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「ルイ様おはようございます!」
「おはようミア。」
新婚さんみたいですねて言うと笑っていた。寝起きでも男前なルイ様が眩しい。今日もお茶を入れて持っていく。ん?何か違和感…。
「ミアどうしたの?」
「何か変です。どこかに引っ張られるような感覚が…まぁ気のせいですかね。」
「大丈夫?無理しないでね。」
座りいつも通り仕事をするルイ様をただ見ていた。何か怠いな。幽霊で体もないのに本当変な感じがする。
ミア?って呼ばれた。ルイ様が目の前に膝をついて座っていてミア大丈夫?と話しかけている。何だか怠くてボーッとしてしまっていた。大丈夫と答えると早めに帰ってくるねって心配そうに出て行った。
ずっと引っ張られている。どんどん重くなり怠さが増していく。天に召されるのかな。日が落ちだした頃ルイ様が慌てて帰ってきた。
「ミア!どうした!動けないの?大丈夫?」
私はもう眠りかけていた。怠くて怠くて動けない。お別れの時が来た感じがする。
「ルイ様優しくしてくれてありがとう。楽しかったです。」
「ミア!待ってよ。君が部屋で待ってるってだけで癒されて楽しくて…居なくなるなんて困るよ。」
ルイ様の目から涙が。私は頬に手をあてるがスッと通り抜けてしまう。ルイ様は手を握る事も抱きしめてもあげられないって泣いている。優しい人。
「また会いに来ますね。」
「うん。待ってる。私もお墓探して会いに来くね。」
どんどん引っ張られているのがわかる。私はこの先どこに行くのだろうか。優しいこの人を置いていくのは心配だけど…また会いたい。
「仕事ばかりじゃなくお茶を飲んで休憩してくださいね…」
気をつけるよと涙を流しながら優しく微笑んでくれる。さようなら。
ブワーッと引っ張られた。ルイ様がもう見えない。最後に笑ってる顔が見れてよかった。と思った瞬間凄い力でどこかに連れて行かれる。
「わぁぁぁあぁー!何コレ!感動の別れだったのに!わぁぁー」
抵抗虚しく真っ暗な中、何処かに落ちていく。私地獄行きだったの!??先に光がある。光の中に入った。
痛い!いたーーい!何コレ!とてつもなく体が痛い。え?体が痛い?光に入った瞬間痛くて仕方が無い。痛くて動けないので目を開けるが眩しい。
「アメリア!」
「アメリアが目を覚ました!!」
「ミアぁ良かった!」
周りがとても騒がしい。痛い中また目を薄く開けると両親だ。わかる。両親がいる。目を真っ赤にして医者を呼べ!と叫んでいる。状況が全くわからないが皆喜んでいるのはわかる。ただ全身が痛くて何も考えられなかった。




