おまけ
「ストラップは捨てちゃった？」
帰り道、二人で並んで歩いている。
「う、ううん。お家の、た、宝箱に、」
おー大切にしてくれてたんだ。
てっきり捨てられちゃったかと思ったよ。
「あの、か、カラオケ・・・」
「ん？いきたいの？」
聞き返すと、「ち、ちがう」と橘は顔を赤くして首を横に振った。
ちぇ。違うのか。
「お、女の子と、行かなくて、よ、よかったの？」
女の子・・・？
あー廊下ですれ違ったときのことね。
「んー、だって断ったし。」
「え？」
「俺ね、好きな女の子としか二人で出かけたりしないんだよ。」
そう言うと、橘の顔はますます赤くなって。
思わず抱きしめたいだなんて思ったのは、まだ彼女には言えそうにないです。
～強制終了～
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
只今、『ごめんねの代わりに』スピンオフ作品
『GO!GO!WITH☆YOU』
http://pkcr.jp/novel/book.php?novel_id=50145&guid=ON
を携帯サイトポケクリ（ＰＣでも閲覧可能）にて連載中です。
こちらは家庭教師コメディとなっております。
こちらも読んでいただけるととても嬉しいです。
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一言でも二言でも、何か書いていただければ幸いです。
木村よし
こんにちは、木村よしです。
「ごめんねの代わりに」を最後まで読んでくださってありがとうございます！
お気に入り登録数などはまだまだほんの些細な数ですが、それでも一件増えるたびにとても幸せな気分になっておりました。
今回の作品は、初めは一話、五話、六話、九話からなる、全四部の短編予定でした。
しかし掲載したり書き直したりしているうちに、気が付いたら全十部になってしまい・・・微妙な長さになってしまいました。
佐伯と橘は多分幸せになるんじゃないかなと思います。が、もちろんライバルなんかも現れて、色々苦労は絶えないとは思いますが笑。
今回のヒロイン橘綾子は、私が描く他のヒロインたちに比べれば大分悲観的な子になってしまい、それがかなり姉から不評でした。
姉曰く、「橘は自分で何も解決しようとしていない」とのこと。ふむふむと思い、次からはもっと自発的な主人公にしようと考えた次第であります。
ではでは、最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
ご感想、評価、アドバイス、駄目だしなど、ご協力よろしくお願い致します。
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最後になりましたが、本当にありがとうございました。
これからも、木村よしとその作品たちを暖かく見守ってください。
木村よし
