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魔術師団内の秘密の恋〜眠れる令嬢は公爵閣下に溺愛される〜  作者: 漆原 凜


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4

「ルイ様おはようございます!」


「おはようミア。」


新婚さんみたいですねて言うと笑っていた。寝起きでも男前なルイ様が眩しい。今日もお茶を入れて持っていく。ん?何か違和感…。


「ミアどうしたの?」


「何か変です。どこかに引っ張られるような感覚が…まぁ気のせいですかね。」


「大丈夫?無理しないでね。」


座りいつも通り仕事をするルイ様をただ見ていた。何か怠いな。幽霊で体もないのに本当変な感じがする。


ミア?って呼ばれた。ルイ様が目の前に膝をついて座っていてミア大丈夫?と話しかけている。何だか怠くてボーッとしてしまっていた。大丈夫と答えると早めに帰ってくるねって心配そうに出て行った。


ずっと引っ張られている。どんどん重くなり怠さが増していく。天に召されるのかな。日が落ちだした頃ルイ様が慌てて帰ってきた。


「ミア!どうした!動けないの?大丈夫?」


私はもう眠りかけていた。怠くて怠くて動けない。お別れの時が来た感じがする。


「ルイ様優しくしてくれてありがとう。楽しかったです。」


「ミア!待ってよ。君が部屋で待ってるってだけで癒されて楽しくて…居なくなるなんて困るよ。」


ルイ様の目から涙が。私は頬に手をあてるがスッと通り抜けてしまう。ルイ様は手を握る事も抱きしめてもあげられないって泣いている。優しい人。


「また会いに来ますね。」


「うん。待ってる。私もお墓探して会いに来くね。」


どんどん引っ張られているのがわかる。私はこの先どこに行くのだろうか。優しいこの人を置いていくのは心配だけど…また会いたい。


「仕事ばかりじゃなくお茶を飲んで休憩してくださいね…」


気をつけるよと涙を流しながら優しく微笑んでくれる。さようなら。


ブワーッと引っ張られた。ルイ様がもう見えない。最後に笑ってる顔が見れてよかった。と思った瞬間凄い力でどこかに連れて行かれる。


「わぁぁぁあぁー!何コレ!感動の別れだったのに!わぁぁー」


抵抗虚しく真っ暗な中、何処かに落ちていく。私地獄行きだったの!??先に光がある。光の中に入った。


痛い!いたーーい!何コレ!とてつもなく体が痛い。え?体が痛い?光に入った瞬間痛くて仕方が無い。痛くて動けないので目を開けるが眩しい。


「アメリア!」

「アメリアが目を覚ました!!」

「ミアぁ良かった!」


周りがとても騒がしい。痛い中また目を薄く開けると両親だ。わかる。両親がいる。目を真っ赤にして医者を呼べ!と叫んでいる。状況が全くわからないが皆喜んでいるのはわかる。ただ全身が痛くて何も考えられなかった。





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