狩りか、それとも流れ作業か。
もう魔術関連でやらなきゃいけないことも無くなったので、ガンガン狩りを続けていった。
僕は、魔術をふんだんに使って。
二人は剣で。
ゴブリン?
一撃だね。
ワイルドウルフ?
一撃だね。
安全第一だけど、さすがにこのクラスの魔物をこれ以上狩っても経済的以外の意味は無いね。
「ねえ、大海。いくら何でももう少し強い魔物を相手にしないと、得るものも無いよ」
「さすがに僕もこれ以上は無意味だと思ってるよ」
解体もかなり手慣れてきた。
ゴブリンは40匹以上、ワイルドウルフは14匹倒しているのだ。
いつの間にか三人ともレベルが5になっていた。
ステータスも軒並み伸びている。
レベルが上がってステータスの伸びた分、自分のスピードも変わってくる。
そのスピードの変化に慣れた頃、またレベルが上がるのだ。
その面倒臭さが少し楽しくもあったので、まだまだ狩りを続けたかったが、荷物があまりに増え過ぎてしまった。
魔石だけで50個越えている。
ワイルドウルフの毛皮もある。
魔術による収納というのもあるらしい。
多分、時空魔術の範疇に入るだろう。
となると、恐らく教えてもらうこともできないだろう。
アントニオ殿下は見せてもくれないはず。
自分で研究すればできないことはないかもしれないが、他にも色々考えたいことはある。
現状では優先順位としては下位に置かざるを得ない。
今後の狩りの方針も、多少収納の限界を考慮しなくてはいけないかもしれないな。
僕らの狩りのペースは通常の冒険者に比べてかなり速いのだろう。
普通に狩っていけば、収納の限界に達するのは2時間だろう。
だとしたら、食事関連の物って携帯不要だな。
移動時間を考えても半日で終わるんだ。
「もうさ、鍋とか要らなくないか?」
源太も同じ考えだったようだ。
正直、まだまだ暴れ足りないんだろうな。
どこか消化不良のまま、収納が理由で引き上げなきゃいけない。
「結局食事が必要なほど、外に居られないんだよね」
いざとなったら、食糧は調達。
魔物取って肉焼けば何とかなる。
よし、次回はかなり軽装化されるぞ。
毎回ちょびっとだけ更新ですみません。
でも、小さなことでもコツコツやるって感じで。
内野安打を積み重ねて首位打者目指します!




