13日目
今日はルーブルって港町に来ました。
四天王カニオ(仮名)の情報でまずは炎の剣を手に入れるためにラプラス火山に向かうことになったんですが、船で大陸を渡らないと行けないらしいんです。この世界に来て初めての船旅です。日本でもあまり経験がないのでちょっとドキドキです。
でも残念なことに船は出せないって言われました。
なんでも最近海に幽霊船が出るらしく、たくさんの船が襲われるんだそうです。
対処しようにも幽霊船なので神出鬼没でいつどこに現れるかわからないから対処のしようがないみたい。
なので今現在、国一番の霊媒師(?)を探してる最中なんだとか。
幽霊船って霊媒師の管轄になるのかなぁ。
とにかく幽霊船をどうにかしないと安全に航海できず、船を出すならまず霊媒師を連れて来いと言われました。
僕、日本でも霊媒師の知り合いなんていなかったんですけど……。どんな人なの? 霊媒師って。
でもそこはさすがアシュリーさん。
ルーブルの町長に会いに行って、出港を認めてもらいました。
どうやって認めてもらったかと言うと、幽霊船が出たら僕らでなんとかするって啖呵を切ったらしいです。いや、これもう絶対遭遇するパターンだよね。フラグがビンビンに立ってるよね。
やだなぁ、僕、怖いの苦手なんだけどなぁ。
とはいえ、船を出すにしても町長から許可が下りた時には日が沈んでいたので出港は明日以降となり、今日はルーブルの宿屋に泊まることになりました。
カロッゾの町の高級宿屋とまではいきませんが、ここの宿屋もなかなかなものでした。
さすが港町だけあって、魚料理が美味しいのなんの。
日本のお刺身みたいなものが振る舞われるわ、天ぷらみたいなものが振る舞われるわ、お寿司みたいなものまで出されました。そのひとつひとつがもう絶品で。
なんか魔王討伐なんてどうでもよくなってきました(オイ!)
あ、そうそう!
せっかくなので今日は宿屋を出てその脇にある酒場に行きました。
異世界の港町だからもしかしたらと思って行ってみたら、あったんですよ!
そう、樽の形をしたジョッキが!
異世界ものでは鉄板のアレ!
形もそのままでした。
もう大興奮!
しかもしかも、バイキング風の男たちがそれを掲げながらドンチャン騒ぎしてるもんだから嬉しくなっちゃって。
まるで漫画の世界に入りこんだ気分でした。
僕もあんなジョッキでお酒が飲みたいなぁ。
なんて思ってジュースを注文したら(僕は下戸なのでお酒が飲めないんです)樽のジョッキじゃなくて子ども用のコップで出されました。
ちょっと……というか、だいぶヘコみました。
これでもアラサーなんだけどなぁ……。
追伸:ジュースは甘くてフルーティーでオレンジジュースみたいな味でした。コレはコレで好きかも。




