12
完全に忘れてたぜ、こっちは自分でも興味無いから頭から消えてました
12話
今日は何かを試すために、と料理を習う為に朝起きて直ぐにログインする。
試したい事とは、現実でいつも行っていた自分で考えた、行事である。
「ふう」
五月蝿い、静か関係無いが、何となく静かな森の中に入っている。
まず、足を固定する、どんな形でも可。足を絡ませて座っているが、足を固定させているならば、何をしていても良い。体も全部固定させて、休める。この行事は、体を絶対に認知するのも、動かすのもしてはいけない。そうした場合、必ず失敗する。
次に、自分の体を想像して、分身を想像する。自分の体を動かしながら、分身も同じ動きを行わせている事を考える。しかし、本体を全力で、動かそうとしながら、絶対に動かしてはならない。自分の体じゃない身体を動かす。自分の身体を動かさずに、分身の動きを、身体で、肌で感じる。感じるまでで、動かしてはならない。
自分の体の血液や、電子信号の様な存在を全て、分身に送る姿を想像しろ。簡単に言えば、ゲーム世界にフルダイブする様を自分で想像する。
フルダイブしている時に、自分本体の肉体は動かせない。それを、想像で行う。
一度これを和やクラの前で行った時、和が足を殴ったそうだが、俺本人は全然そんな事に気づいていない。
自分の感覚が消え始める。しかし、絶対に動かしてはならないし、それを意識してはならない。自分の意識を全て、分身に注ぐ。これを数分間続ける。
しかし、俺はここで、苦しみを味わう。
「うっ、くはっ」
(PK!?)
急な苦しみに感覚が戻る。PKかと思ったが周りには誰もいない。しかし、行事の目的作用の所為で身体を動かせない。俺は不測の事態に右上の簡易ステータスを目視する。その下に、麻痺の状態異常を示す、黄色い背景の黒い雷のマークがあった。そして、見たことのない緑のマーク。
(麻痺!?)
俺はステータスを開ける。
ーーーーーーーステータスーーーーーーーー
ユウシ
猫人lv4
短剣士lv10
HP: 413/418
MP: 0/319
【麻痺/2】【魔力枯渇/5】
VIT: 71
STR: 74
INT: 79
DEX: 81
AGI: 155
MID: 63
スキル-15
【短剣】
【拳】
【魔力操作】
【身体強化】
【受け流し】
【解体】
【生産】
【掃除】
【料理】
【鍛冶】
称号:
知られざる英雄-
ステータスを全値120%上昇する。
挑みし者-
ステータス上昇値と、スキル熟練値の獲得量が25%上昇する。
英雄譚-
英雄を知る、パーテイーメンバーの英雄譚保持者のステータスを50%底上げする。
極意を探す者-
MPの値を50増やす。
摂理に逆らう者ー
《称号効果無し》
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ーー称号ーーーーーーーーーーーーーーーー
極意を探す者-
極める意思を探そうとする者
獲得条件:HP及びMPの利用方法を見つける魔力の場合魔力の値、体力の場合体力の値を増やす。
効果:魔力の値を50増やす。
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ーー称号ーーーーーーーーーーーーーーーー
摂理に逆らう者-
信じられない事をする
獲得条件:世界の全ての理論をひっくり返してしまう情報を入手する
効果:無し
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こんなにポンポン称号を入手して良いのか?と思いながら、称号を自分なりに解読する。それに、【魔力操作】のレベルが上がってる様だ、後で確認しよう。
魔力の利用方法を見つけたからMPの値が増えた。ならば、俺が行う行事が魔力を使うのか。ならHPの利用方法は、どう見つける。これを見つければ、HPの値も50増えるのか。いや、HPとMPの初期値は1対2の比例の筈。ならば、100のHPが増える。
そして、この称号の所為でRMAOプレイヤーは悩まされて居るのだ。HPを消費するスキルがあるのにも関わらず未だにHPの利用方法がみつかっていないとされて居る。
(あれ?体岩閃は?)
体岩閃は、HPを利用する為、利用方法を見つけた筈では無いか?考えても分からないので、流す事にした。
補足:体岩閃はHPを対価としている。HPの利用では無い。
そして、閃いた。
「MPを利用出来るなら、【魔力操作】で相手のMPを取れるじゃん!!」
最強の道を見つけたかの様にテンションが高くなる。それより五分程して状態異常が治った事だし。
「シルバさん所に行こう」
もう1つの称号は、多くの称号の様に別名称号スキル、効果が無い物もある。
料理の約束を果たしにハツカヤへと向かう。ワクワクウキウキしながら。
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「お邪魔しまーす」
挨拶をしながら、店内に入る。そして挨拶が戻ってくる。
「いらっしゃい」
「ユウシかい、いらっしゃいな」
「はい」
シルバに料理を教えて貰う為にお店に入る。
「今日は、宜しくお願いします」
「営業中だ、まってな」
「分かりました」
少しするとシルバさんが今日は閉店すると言い出し、ウェイターの人が店の閉店の準備に入る。
「さてユウシ、厨房に来な」
「了解、けど店閉めて良いんですか?」
「どうせ殆ど誰も来ないだろうよ」
シルバははにかみながら言う。シルバさんに着いて行き厨房にに入る。
「まず、最初にを零足サンドを作ろう」
「うす」
返事を返すとシルバさんはレタスサンドを作ろうと一言。すると、機械音が発する。
〔『初級料理クエストを受注しました』}
そして、画面が現れた。
ーーーーーーーークエストーーーーーーーー
種:料理
LV:初級
零足サンドをを作ろう。
報酬渡人: シルバ・グレイス
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クエスト情報が書き込まれてる。さて、ん?
(零足サンド?)
「駄洒落かよ!!」
「どうしたユウシ」
「いや何でも無い」
突っ込みながらも、返事を返す。いや、駄洒落ですらねえよ、意味分かんねえよ、これのどこが駄洒落だと言える!!!ふざけるな!
「んじゃ、まず零足サンドの作り方を教える。」
「…はい」
そこから、だだのサンドウイッチが出来上がった。トマトを一枚、チーズ一枚、ハム一枚にレタス沢山挟んだパン。名前事態は違うが表すならそれしか無い。
トマトがトメイト、チーズがチリズ、ハムがバム、パンがホイート。他の食材も現実と似て非なる物が沢山ある。
「これだけだ」
「これだけ…ですか」
「これが、一番簡単な料理だよ」
「やっぱり」
「だがね、アレンジを加えたりすると化けるぞ」
ほう、化けるのか。少し興味が湧くな…
「まあ、作ってみな」
「はい」
物の数分で出来上がった。それに出来た証にクエストも完了してる。熟練値美味しいなおい。今ので3レベルまで上がったぞ。
「さて、出来た事だしあんたにゃあ内のレシピ本を渡すよ」
「え!レシピ本を?」
「そうさね」
「店のレシピを知り合って間も無い俺に渡して良いのか?」
「あんたは別に何か悪さするつもりはないだろう?」
シルバさんは適当に流すように俺にレシピ本を押し付けてくる。
「確かにさ、そうだけどさ、そうなんだけど、やっぱ順序が必要じゃ無いですか?」
「あんたは内のもんが食いたくて内に料理を教えて貰ってるんだろう?」
「そうですけど…」
「それに、あたしゃお前さんをある程度信頼してる、だからさね」
うっわマジか。信じられない様な嬉しい感じが混ざって良く分からん。
「取り敢えず貰っときます」
「さあ、帰った帰った」
「はい、ありがとうございました」
お礼を言い残し、店から去る。さて、時間はまだ余ってるし、何をしようか。
シルバさんき信頼されてるのは良い事だ。
(今度は【鍛冶】をしよう)




