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おはようございますと馬車に乗り込む。荷物を受け取ってくれ向かい合って座る。公爵家に行った以来久しぶりのお出かけだ。
「今日お休み大丈夫だったのですか?」
「なんとか死守したよ。ミアとのお出かけが最優先だからね。」
「団長は今日休み返上だー!て騒いでました。やっぱり皆さん忙しいのですね。」
「今の時期はどうしてもね。毎年の事だよ。休憩するようになったから倒れなくなったし。前は毎日気づいたら朝になってたよ。」
当たり前の事のように笑ってる。出会った時はずっとお仕事してたものね…。
「心配です。」
「休憩するようになったから大丈夫だよ。またミアがお茶入れてくれたら、いくらでも働ける。」
いくらでも働かないでください!と怒り、お互い笑い合う。そして隣行っていい?と移動してくる。手を繋ぎ会いたかったって呟かれた。会話をしながらしばらく進むと肩に重みがかかる。横目で見るとルイ様が腕を組みながら寝ている。やっぱりお疲れだよね。
共に働くとルイ様の忙しさが目に見えてわかる。休む間もなく動き様々な事に対処し、大所帯の騎士団を取り仕切るのは大変な事だと思う。
「ゴメン。寝てしまっていた。」
「いいですよ。着くまで寝ていてください。」
また肩に頭を乗せ、ありがとうと言い眠る。外を見るとのどかな草原の中を走っている。良いお天気でよかった。
到着しエスコートしてくれお弁当まで持ってくれる。少し歩きシートを引き座る。
「あれ以降困った事は無い?」
「無いです。あ、たまに団長が何か言いたげに見てきます。用事あるのですかね。」
「あいつ…それは気にしなくて大丈夫。無視してもいいくらい。」
お弁当を広げ食べる。食べやすいようサンドイッチにしたけどどうかな?
「美味しい!大変だったよね。嬉しいよ。」
「喜んでもらえて嬉しいです。また作りますね。」
食後まったりと寛ぐ。陽だまりが気持ちよくて眠くなる。ルイ様を見るとまた眠そうで、少し眠りますか?って聞くと私の膝に頭を乗せてきて驚く。膝枕して欲しいって可愛くお願いされた。
ルイ様の黒髪が風に揺れ触りたくなり、頭を撫でる。思ったよりもサラサラで柔らかな髪。幸せだな。こんな穏やかな日がずっと続けばいいな。
「今日は寝てばかりでゴメン。」
「側にいれるだけで嬉しいです。ルイ様にはゆっくり休んでもらいたいので大丈夫です。また行きましょう。」
ルイ様は目元を手で覆いため息をついている。どうしたのだろうと見つめる。
…今日は我慢しようと思ったのにと、唇が重なる。首元を支えられ何度も口づけをされ、また行こうって言ってくれた。




