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とうとう予約投稿のストック切れました。

頑張りますが、更新途切れるかもしれません

僕は魔力の蛇口を付けた作業について説明した。

現状90の魔力を循環させるだけの体力がないこと。

そのため、応急処置としてこれを付けたこと。

これを付けている限り魔力の自然回復が無いので、気をつけること。


「もう、いちいち驚いてたらキリが無いから、聞かなかったことにするか」


「いやいや、他ならぬ殿下のことですからちゃんと理解してくれないと困ります」


「私は、まず体力をつけないといけないのですね?」


「そうしないと、本当に大変ですよ……。急にMPが数倍に膨れ上がることもあるんですから……」


「「お前だけだ!」」


失礼な。

僕は数百倍だぞ。


「体力かぁ……。でも、やっと魔術の入り口に立てたんだから、頑張りますね!」


魔力が多過ぎる場合、魔力循環だけでHPは少しずつ上がる。だが、MPも上がる為必要なHPもまた上がってしまうのだ。


僕も本気で体力つけないと、MPの増え方が半端じゃないからな。


こうして僕のモニカ殿下魔力循環計画は無事終了した。



結局、柑奈と源太に対するアントニオ殿下の事情聴取は、浮遊機雷の魔術の威力についてがほとんどだったらしい。


当初、伝え聞く情報の断片からアントニオ殿下は浮遊機雷をファイアーボールの亜種と想定していたようだ。


それが種火の集合体と聞いて唖然。

すぐに多重魔術と火属性のレベルがカンストしただろうと気づき呆然。

そしてMPの最大量が既に自分と同等であろうと気づき絶句した。


「説明してて気の毒だったよ」

「魔術をやってた人からしたらショックだろうね、あんなの」


柑奈も源太も殿下に同情的だ。


「いや、こうなってみると苦労はあるよ。魔力がデカすぎて循環がしんどいもの」


だから、もう最近は疲れたらMPをこっそり垂れ流してる。

魔力の扱いに慣れてきたらモニカ殿下にも、このやり方教えてあげないとな。


「で、そっちの方はどうだったの?学長というか皇帝にも会ったんでしょ?」


「結論だけ言うと、一年後に新設する魔術科の学部長に内定した」


「お前さ、それを結論だけ言って『あ、そうなんだ』ってなるか?」

「魔術『学部』じゃないのに『学部』長?」


柑奈さん、僕も気にしてはいたんですよ、そこ。


「色々話してたら、どうやら魔術は学問として全く成立していないようで、僕が一から作り上げないといけないらしい」


「それ、一年で準備できないでしょ?」

「無理だろ」


僕だってそう思うけどね。


「モニカ殿下の方は?」


「無事、魔力循環できました」


「良かったね」


モニカ殿下の涙を思い出すと、本当に御節介して良かったなって思うよ。


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