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女神 1~10章(全面推敲版)  作者: のどか
第10章 赤侵略者を討つな!
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侵略者を討つな! 124

 地下通路。1人の男性がスマホの電話に出てます。

「騒音も振動もありません」

 ちなみに、この男性はテレストリアルガードの一般職員です。


 再び格納庫前。スマホで電話をしてる隊長。

「了解! もう帰っていいぞ!」

 隊長はスマホを握る手を降ろし、日向隊員を見ました。

「聞いての通りだ」

 思わぬ結果に日向隊員は慌てます。

「そ、そんな~ 私、聞いたんですよ。このゲートがグォーンときしむ音を! 振動もすごかったし・・・」

「全部夢だったんじゃないのか?」

「たしかに最初の3回は夢でした。けど、最後の1回は完全に現実リアルですよ! そうじゃないと辻褄が合わないんですよ! 私が叩き起こした女神さんがテレポーテーションで現場に行ったんですから!」

 隊長はふっと笑うと、

「ふ、どうやらどこかで夢が現実に変わったようだな」

 日向隊員は、

「そんなバカな!」

 と一瞬苦笑いしましたが、そうでないと説明できないのも確かです。日向隊員は考え込んでしまいました。

「う~ん・・・」

 隊長は海老名隊員を思い浮かべ、

「しかし、えびちゃんの超能力をすべて受け継いでいたとはなぁ、君が・・・ けどなあ、あいつ、テレパシーはなかったはずだぞ?・・・」

 日向隊員は以前夢の中で会話した海老名隊員を思い出しました。

「夢の中に出てきた海老名さんは、こんなこと言ってましたよ。

 死んだらわかった。私、秘密の力を半分しか使ってなかった。あなたにはこの力を100%にしてプレゼントしてあげる、て」

「えびちゃんは自分の超能力すべてを知らなかったてことか? テレパシーもその1つだったのか? ふっ、まだまだ秘密の能力はありそうだな。

 しかしなあ、前もって自分の超能力を全部把握していたら、あいつ、不良に殴られて死ぬことはなかったのにな・・・」

 隊長はため息。ちょっと悔しそう。と、隊長は日向隊員を見て話を変えました。

「どうだ、これからオレとデートしないか?」

「ええ?」

 日向隊員は思いました。私は小学生だよ、今は学校に行ってないけど・・・ テレストリアルガードの隊長が小学生とデートしていいの?

 が、それとは別に日向隊員の脳裏には、ある甘いスイーツが浮かんできました。で、それがそのまま言葉になりました。

「私、パフェ食べたい!」

 隊長は苦笑い、

「あは、そうか!」


 街道を1台のクーペタイプのクルマが走ってます。その車内。運転してるのは隊長、助手席には日向隊員が座ってます。2人とも私服に着替えてます。なお、クルマは隊長の私用です。

 日向隊員はニコニコしてます。隊長はその日向隊員の顔を横目で見て、

「気分がいいみたいだな、お前」

「あは、私、パフェ大好きなんですよ! パフェ食べるの、久しぶりだなあ。この身体になって初めてなんです!」

 隊長は一呼吸置いて、

「ところで、ちょっと訊きたいことがあるんだが・・・ オレ、本当に寒川を撃ち殺したのか?」

 日向隊員は急に真面目な顔になり、

「はい」

「寒川を撃ち殺したあと、自分の口の中にレーザーガンの銃口を突っ込んで自殺したのか、本当に?」

「はい。けど、全部夢の中の話ですよ。隊長はテレストリアルガード作戦部門の隊長トップですよね。そんなこと、絶対しませんよね?」

 隊長は苦笑い。

「あは、そうだな」

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