表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の歩き方  作者: ❀雪月風花❀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/62

007 お弁当作り

レンジには電気コードがなく、後ろに薄い箱が付いていて魔石が入っていた。


お弁当を1個温めてから、それを10個コピーして自分に1個、パールには5個、大きなトレーに中身を出して残りはインベントリへ。


キッチンと階段下のスペースにアウトドアブランケットを敷いてトレーをのせると、ふっくらした卵焼きや大きな唐揚げ、きのこおこわが美味しそうでパールは目をキラキラさせている。


「ふふふ♪たくさん食べてね。パール」


緑茶は駄目だったみたいで鼻にシワを寄せてしまったパールにネットで牛乳を買って出すと、美味しかったみたいでパック2本も飲み、お弁当を7個食べた。


食べ終わった弁当箱はとりあえず、ゴミは袋にまとめてインベントリに入れておこう。


「ガスは使えるのかな?」


コンロを試すと問題なく使え、シャワーも少し出してみると温水になったしトイレも流れた。


コードや配管は無く、どれにも元の世界のものではなさそうな金属製の箱が本体の何処かに装着されていて、上げ底で上のスペースに魔石が入っていて、下は密封されていて開けて見ることができない。


電気(魔力)やガスの供給だけではなく、汚水などの消去も魔法でされるらしく、後処理は必要なさそうなハイテク仕様。


キッチンに設置されているゴミ箱に、インベントリに入れてあったお弁当のゴミを捨てて蓋を閉めて再度蓋を開けて見てみると、ゴミが無くなっていた。


「凄い。それでこの魔石に魔力を込めれば充電、充魔?されるのかな」


魔力を込めてみると少し魔力が吸い込まれる感覚がわかり、数秒後感覚が止まったので満タンになったようだ。


2日後、5日後、8日後と期間を長くしてチャージしてみて、消費間隔の様子を把握していこう。


田舎の庭にテントをセットして寝てみたい、と言った事もあったけれど、両親は勿論、祖母にも駄目だと言われたし、本で見る屋根裏部屋に憧れもあったので、今日はソファベッドではなくロフトで寝ることにしてシャワーを済ませる。


私だけならシングルサイズだけれど、パールもいるからロフトにセミダブルサイズの薄手のマットレスを2枚敷き、パールはマットレスだけで良いと言うので私用にシングルサイズの布団をマットレスの上に敷く。


お弁当や飲み物、薬草や採ったフルーツやキノコなどをコピーして、在庫の数に余裕があるようにしておく。


女神様からの1000万、元の世界での貯金と両親が残してくれた遺産などの1500万もインベントリへ入れてくれていたけれど、ハウス購入で大きな出費をしてしまったし、今後仕事がどうなるかわからないからコピーできるものはコピーして出費を抑えよう。


ルームライトを消し、カーテンを1箇所開けて窓から見える夜空を見る。


「えっ?月が2つ?」


夜空に月が2つ浮かんでいたのでビックリしたけれど、月の女神様が2人だからだよね、きっと。


無数の星は綺麗だけれど私の知る星空ではなく、この世界にも星座とかあるのかな?

そんな事を思いつつすぐに寝てしまった私は、朝起きたらパールに抱きついていた。


パールは壁沿いに丸まって寝たのだけれど、私が寝ながら近寄って抱きついたみたい。


フワフワでモフモフは心地よい。


着替えて軽く化粧する。

そうだ、食品だけではなく化粧品、服や持ち物も一通りコピーしておこう。


新しいキッチンで朝ごはんを作る。


お気に入りの食器、カトラリー類もインベントリに入っていたけれど、流石に調味料と食材は無かったのでネットショップを探してみると、調味料は勿論、生肉も生魚も種類多くあり、◯◯農家の新鮮野菜セットというのもあった。


メニューはホットケーキ。ベーコン、目玉焼き、ベビーリーフとキャロットラペをワンプレートで。


ホットケーキ、目玉焼き、ベーコン、パール用の厚めのハムステーキを多めにコピーして沢山トレーに盛り付ける。


『初めての味ばかりだが、すごく美味しい』

ガツガツと美味しそうに食べてくれるパール。


今日は料理の日にした。


朝と夜の時間がある時はハウスで作って食べたいけれど、今後移動する中でのお弁当を作る。


サンドイッチ、ハンバーガー、ホットドッグ、おにぎり、稲荷、唐揚げ、卵焼き、キッシュ、野菜ベーコン巻き、ウインナー、ミニバーグ、ミートボール、チーズドッグ、ハッシュドポテト、他にも沢山の種類を作ってコピーで増やして、組み合わせを変えて何種類かのお弁当を作り、それをまたコピーで増やす。


パールのは一番大きい三段ピクニックボックスでも小さいと思ったので、可愛くないけれどタッパー、しかも給食や業務用の特大タッパーを使う。


お昼ご飯は作りながら味見として食べ、夜ご飯はパールが好きな肉系がいいかな。


思ったよりも時間が遅いので簡単なステーキにしよう。

2種類のステーキでビーフにはニンニク醤油ソース、ポークにはトマトソース。


ガーリックパンにポテトサラダ、パールは牛乳、私は豆乳にした。


「うん!美味しい!」


「美月の作る飯は美味いものばかりだな」


パールは私の分量を5倍コピーしたステーキをガツガツと食べている。

生肉をそのまま食べていただろうから、色んな味がするよね。 

沢山のソースを試していってお気に入りを見つけてあげよう。


「これからもいろいろなご飯を作るからね♪」


美味しく食べてくれる人(神獣だけど)がいると嬉しい。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ