083 隣国へ
インベントリにある料理をお皿に盛り付け、お皿をスタンドの枠にのせる。
「たくさん乗せられて便利そうだとは思ったが、見た目にもいいな」
今日のメニューはサンドイッチ、キッシュ、唐揚げ、ミニハンバーグ、彩り野菜のグリル、生ハムとルッコラのペペロンチーノ、ピザ、フライドポテト。
大皿の方が好きな量を自分で調整できるし、補充もそれぞれにするより楽ちん。
「「「いただきます」」」
ビュッフェスタイルの食事は2人にも好評だった。
翌日は早めに出てコテージを受け取りに行く。
先にコンサバトリーガゼボを受け取る。
側面のガラスから入った光が暖かい空間を作ってくれていて、水盤のタイルが鮮やかで可愛い。
「わぁ、凄い素敵です」
奥様「本当に素敵ですよね。娘のを今作っているのですが、あの子の好きなオレンジ色系統のタイルにしているのですが、また違った色彩も素敵でしたわ。私は緑系のタイルにしようと思ってますの」
コテージは中の間取りを確認するが、新築の匂いが心地よい。
「色も触り心地も良いですね」
親父さん「木材も一番良いのを使ったからな。何か気になる所はあるか?」
「いいえ、完璧です。それで、この木材を少し別で購入するのは可能ですか。棚とか作ったりしたいので」
「ああ、構わない。多少の事は双子ができるだろうからな」
サウナ工房へ行って岩盤浴用のベッドを、受け取る。
数種類の岩盤を奥様が試して、肌艶、冷え性も良くなり、周りの奥様達に質問攻めされ、お茶会に、と忙しく過ごしているらしい。
遅めのランチを済ませたら街を出て隣国方面へ出発!
乗馬で進み、3時間程で今日の移動は終わり。
まだ街道で馬車や馬などで移動している人達を見かけるので、街道沿いの森の中に入りタイニーハウスで休む。
次の日は馬車で移動。
サスペンションのおかげで揺れも少なく、貴族用の高級資材の作りなので重さも軽めなのでスピードも程よくでる。
座席をフルフラットにして沢山クッションを置くと移動する寝室のようになったけれど、翌日タイヤにゴムを巻いてみると、更に乗り心地が良くなった。
休憩をこまめにとり、2日程進むと別の街への道と、隣国へと進む道と分かれる。
隣国へは港町から船に乗ったほうが早いので陸路で行く商人達は殆ど見かけない。
時折冒険者が狩りをしながら移動するくらいらしい。
街道程立派な道ではなくなるが問題なく移動。
パールは道から少し森の中に入り探索しながら移動している。
広い場所があったら教えて、と言ってあって、そのスペースを見つけたらしく森の中へ入りコテージを取り出す。
必要性の高い部屋から一部屋ずつ拡張して、家具を配置しながら旅をする。
トイレを拡張してネットショップで吊り下げタイプのセンサー付きペンダントライトを購入し、天井に貼り付ける。
ライト部分が丸い形でかわいい。
温水洗浄便座セットを購入して設置。
魔道具化したからか、後ろのタンクも見慣れたのより大きくなっていて、その下に更に普通なら無いもう一つのタンクがあった。
この下のタンクが汚水処理をするみたい。
タイニーハウスの拡張時に購入してコピーしていた手洗い洗面台を壁際に設置。
次はLDKで元々広くスペースを取っていたから拡張すると広すぎるくらい。
パントリーも拡張してシステムキッチン、パティスリーオーブン、冷蔵庫。
ダイニングテーブルは既に購入していたフィリップ・ユーレルのJANICE。
ダイニングテーブルというと4本の脚があるイメージだけれど、ジャニス テーブルは彫刻のような造形美の太い台脚が中央にあるデザインで、座る人の足元を邪魔しない機能性と美しさ。
天板はブルーグレーの楕円形で、角がなく、脚も中央のみなので、好きな箇所に座れて、大人数でも囲みやすい。
イスはCARDINALで丸いクッション座面に丸みのある背がかわいらしいフォルム、シートは回転式なのでチェアを押したり引いたりすることなく身体の向きを変えるだけで立ち座りの動作ができる。
脚は下に向かって少し角度の付いたクラシカルなデザイン。
パールのスペースは1階のリビングダイニングの奥の角に作った。
クッションシートを敷き、お水や骨オヤツコーナー、雑誌数冊、お気に入りのクッションとハンギングチェア。
木の良い匂いがして素敵なお家を見るのが楽しく、部屋を見ながら双子に笑いかけると沢山キスをしてくれる。
インベントリにあるもので夕食を済ませて2階の寝室へ。
シモンズベッド、ネイビーソファとローテーブルを設置。
壁に何か飾ろうと探してみると、双子が気に入ったのは月と妖精をモチーフにしたアートパネル。
寝室だけではなくリビングにも飾ろう。
次はバスルームなのだけれど、大手メーカーの大型サイズを見ても浴室用で探すと固定サイズが決まっている。
それだと3人では少し狭いと思うので、野外でも使える大型ジャグジーバスを購入。
設置したら入りたくなってしまい、すぐにお風呂タイム。
「はぁぁぁ~~~♪」と至福の声が出てしまって双子に笑われた。
「広々としたお風呂は気持ち良いんだもの」
アイク「確かに、気持ちいい」
アビー「水流でマッサージするのは凄いな」
翌朝、双子は朝早く起きてパールと軽く食べて鍛錬、パールは森を散策。
私はブランチの時間に起きてしまった。




