表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/30

第25話 本当はもっと大きい方が好きではあります、はい……。



「もう少し……そうじゃ、もう少し……そうそう、うむ、今じゃ! ちょうどそこなのじゃ!」

「こ、こんな感じでいいっスか? ミカゲ先輩?」

「よいのじゃ。実によいのじゃ。これでわらわよりもほんの少し成長したというところなのじゃ。絶妙な具合なのじゃ! これこそがごしゅ……エニシさまの好みそのものなのじゃ!」


 悲報。

 ボクが魔力を与えたら、ミカゲの指示で……ドリカが絶妙に微妙な年頃に見える女の子に成長した件。


 いや、なんでボンキュッボンじゃなくて、そこなんだ!?

 そうじゃないだろっっ!?


 ミカゲよりもおっぱいの膨らみがちょい足しになってるけど、それでもまだまだちっぱいレベルでしかないし!?

 身長もミカゲより5センチ増しくらいって……中2か、せいぜい中3くらいにしか見えん!?


 だいたい小4から中2って4年分くらいじゃないか!?

 頼むからもっと成長させてくれっ!?


 せめてJK……いや、JDくらいには!?


 そりゃドリカは100歳くらいだって言ってたけどな!

 そういうことじゃないんだよ! 実年齢はなんていうか関係なくて!


 あくまでも見た目だけ! 見た目の問題として!?


「くくく……ごしゅ……エニシさまは、わらわのことが大好きなのじゃ。つまりは、このくらいがエニシさまの好みの体ということなのじゃ……」

「なるほど納得っス! ミカゲ先輩がマスターにとっての基本ってことっスね!」


 すんげぇ幸せそうにミカゲがそんなことを言ってるのはボクも嬉しい。

 嬉しいんだ。その気持ちには感謝しかない。


 このふたりの先輩後輩関係もすごくいい感じだとは思う……どう見ても、見た目が反対だけどな!?


「それでいてわらわとの差別化もほんの少しはできとるのじゃ。ほら、このあたりじゃのう。ほんの少し、ここの膨らみを増したのじゃ。わらわたちサキュバスピクシーには届かぬ範囲の大きさなのじゃ。これは絶妙なちっぱいなのじゃ!」

「さすがはミカゲ先輩っス! マスターのちっぱい好きを全肯定っスね!」


 いや!?

 違う、そうじゃない!? ボクはいつからちっぱい好きに!?


 でも言えない!?


 ミカゲが好きだし愛してるって思う気持ちに嘘はないけど!?

 この異世界でボクが一番苦しい時にずっと一緒に過ごしてくれたミカゲを本気で好きだけども!?


 だからってロリ体型が好きな訳じゃないんだ!?

 ミカゲが好きってことと、その体型が好きってことは微妙な違いがあって!?


 でも言えない!?


 あんなに嬉しそうに「わらわのことが大好きなのじゃ」って言ってるミカゲが可愛すぎてボクには絶対に言えない!?


 ドリカをボンキュッボンにしてくれなんて……そんなの言えないだろぅぅぅっ!?


 ボクは心の中で血涙を流していた。

 これは……男として耐えなければならない、試練なのかもしれない。


 ……いいんだ。今度、どこかで魔族っぽい娘をテイムする時は、大人な美人さんを狙ってテイムするんだ。絶対に。


 この指がむぎゅっと埋もれるくらいのボンキュッボンな感じの魔族をいつか必ずテイムしてやるんだ……。


 ボクはそんな野望をこっそりと誓う。

 ミカゲには知られないように。


「マスター! ミカゲ先輩のバッチリな調整でいい感じに成長したっス! これでどうっスか!」

「いや、裸でいる時はもっと恥じらいをもってくれ……」

「でも、マスター、ここって風呂っスけども……? マスターに言われてドリカが作った部屋っス。風呂は裸で入るところっスよ?」


 ボクたちは今、ドリカのダンジョンの8層にある小部屋の中にいる。


 この小部屋は水が流れる罠をお湯に変更して、床にはちょうど半分で2段階の段差をつけただけの小部屋だ。

 でも、その段差の低い方にはずっとお湯が流れてる関係で、実質的にはお風呂になってるという。

 排水もばっちりとか、さすがはドリカと言いたい。


 要するにダンジョン内大浴場だったりする。

 お風呂としてカスタマイズした小部屋という訳だ。


 もっとシャワーとかもどうにかしたかったけど、なんか滝行みたいになる感じなのであきらめた。


 あの、雨が降ってくるような感じにはならなくて……。


 どばーってくるんだ、水が。滝だからな。

 シャワーじゃないだろ、あれは。


 石鹸なんかはフクロフクロウ宅急便でカイラッドさんから購入した。


 とりあえず約40度くらいの適温で、だら~んと全身を伸ばして入れる大きな風呂があれば今は十分だと思ってる。


 いずれ魔力が満ちてダンジョンを拡大していけば、この風呂の小部屋もどんどん深い階層になっていく予定。


 このダンジョンでミニローリングタートルを倒してドロップさせた甲羅を風呂桶代わりに使ってる。

 ある意味ではそういう部分がダンジョン風呂らしい感じではあるな。


 床から浴槽までがバリアフリー状態だけど、お湯があるところの段差はかなりの段差だから、気をつけることが大事。

 風呂は滑りやすいからな。要注意。


「風呂で裸は普通なのじゃ」

「ミカゲ先輩の言う通りっス」

「はいはい、ボクが悪かったよ。ふたりとも、しっかり体を洗ってから入るように」

「もちろんなのじゃ」

「ミカゲ先輩と背中の流しっこをやるっス!」


 ……それはもはや子どもの入浴姿にしか見えん。


 ボクは高校生だけどまるで保護者のような気持ちになってくる。

 でもまあ、ふたりが楽しそうだからいいか。


 本当にお風呂のあとで……ドリカとそういうことをする雰囲気になるのかは疑問だけど、ミカゲには必ずドリカを抱くように言われてるし……。


 うん。

 目指せ、モンスター娘ハーレムで頑張ろう……ドリカがその第一歩だと思って。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ