第九話 盗賊襲撃
「そっち行ったよっ!」
「わかってる!」
百五十ほどの背丈しかない、緑色の肌の醜悪なゴブリンの行く手を遮る。
ゴブリンは手に持ったボロボロの手斧を振り回すが、冷静にミスリルの剣で受け流す。
「身体強化Ⅰ」
そのまま身体強化して武器ごと腕を弾き、無防備となった胴体へ一撃を入れると鮮血が舞う。
……魔物とは言え、人型の存在を斬るのは抵抗も不快感もあるが、それらを押さえつける。
ここは日本と違い盗賊などもいる。
いざという時、出来ずに自分や親しい者が死ぬ、なんて事にはなりたくない。
ミリィの方を見ると二匹相手に危なげなく、軽業師の様な身のこなしで対応している。
敵わないと思ったのか、その内の一匹が逃げ出す。それを追おうと足を踏み出そうとして、止めた。
逃げたゴブリンの進行方向から現れたフォン。
彼女の構えられた杖の前に、緑色の光で紡がれた二重の円環が出現する。
「――風斬」
呟いた魔法名と共に円環から視認し辛い風の刃が飛び出し、正面から迫っていたゴブリンと交差した。
三歩ほど勢いで走ったあと、ゴブリンの体が大地へと横たわる。その体には首から上が無く、ただ鮮血だけが吹き出していた。
うぐっ、え、えぐいな……
「これで終わりかな?」
俺がフォンを見ている間に、もう一匹を相手にしていたミリィが声をかけてくる。
余裕のようだな。
「だと思うけどな」
「しゅ~りょ~…」
やってきたフォンも気の抜けた声で同意する。
今日は王都から歩きで数時間かかる、森の中の廃村にやってきていた。
十年程前に廃村になったらしい此処に、元住人が懐かしさから立ち寄った際にゴブリンを発見。
数は少なかったが、放置すると仲間を呼ばれ街道に出て人を襲うかもしれないので冒険者ギルドに依頼がきたのだ。
それお国の兵士のお仕事じゃね? と思わなくもなかったが、兵士は兵士でやる事が多いらしい。
それを俺達が受けて十匹ほどのゴブリンを退治したって事だ。
ゴブリンは単体では大した脅威ではないが、かといって手を抜いて良い相手という訳でも無い。
二ツ星の冒険者に丁度良い相手とされているとか。
他の国に行った時に役立つよう、冒険者の実績を稼ぎに来たんだが、やっぱり大変だな。
「よーし、ゴブリンの魔核取って帰るよ!」
「……ん」
魔物と普通の動物の違いは体内に魔核を持つかどうか。
二人と協力しながらゴブリンの体内の魔核を取り出していく。
取り出した魔核はビー玉サイズの透明な石だが、魔物によってサイズは変化するので小物のゴブリンは小さい。
この魔核はギルドに派遣されている旅神ビジュネラの神官が、信仰魔法で鑑定してくれるので討伐証明になるのだ。
三人で森を抜けると街道に近い場所に出る。
「さて、今は昼過ぎくらいかな? 来た時と同じ方法ならあっという間だけど?」
「……ごめん、時間掛ってもいいから遠慮する。あんなの寿命縮んじゃうよ」
「無理、目が回る」
ミリィとフォンが首を振って即答。どうやら俺が召喚したケルベロスに乗って来たのは、随分とお気に召さなかったらしい。
ちょっと時速百キロ近く出て、目立たない為に道なき道を突き進んだだけなのに。
……あれ? 普通は嫌がるか? シートベルトもヘルメットも無いし……俺の感覚がマヒしてるだけなのか。
ま、おかげでを朝出て十数分で着いたけど。
三人で雑談しながら街道を歩く。二人と話すのは楽しく、この世界の事を知るのに役にも立つの実に有意義だ。
エルナやエルシア姉さんの場合、確かに色々教えてくれるけど育ちが良いもんで庶民目線からの情報が薄い。教科書をなぞる様な事しか教えてくれない。
その点、ミリィもフォンも値切りの仕方や下町の歩き方、安宿の選び方なんか教えてくれて面白頼もしい。
俺が異世界人なのは教えてないので、常識知らず&変な事に関心を持つおかしな貴族のお坊ちゃんと思われているみたいだが。
「へ~、ミリィの母親は人間なのか」
「うん、まあね。お父さんは純血の獣人なんだけど、お母さんにべた惚れでね。わたしの目があると亭主関白然としてるけど、人目の無い所ではすっごく甘えちゃってね」
「バカップル」
ミリィの両親は異種族同士だが、仲が良い様だ。
純血って事は見た目はほとんどトラとかライオンなのだろうか?
そんな雑談に花を咲かせていると、甲高い金属音が耳に飛び込んできた。
金属と金属が激しくぶつかり合うような音……剣戟だ。
「アレ見て!」
少し曲がった道の先、見晴らしの良い一本道で馬車が三台ほど止まっていた。
その馬車を守る様に数人の護衛らしき者達と、それを取り囲む倍ほど盗賊らしき者達が居る。
馬車が襲われている? こんな真昼間から王都に近い街道で?
「……どうする、助けるか?」
二人に尋ねながらも自問する。相手は見ただけでも十人前後、護衛は数で劣っているからか無傷の者もおらず、全滅は時間の問題。
距離があるからまだ気づかれてないし、二人が否というなら……
「何とかして助けようよ。見捨てちゃうのも後味悪いしね」
「悪人倒す、謝礼もらって装備新調~」
感情面で決断するミリィと現金なフォンの対比になんとなく笑いが漏れる。
「よし、やるか。となれば……シルフ!」
俺が呼ぶと目の前で小さな旋風が起き、「なになに? 遊ぶの?」と言いたげなシルフが現れる。
出会って以来、姿が見えなくとも近くには居る様で、呼べばなぜか現れるのだ、
「シルフ、フォンに力を貸してやってくれ。今日は徹夜で遊ぶのに付き合っても良いから」
言われたシルフは嬉しそうにクルクル回ると、フォンの頭に乗っかった。
「ミリィ、馬車の人達に加勢しながら守りに徹してくれるか?」
「良いけど、タツヤは? 人の相手は苦手でしょ……斬れるの?」
ミリィの真剣な瞳に射抜かれて思わず目を逸らしそうになるが、こらえて見つめ返す。
確かに人は斬りたくない、怖いとも言える。
だがこの世界で冒険者として生きていくなら、それは避けては通れぬ道のはずだ。
「大丈夫、キチンと覚悟決めるさ……それじゃ、フォン。援護頼むな」
「ん、任せて」
「あ、ちょっと!」
小箱からミスリルの剣を取り出しながら走ると、遅れたミリィがあっという間に追いついてきた。
「あんまり無茶しないでね! まだお金返さなきゃいけないんだから!」
「はいはい、律儀な事で!」
軽口を叩きながら並走して馬車との距離を縮めていく。ほどなく盗賊(仮)の一人が俺達に気が付いた。
「おい! 邪魔が……!?」
接近を知らせようとしたその言葉は最後まで続かず、その首筋から突如赤い鮮血が舞う。
噴水の様に血を流しながら倒れたのを見て、周りの者も動きを止めた。
「なんだ、どうした!」
「おい、そっちから誰か来てぎゃああぁぁっぁーー!」
更に別の盗賊の二の腕が大きく切り裂かれ、血が流れ絶叫が木霊する。
「向こうに杖を持ってるやつがいる! 魔法使いがいるぞ!」
俺とミリィの後方にフォンを確認した盗賊の一人が声を上げる。
うん、正解。フォンの風斬の魔法で狙撃してもらっていたのだ。
「馬鹿な、あんな遠くから正確に魔法を当てられる奴が……」
別の盗賊が何か言っているが、その指摘は正しい。彼我の距離は目測で百メートルちょい、フォンの風斬は精々十メートルほどしかないし、距離が延びる程精度も落ちる。
そんなフォンの魔法に力を貸し、射程と精度を段違いに高めているのがシルフだ。
精霊は同属性の魔法ならば、威力を増したり性質に変化を持たせたりする事が出来る。
……と、フォンから教わった。
「クソがあぁぁぁーーーっ!」
「速力強化Ⅰ」
俺の迫るタイミングに合わせて斧を振り上げた盗賊。しかし、速力を強化してそのタイミングを外し、がら明きの胴を剣で薙いだ。
手に肉を断つ重い感触が走り、人を斬ったという嫌悪感に止まりそうになるが、それを抑えつけてそのまま振り抜く。
後ろで倒れる音がするが振り返らず、そのまま別の盗賊と切り結んだ。
「通りすがりの冒険者よ! 援護するわ!」
「すまない、助かる!」
護衛に声を掛けるミリィ。そうだった、ちゃんと声かけとかないと新手と勘違いされて攻撃されちゃたまらない。
盗賊達の数が減った事で護衛達も盛り返し、俺も体格が良い盗賊を相手にするが身体強化のおかげで押し負けずに戦えている。
対人戦は苦手だが、エルシア姉さんの様に巧みでもミリィの様に身軽でも無いので何とかなりそうだ。
「ちっ、退くぞ!」
首領と思わしき男がそう叫ぶと、盗賊達が一斉に戦うの止めて逃走を始めた。
戦況は拮抗していたと思うのだが、フォンの魔法による狙撃を嫌ったのかも知れない。
あるいは時間を掛け過ぎて、巡回の兵士や俺達の様な通りすがりの冒険者が来ることを考慮した可能性もある。
逃げる盗賊達だが追う様な事はしなかった。俺達はともかく、護衛達には怪我人もいる。治療が先だ。
護衛や馬車に居た者達が出て傷の手当てを始める。俺の持つ回復薬を出そうかとも思ったが、軽傷はあれど重傷を負った者はいないようだ。
……居ないと言うより、軽傷以外は既に死んでいるので手遅れと言った方が正確か。
治療の様子を後列の馬車に背を預けて眺めていると、ミリィとフォンがやって来る。
二人は俺を挟む様に両脇に位置取り、同じように馬車に背を預けた。
「ねえ大丈夫? 顔色悪いよ?」
「だいじょぶだいじょぶ、怪我とかしてないから」
ヒラヒラと手を振って無事をアピールするが、その手をフォンが掴んだ。
小さいが柔らかい女の子の手にちょっとドキリとする。
「……震えてる」
「え?」
言われて初めて、自分の手が小刻みに震えている事を自覚した。
「ホントだ……ねえ、人を殺すの……初めて?」
反対側の手を取ったミリィが、少し間を挟んでそう問いかけてきた。
「……ああ、初めてだ。今までそういう世界で生きて来なかったからさ、頭で理解してたつもりだけど、思った以上に堪えたみたいだ」
喧嘩や野生の獣を相手にするのとは違う、初めての人殺し。理性では納得しているつもりだが、感情が追いついてこない。
『幻獣の庭』を走り回り、様々な体験をしたと言っても所詮根っこは平和ボケした日本人と言う訳か。
自覚すると手だけでなく足まで震え始め、頭の中がグルグル回り、胃の中の物込み上げて……
「見て」
手を離したフォンが、背伸びしながら俺の頬を両手で挟んできた。そして顔を、包帯を巻く護衛や馬車の者達に向けさせられる。
「貴方が助けた命。それをよく心に刻んで」
……くく、あはははははは!
「それ言うなら俺達、だろ? ……ありがとう、二人とも」
フォンの手を外し、ローブの上から頭をガシガシと乱雑に撫でる。
お礼の言葉にミリィは小さく笑い、フォンは「子ども扱いするな」と言いながらも無抵抗。
心が綺麗に晴れた訳でも、震えが完全に収まった訳でも無い。
だが、少しだけ、本当に少しだけ救われたような気がした。
「ああ、こちらにいらっしゃいましたか。命を助けて頂いたのにお礼の言葉が遅くなってしまい申し訳ありません」
やって来たのは身なりの良い、細身の中年男性。丁寧で綺麗なお辞儀に柔和な笑顔は好感を抱かせる。
個人的にはちょび髭が似合うナイスミドルと言ったところだ。
「冒険者のタツヤ・リングナードです。こちらは仲間のミリィとフォン」
俺だけフルネームなのは、リングナード家の一族で貴族だから怪しい者じゃありませんアピールだ。
商人はルートガー・フォンデンと名乗り、宝石やそれらを加工して使う魔法関係の道具商人で、南部の大都市に拠点を構えていると言う。
今回は商談で王都までやってきたのだが、もうすぐ到着と言うところで盗賊の襲撃を受けてしまい、一時は駄目かと思っていたところの救援だったので大変感謝していると言われた。
その後は亡くなった護衛達を生き残った者達と協力して埋葬、俺達のパーティは臨時の護衛としてルートガーさん一行と王都へ戻ることになった。
謝礼とは別にキチンと冒険者ギルドを通して護衛の報酬を払ってくれるらしいので、有り難い限りだ。
「それにしても、おかしな話だよね」
「ん?」
馬車の後方をミリィと随伴して警戒に当たっていたのだが、彼女はふとそんなことを言い出した。
「あの盗賊達だよ。こんな明るいうちから王都の近くであんな人数、普通なら有り得ないよ。王都の近くは巡回の衛兵も多いし、盗賊の被害が遭ったなら冒険者ギルドにも通知が来てるはずだし」
尻尾をプラプラさせながら首を傾げるミリィに、俺も「なるほど」と返す。
王都に続く道だから通行量もあるし、衛兵の巡回も他より多いはずだから襲撃のリスクは高いはずだ。
そういえば他の護衛やルートガーさんもしきりに、「どうして」とか「おかしい」とか言っていたのはこういうことか。
ひょっとして、ルートガーさんが襲われたのは偶然じゃなく、何か原因が・・・・・・?
「おにいちゃーーん! おねえちゃーーん!」
考え込もうとしたところに、非常に幼い声が掛けられる。
見ると正面の馬車の窓から身を乗り出すようにして、十にも満たない女の子が俺達に向けて手を振っている。
ルートガーさんの娘さんでアイリちゃんと言うのだが、歳が近い所為か懐かれていた。
俺とミリィが小さく手を振り返すと、満面の笑顔で更に勢いよく手を振り返してくる。
同じ馬車にフォンが居たはずなのだが、あのテンションに相手に仕切れなくなったのかね。
□
王都に戻ってきた俺達は、ルートガーさんと再開の約束と連絡先を交換して別れた。
謝礼は後日使いの者が届けてくれるらしい。亡くなった護衛の手続きや補充、元々の商談の予定や仕入れも有るだろうから大変だろう。
もう日が暮れていたので、ミリィとフォンは北街にある自分たちの宿に帰っていった。
フォンがずっとアイリちゃんの相手をしていた所為でグロッキー気味だが、ミリィに任せておけばいいだろう。
俺はリングラード邸に帰ってきて、全員揃っていたリングラード家の皆と食事を取りながら今日の出来事を報告し、自室に戻ってきたのだが……
「……くっそ、気持ち悪りぃ」
一人になった途端、盗賊を斬った時に肉を断つ感触が、血の臭いが、断末魔が、事切れ光を失った瞳が次々と脳裏をよぎる。
吐き気と手の震えが止まらず、気を抜けば叫んで暴れ周り泣き叫びたい衝動に駆られてしまう。
そんなことをすればリングラード一家に心配をかけてしまうのだが、かといって一人で抱え込もうとすれば気が狂いそうで……
「タツヤ、少しいいか?」
コンコンとノックと共に扉の向こうからエルシア姉さんの声。
おかしな振る舞いは駄目だと深呼吸して気を落ち着かせ、自分で扉を開けて招き入れた。
「ふむ、やはり参っているようだな」
「えっ?」
「そんな泣き腫らした目だ、すぐに判るぞ」
マジでっ!? 慌てて目を擦る……と、エルシア姉さんが得意げな笑みを浮かべていた。
「……かまかけたね」
「なに、経験から察しただけのことだ」
言いながらベッドに腰掛け、座れと言わんばかりに横をポンポン叩く。
一瞬適当な理由を挙げてで逃げようかとも思ったが、エルシア姉さんの目が真剣な目をしていることに気がついて諦めた。
「人を殺めたのは初めてか?」
昼間のミリィと同じ質問に肯定で返す。
「そうか」
その一言を発しただけで、エルシア姉さんは口をつぐんでしまう。
……しばし、沈黙が流れた。
「ええっと、それだけ?」
「ん? それだけだがどうかしたか?」
「いや、てっきり慰めに来たのかと……」
「必要なのか?」
いや、それじゃあ何しに来たんだよアンタ。
「私にも経験があるから分かるが、こんな時に”一人”は辛い。否が応でも嫌なことを考えてしまうからな」
「……エルシア姉さんも初めての時、苦しんだ?」
「多少、な。君と同じく相手は盗賊だったが、その夜は一人でいると辛くてな。相手は人の命を何とも思わない悪党だったから、すぐに気持ちを入れ替えられたが」
「あはは、俺にはすぐには無理ですね……」
「だろうな」
自嘲気味に言った言葉を即座に肯定され、思わず「えっ?」と声が漏れる。
「君を見て、君の故郷の話を聞いていると良く分かる。君の居た世界では、随分と死が遠いものだったのだろうな。おそらくこの世界より、ずっと安全で人の生活が保障されていたんだろう」
エルシア姉さんの言う通り、俺にとって死とはテレビや新聞の向こう側の存在だった。
身近な親族や友人なども存命で、向こうで死に接した経験は一度もなかった。
そりゃ『幻獣の庭』で猛獣相手に戦った事はあるが、人に近しい種族とは争った事は無かった。
「辛いなら無理せず胸の内を吐露することだ。辛い時に支え合う事が出来るからこそ家族なのだから。後で父上達やエルナに謝っておくと良い、随分と心配していたからな」
「えっと、バレバレですか?」
「君に役者の才能が無いのは確かだな」
どうやら平気を装ってやり過ごせたと思っているのは俺だけで、リングラード一家には無理をしているのが丸わかりだったようだ。
「……ったく。ほんと、ここの人たちには敵いませんね」
どうも一人で悩むのが馬鹿らしくなってくる。
本当に……有り難い、家族だ。
「さて、鬱屈した気分を払う為に稽古をつけてやろうじゃないか!」
「え、ちょ、夜だけどっ!?」
「なーに、冒険者たる者、視界が悪い中で剣を交えねばならぬ時もあると言うものだ」
言いながら俺の襟首をガッチリ掴み、意気揚々と部屋から引きずり出される。
「こ、ここは優しく慰める場面じゃないのっ!?」
「うじうじするより体を動かした方が早いだろう?」
「駄目だこの脳筋! 誰か助けてーーっ!」
俺の叫びに助けに現れる勇者は現れず、夜の闇へと引きずり込まれていった。
そして、夜のリングラード邸の庭でみっちりしごかれ、ベッドへ戻った時には悩む間もなく泥の様に眠りに誘われる俺だった。
俺なりに人を殺める事について飲み込んだ次の日、まるで俺に休む間も与えないと言うように事件が起きる。
ルートガーさんの娘、アイリ・フォンデン。
彼女が何者かに攫われてしまった。
読んでくださっている方々、更新が遅くて申し訳ございません。
感想、誤字、駄目だし、要望のようなものでも良いので頂ければ大変励みになりますので、一言頂けると嬉しい限りです。




