じられた。
しかし、それよりも先に襲い掛かってきたモノがある。
地面に生い茂っていた草だ。
「ああ、そうか。草木にですら強い魔力が宿ってるって事は、魔獣寄せの香に反応してもおかしくないのか」
左手で切裂き兎の小剣を引き抜いて足に絡みつく草を切捨て、音の刃で波のように蠢く草むらをなぎ払った。
「まぁ、いいか。魔獣と戦ってる時に襲いかかって来られるよりはマシだよな」
草の次は虫や獣が襲いかかってきたが、音の刃と火炎十字槍で蹴散らしているやるとすぐに姿を消した。
うん?魔獣寄せの香に引き寄せられたにしては、ずいぶんとあっさりと引き下がるな?
「レドちゃん、やばいって!恐狼が三匹も近づいてきてる!」
なんだ、魔獣の気配にビビッて逃げたのか。
「ルーテシアのおかげでこの森に住む魔獣の生態は把握できてるんだ。最悪でも逃げれるだけの準備はしてきてるから安心しろよ」
「そんなの分かってるけどー!」
錯乱気味にリサが叫ぶが、その続きを言う前に恐狼が現れた。
見上げるような巨体だって言うのにほとんど物音を立てず、まるで騙し絵か何かのように木々の間からぬうっと恐狼の鼻面が現れる。
体重を魔法で軽減しているにしても、象にも負けないサイズで木々の間を音も無く抜けてくるってのは大したもんだな。
「大漁だねぇ!さぁ、楽しませてくれよ?」
「「「ガァァッ」」」
俺の挑発に応えるかのように、三頭の恐狼は一吼えして襲い掛かってきた。
暴狼は香でおびき寄せても一匹ずつしか襲い掛かってこなかったのに、コイツらは随分と仲が良いじゃねえか。
さすがに、同時に襲い掛かってこられるときついな。
んじゃ、先ずはバラけて貰おうか!
「風よ!」
小道具用の『亜空間倉庫』から小さな包みを取り出して中身をぶちまけつつ、『風使い』でソレを恐狼の顔面に叩きつける。
「ギャヒッ!」
命中したのは一匹か。
ちなみに食えなくなるのもイヤなので毒は使っていない。ただ、香辛料の刺激成分を抽出して濃縮しただけの粉末だ。
他の二匹は魔法の気配に気づきでもしたのか、一匹は大きく飛び退き、もう一匹は『風使い』で操る風を避けるように飛び掛ってきた。
「良い勘してるが、俺なんかを気にしていて良いのかい?」
襲い掛かってきた恐狼の目を見ながら、『精神感染』で精神体を飛ばす。
相変わらず他者を傷つけるような力を一切持たない『精神感染』だが、精神に直接作用する事で言葉が通じない獣とだって意思の疎通ができるのはクビラやインダラでも証明している。
そして、今回は恐狼に「お前の後ろに天敵がいるぞ」と『囁き』かけた。
小手先の詐術でしかないが、意識が目の前の獲物に集中している相手には結構効果がある。
事実、この恐狼も意識が逸れて一瞬だけだが動きが止まった。
ソレで十分だ。
鎧熊にも使った加速攻撃を、今度は手加減して目の前の恐狼に叩き込む。
力が吸い取られるような不思議な手応えと、鈍い炸裂音。
真正面から頭に黒戦槌を喰らった恐狼は、悲鳴を上げる間もなく、頭にある穴と言う穴から血が吹き出してそのまま倒れた。
今回は上手い具合に恐狼の頭を消し飛ばさずにすんだかな。
ただ、脳味噌がシェイクになってる気がしないでも無いので、解体するときはこぼさないように気をつけよう。
さて、残るは一匹。
もう一匹居たんじゃないかって?ソイツなら飛び退いた先にデストラップ用の『亜空間倉庫』の入り口を開いてやったんで、今頃窒息死しているだろうよ。
以前は自分の周囲にしか展開できなかった『亜空間倉庫』の出入り口だが、『風使い』を使えるようになり魔力の領域を拡大できるようになったので、今なら広範囲に広げた領域内のどこにでも出入り口を作る事ができる。
お陰で『亜空間倉庫』の使い勝手は爆発的に良くなり、応用方法も色々と思いついた。
今使ったトラップ用の『亜空間倉庫』である『罠』もそうだ。
他にも『門』や『反射』などと言った応用技術も使えるようになったので、披露する機会があるかも知れない。
最後の恐狼はまだ、顔をかきむしるようにもだえ苦しんでいた。
さすが前世の世界じゃ催涙スプレーにも使われているような代物だけあって、威力は洒落にならないな。
オモチャにするつもりもない相手をいつまでも苦しめ続けるのも悪いし、放っておいて回復されても面倒なのでとっとと止めを刺そう。
と、思ったら邪魔が入った。
けたたましい音を立てて突進してきたのは、立派な牙を持った巨大なイノシシの魔獣。
牙猪だ。
慌てて飛び退くと、牙猪はそのまま凄い勢いで通り過ぎて大木に追突する。
衝撃で直径十数メートルはある大木は牙猪のぶつかった場所を中心にクレーターを作り、牙猪が牙を一振りするとソコから大木がへし折れた。
牙猪の固有魔法は、牙から破壊的なエネルギーを放出するモノらしい。
威力はご覧のとおり、貫通した状態で発動させればどんな相手でも弾け飛ぶだろう。
しかし、どれだけ強力な武器でも当たらなければ意味は無い。
直進の移動速度は恐狼にも引けをとらないが、小回りは体重を軽くできる恐狼程ではない。
しかも、他の魔獣に比べれば小さいとは言え中型のワゴン車両ほどの大きさはあるので、死角に回り込めば戦いようはあった。
牙猪が振り向く。だが、俺はもう、そこには居ない。
加速しつつ魔法の靴の力を使って空を駆け上がり、牙猪の上をとる。
そこから加速攻撃。
黒戦槌を牙猪の頭に叩きつける。
――筈だったのだが寸前で気づかれて、牙猪は横に跳び退った。
クソッ!さすがに普通に隙を突いただけじゃあ、深層の魔獣には通用しないか。
なら、こいつはどうだ?
加速して牙猪の右に回りこむ。当然、牙猪はそれを追うが、またそこには俺が居ない。
戸惑う牙猪に向かって俺は左から、全力で黒戦槌を叩き込んだ。
細かく狙っている余裕がなかったので胸の当たりを全力でぶん殴ったのだが、牙猪は血を吐きながらも俺との距離をとる。
うーん、やはり急所以外は普通に攻撃しても一発じゃあ死んでくれないなぁ。いや、結構な勢いで血を吐いているんだから内臓のどこかを傷つけてるはずなのに、牙猪の闘志は衰えるどころか更に燃え上がっているようにも見える。
牙猪は狂乱したかのように雄叫びを上げながらも、警戒しているのか攻撃してこようとはしない。
普通なら放っておけば弱るんだろうが、ここは森の深層で相手は魔獣だ。内臓の一つや二つ潰れた程度じゃそのうち回復するだろう。
だったら、まだ何が起こったか分からずに混乱しているうちに追撃をかけようか!
風を操って地面に散らばる草を巻き上げ、それを目隠しにして俺は消える。そして、消えると同時に現れた場所は牙猪の頭上。
驚きに見開かれた牙猪の目と目の間に向かって、黒戦槌を振り下ろす。
「ブギィ!」
短い悲鳴を残して、牙猪は倒れた。
うん、『門』の方も、使い方にさえ注意すれば実戦で十分使えそうだな。
入り口と出口を別な場所に設定した『亜空間倉庫』を通り抜けるだけなんだが、出入り口の展開と通り抜けに時間をかけるとタネがばれてしまうので気をつけないといけない。
消えた瞬間に出口から出てくると分かっていれば、対策はとり放題だからなぁ。
さて、今度こそ残った恐狼を……、と思ったんだが、またもや邪魔が入る。
最初に発生したのは閃光と轟音。
落雷によって、魔獣寄せの香を燃やしていた火が吹き飛んだ。
驚いて音の発生源を見ると、そこには普通サイズの巨大なヘラジカがいた。
いや、言葉の矛盾は理解している。しかし深層に住む巨大生物達に比べるとそのヘラジカは森の外に居てもおかしくないサイズだが、やはりヘラジカだけあって見上げるようにでかい。
ただし、普通なのは大きさだけだ。体色は青みがかった白。そして、帯電でもしているかのように、体の周囲では放電が繰り返されている。
幻獣・蒼箆鹿。深層の主のお出ましだった。
落雷と共に登場と言う派手な出現に度肝を抜かれて反応できずにいると、森の中をもう一度閃光が支配する。
大気が弾ける音と共に薄暗い森の中を一瞬だけ青白い光が満たし、後に残るのは鼻につくオゾン臭。先ほどまで漂っていた魔物寄せの香の香りは跡形もなく消滅していた。
放電で周囲の大気も浄化したようだ。
軽い痛みだけで俺が感電死していない所を見ると、スタンガンのような高電圧低電流で空気を焼き払ったのかな?
「……なぁ、リサ」
「……なぁに、レドちゃん?」
「魔獣寄せの香って、幻獣まで呼び寄せちまうのかなぁ?」
「なに言ってんのよ、そんな訳無いでしょ?アレは自分の住処に嫌な臭いが漂ってきたから、悪臭の元を消しに来ただけよ」
「って事はなんだ。もしかして、幻獣さんは怒ってらっしゃる?」
「そりゃもう、シャレになんないくらいにね!って言うか、喋ってる暇があるなら逃げなさいよ!!」
「ははは!雷の速度で移動できる蒼箆鹿相手に普通に逃げたって逃げ切れる訳ねぇじゃねぇか!」
「だったらどうすんのよ!」
「先手必勝!!!」
『亜空間倉庫』に手を突っ込んで、中でボウガンを撃つ。
と同時に蒼箆鹿の上に開いた『亜空間倉庫』の出口から無数の細い矢が飛び出した。
「殺ったか!?」
ボウガンから放たれた矢の内半分ほどが蒼箆鹿の背に突き刺さった。
さすが恐狼の牙を加工して作った鏃を使っただけあって、幻獣にも通用したようだ。
あの矢には致死性の猛毒が何種類も仕込んである。
肉が食えなくなるのは惜しいが、生き物であるのなら先ず間違いなく……、死ぬ筈なんだがなぁ?
なんで、蒼箆鹿はハエでも止まったかのような反応しかせずに、矢が刺さったままで悠々とこっちに向かって来るんだ!?
いくらなんでも毒が全然効かないなんて反則すぎんだろ?せめて痛がるくらいしろよ!
「リサ……。幻獣って生き物なんだよな?」
「一応、生き物よ」
「じゃ、何で毒がきかねぇんだよ!!!一種類や二種類の毒なら耐性があるかもしれないが、アノ矢には動植物に鉱物や細菌系の毒物まで仕込んであるんだぞ!?」
「だってアレ、本体じゃないもん」
「……へ?」
「アレは分体。森の守護者である幻獣がその魔力で作り出した幻影みたいなもんよ。そして、それが幻獣が何度討伐されても復活する理由でもあるわ」
つまり、討伐記録にある幻獣はみんなこの分体とやらって事か。
「そんなモンどうやって殺すんだよ……」
「実体を保てなくなるまで破壊し続けるしかないわねー。それとも逃げる?」
「逃げるのは最後の最後でもいいだろ。どうせなら、ギリギリまで楽しみたいねぇ」
「……もう!呆れるのを通り越して感心しちゃうわね。
いいわ。最後まで見ていてあげるから、死なない程度にがんばんなさい!」
「おう!」
と、勢い良く返事をしたものの、先に動いたのは蒼箆鹿だった。
蒼箆鹿の、ヘラジカ特有の指を広げて掌を上に向けたような角に青白い光が集まる。
それは瞬く間に大きくなり無数の光の玉になった。
「自動追尾する球雷か!」
移動速度はそれほど速くはないが、当たれば高確率で感電死。
なにより何かに当たるまで自動で追いかけてくるので、速いだけの攻撃よりも遥かに厄介だ。
放たれた球雷が俺に迫る。
数は八。個々の球雷は速度も軌道もバラバラで、一様に俺を追ってくるよりも避け難い。
この手の攻撃はへたに避けるとドツボに嵌るから、ぎりぎりまで引付けて立ち並ぶ木にでも誤爆させるのが一番だろう。
球雷は木々に当たるたびに弾け、当たった場所を黒く焦がして消える。そしてあと三つといった所に、ソレは来た。
蒼箆鹿の突進。
雷を纏い光の速度で襲う蒼箆鹿は、大木の陰から飛び出した俺の姿を模した人形を消し炭に変える。
球雷で追い込んで突進で止めを刺すってのは、ルーテシアの記憶にもあったコンボだ。知ってる攻撃なんかくらうかよ!
まだ入れ替わりに気がついていないのか背を向けたままの蒼箆鹿に、暴狼の固有魔法による連続加速からの一撃をたたきつけた。
青白い蒼箆鹿の胴体に、音速突破の衝撃波を発生させた黒戦槌がめり込む。
直後、発動した固有魔法により蒼箆鹿は爆発でもするかの様に膨らんだ、
「よっしゃぁぁ……あ?」
いったん数倍にまで膨らんだ蒼箆鹿だが、そこから空気が抜けるかのように元の大きさに戻る。
ゲッ!殺りきれなかったか!?
「せめて足の一本でも!」
抜き打ちで放った切裂き兎の小剣は、思った以上に軽い手ごたえで蒼箆鹿の後ろ足を切り落とす。
しかし、切断された後ろ足は形をなくして一山の枯葉に変わり、失われた筈の蒼箆鹿の足は一瞬で復元した。
クソォ、回復能力までありやがるのか!
って、ヤベ!
蒼箆鹿の魔力領域が恐ろしい速度で広がり、その内部を稲光が荒れ狂う。
広範囲の放電攻撃だ。
咄嗟に『門』で上空に逃げたものの、次の瞬間には『亜空間倉庫』の入り口が蒼箆鹿の魔力領域に押しつぶされたのか、出口が勝手に消滅する。
あぶねぇあぶねぇ。一瞬でも遅かったら黒焦げだったな。
しかし、お陰で光明が見えた。次こそ殺ってやる。
と、覚悟を決めて手持ちの武器をしまいつつ、落下しながら『亜空間倉庫』から火炎十字槍を取り出した。
遥かな眼下に蒼箆鹿を見下ろし、落下速度を更に暴狼の固有魔法で加速する。
それと同時に蒼箆鹿も動いた。蒼箆鹿が角を此方に向ける。
たぶん電撃を飛ばしたんだと思うんだが、俺はそれを見る事無く『門』を使って回避した。
光速の攻撃なんて発動してからでは避けようが無いので、出鱈目に移動しながら加速し、タイミングを計る。
当たれば即死の鬼ごっこ。スリル満点で楽しいが、さすがにいつまでも避けられる自信は無い。
だから、今度はこっちの攻撃だ。
閃光。
放たれる寸前に開いた『亜空間倉庫』の入り口に電撃は飲み込まれ、蒼箆鹿に向かって開かれた出口からそのまま飛び出す。
轟音。
落雷以上の電量だったのか、『反射』によって返された電撃は凄まじい音を立て蒼箆鹿の居た辺りを爆発させる。
もちろん、毒虫が自分の毒で死なない様に、蒼箆鹿に電撃で攻撃しても効果は薄いだろう。
だが、少しは驚いてくれたよなぁ?
土煙も晴れない蒼箆鹿に向かって『門』で移動。
やはり蒼箆鹿はピンピンしていたが、周囲に無数に出現した『亜空間倉庫』の出口にはギョッとした様だ。
それでもさすが深層の主。無数の出口の一つから飛び出した影を、雷の剣で両断する。
しかし残念、ソイツも囮だ。
俺は蒼箆鹿の真横から出口を飛び出し、蒼箆鹿の胴体に火炎十字槍を深々と突き立てた。
「燃やし尽くせ、火炎十字!!!」
火炎十字槍にありったけの魔力を注ぎ込み、槍の強度を無視して炎を発生させる。
蒼箆鹿の体は炎に包まれ、巨体には似合わぬ甲高い笛の音のような鳴き声を上げながらはらはらと崩れていった。
はっ、ははは!殺ってやったぜ。
さすがの深層の主も対策さえしておけばこんなもんか。
一手でも間違えれば死んでたかもしれないが、そんだけだったな。
……それにして、こんなモノが蒼箆鹿の分体を形作っていたのか?
後に残っていたのは燃え尽きた枯葉とヘラジカの角、そして木の実が一つ。
「あ!ソレ……」
リサが何か言いかけたようだが妙に食欲をそそられて、思わず木の実を口に入れてしまった。
噛み締めた瞬間、口の中で魔力が爆発する。
いや、爆発したかのように膨れ上がり、体の隅々にまで染み渡っていった。
いままでの、自分より魔力が遥かに多い魔獣を食った次の日に感じる全能感とは別種の、恍惚にも似た快感が全身を駆け巡る。
ああ、コレ、気持ち良すぎてヤバイな。
「あー。まっいいかぁ……」
「……なにが、だ?」
「あ、いいのいいの。それよりレドちゃん、体の調子はどう?意識ははっきりしてる?別のナニカに支配されてるような感じとか、魂がドコカに引っ張られるような感じは無い?」
不穏当な質問が混じっていた気もしたが、時間が経つにつれて快感は治まり酷い疲労感が押し寄せてきたので上手く思考がまとまらない。
「んー……。いや?恐ろしく疲れてるが、それ以外じゃ問題はねぇよ」
そんな事よりも、限界が近いのでとっととやる事やってここを離れよう。
恐狼二匹と牙猪の死骸を解体して必要な処置を施し、『亜空間倉庫』に蒼箆鹿の角と共にしまう。あ、枯葉の灰も何かに使えるかもしれないので回収しておくか。
火炎十字槍は、無理をさせすぎた所為で形を失い、焼け焦げた鉄の塊になってしまった。そのうち直そう。
なんか随分と無茶な事をしてしまったような気もするが、楽しかったので良しとしよう。
集落に帰ったら、何日かのんびりするかな。
そう思って踵を返したら、世界が回転した。




