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魔術師団内の秘密の恋〜眠れる令嬢は公爵閣下に溺愛される〜  作者: 漆原 凜


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研修期間があっという間に過ぎ、あと数日で最後の部署が終わる。色々大変な事もあったけど楽しかったな。


研修が終わると希望を出し、面談をして正式な配属先が決まる。どこを希望しようか悩む。どこの部署の方達も優しくて悩んでしまうが、やはり経理課かな?楽しかったし1番思い出に残っている。


ーーーーー


「実は…大半の部署が君の配属を希望している。」


ノア様に言われ驚く。え?本当ですか??疑いながら聞くと本当らしい。なので正式決定には少し時間がかかると思うと告げられ面談が終わった。


今日はルイ様が研修終了のお祝いをしてくれる予定だ。あのピクニック以降もルイ様とは定期的に交流をしている。本当に待ってくれてとてもありがたく思う。


ーーー 


「研修お疲れ様。」


「ありがとうございます!終わってみると長いようで短かったです。あっという間でさはた。」


「もう少しで任命式だね。配属先の希望とかあるの?」


今日ノア様に言われた事を伝える。なるほどね、それはなかなか難しい。配属は新人担当が各部署と話し合って、人数とかを見ながら決めるから引手数多だと時間かかるかもねと。


「そうなんですね。でも欲しいって言ってもらえて嬉しいです。」


「ミアが頑張ったからだよ。これお祝いのプレゼント。着けてもらえたら嬉しいな。」


「いいのですか?ありがとうございます。」


開けるとネックレスでグリーンサファイアが光っている。綺麗。貸してって手に取りルイ様が着けてくれる。


「よく似合ってる。いつも着けて欲しいな。」


「嬉しいです!大事にします!」


「それとこっちはお祝いとは別のプレゼント。」


小さな箱が出てきて、指輪が入っている。私の手を取り指輪を嵌めてくれる。


「アメリア·ブラッドフォード嬢、貴方が居ないと私は息もできない。ずっと側に居て欲しい。私と結婚してください。」


「待ってくれてありがとうございます。私で良ければお願いします。」


ありがとうと指輪に口づけをされ、早速婚約の手続きしようねって嬉しそうだ。今から準備をして、1年くらいたったら挙式かな?って楽しみにしているルイ様が可愛い。


「ミアの家族には承諾もらってるけど、今度挨拶に行かないとね。」


「え!承諾?いつですか?」


「お家にお邪魔した後に伝言貰ったよね?あれ承諾だよ。」


「こちらとしてはお気持ち受け取らせて頂きますってやつですか?!」


「そう。私が貰い受けますって遠回しな圧に、家としてはお受けしますって返事。」


全く知らなかった。だから両親はあんなに呆れてたのか。恥ずかしすぎる。


ーーーーー


任命式の日、正式な騎士服を纏ったルイ様に師団長室勤務を任命された。優秀な子を巡り奪い合うより空きが出た師団長室へ入れてしまえと決まったそう。いやー丸く収まったよーってノア様に笑顔で言われたが、私は納得できない。気まずいでは無いか。


そしてその後すぐ師団長の婚約が正式に発表されたのだけど、ルイ様が私に気をつかってくれ異例の相手の名前を非公表での発表に至った。


私の胸元に光るグリーンサファイアとルイ様の私への優しい眼差しで、師団内ではすぐ周知の事となるが皆温かく見守ってくれた。


ーーーーー


ついに挙式の日となり祝福に包まれた。幽体になりルイ様の部屋にいた時は人生終わったものだと思っていたのに、まさかルイ様と婚姻する未来が待っているなど1ミリも思わなかった。


「ルイ様大好きです!愛してます!」


私もだよってとびきりの笑顔で返してくれる。あの部屋で隣に座り一緒にお茶が飲める幸せを噛み締め、これからも共にありたい。





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