表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

71/262

エリちゃんのはじめて

さて、そんなことを言って歩いている間に魔石を持ったお客様がいらっしゃいましたよ。


前方にゴブリン8匹発見。


「とりあえず、柑奈と源太はファイアーボールの練習するか?」

「そうだね、せっかくだからやってみる」

「そうだな!」


「俺はロープ改良するから」


「私は、どうすれば?」

「エリちゃんは、攻撃の魔術はできるの?」

「やったこと無いですけど」

「所詮ゴブリンだし、やってみよっか」

「やったこと無いんですよ!」


僕は透明化して、自分の魔力に色を付けた。


「これなら、見るだけで魔力の流し方がわかるでしょ?簡単な魔術なら真似できるから」

「教え方が斬新過ぎますよ……。確かにこれならわかりやすいけど」

「ほら、もう来てるからね」


僕はファイアーボールを撃った。

柑奈と源太も既に一匹ずつ倒しているようだ。


「こっちの方が遥かに撃ちやすいね。思ったところに飛んでくよ!」

「これが本当のファイアーボールなんだな!」


「さ、エリちゃんもやってみよっか」


エリちゃんは黙って頷き、右手を掲げた。

エリちゃんの右手から拳大の火の玉が真っ直ぐ撃ち出され、ゴブリンの頭を吹き飛ばした。


「ね、楽勝でしょ?」

「はい!」


さて、僕はカウボーイの改良版を作らないとな。

追尾機能付き、視認できるロープだ。


今までのロープが黒く染まるイメージ。

ロープの先が敵を追いかけ、敵の周りで5周して縛り付けるようなイメージだ。


ロープを撃ち出してから、わざと一旦魔力に対する意識を切る。

無意識にロープをコントロールする事を防ぐためだ。


黒いロープがゴブリンに巻きついて、がっちり締め上げた。

もう一本撃ち出す。

ゴブリンは横に避けるが、ロープが勝手についていく。

やはりゴブリンの周りをグルグル回って、ガチガチに締め上げた。


「あ、これなら私達にもできるかもね」

「その為に改良したんだよ。エリちゃん、捕まえてるゴブリンにファイアーボール撃っちゃって!」


テンポ良く連発のファイアーボールがゴブリンの頭を直撃した。


残りのゴブリンは、柑奈と源太がいつの間にか倒していた。


「魔力を流し方を見せる、って画期的な魔術教育だと思います。こんなに簡単に魔術を新しく覚えるなんて……」

「とりあえずそういうお話は魔石を回収してからね」


冒険者はここからが本番ですよ。

素材の回収が冒険者の一番大事なお仕事ね。


エリちゃんはテキパキと魔石を回収していた。

グロ耐性は僕らと違って元々あるらしいね。

最初に比べたら僕らも随分手早く魔石を回収出来るようになったな。


「ねえ、私もアレ覚えたい!」

「俺も!」

「私も出来ますか?」


じゃ、やってみますか。

この際、名前を変えよう。

「捕縛」だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ