表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

54/262

毛皮で一山もありかもしれない

いつも更新時刻に合わせてアクセスがパンと増えてます。有り難いです。


ワイルドウルフは街の外ですぐ見つかった。

確かにスピードはある。


だが、直線的に突進してくるだけなので対処は簡単だ。


右足を引いて、突っ込んでくるワイルドウルフをかわす。

そのまま剣の柄頭でワイルドウルフの後頭部を払うように殴打する。


毛皮に傷をつけないことを優先するなら、これが一番楽な倒し方だろう。


柑奈も源太もあっさりとこのやり方でワイルドウルフを倒して見せた。


「楽勝だね〜」


一対一なら全く問題ない魔物だ。

かつ、ワイルドウルフはあまり群れないという。

せいぜい番いで行動する時期があるくらいのものらしい。


さて、このまま丸ごとの死体を運ぶのは少々骨が折れる。

やはり、皮を剥ぐべきだろう。


こういうのも慣れなのかもしれないが、なかなか難しいし、時間もかかるものだ。

ただ、丁寧にやったので買い取り価格が低くなることは無いだろう。


やはり、冒険者という商売はイメージとは違って丁寧な仕事をしていかないと稼げないようだ。


冒険者は確かに治安維持の為という側面も大きい。だが、もっと大きいのは生産者としての意味合いかもしれない。


ワイルドウルフの駆除は一匹銅貨8枚だ。

これはゴブリンよりも安い。

だが、ワイルドウルフの毛皮は最高の状態なら銀貨7枚となる。

つまりは、魔物は倒してからが本番だということだ。


簡単に倒せる魔物だとわかったところで、試してみたいことがあった。


ワイルドウルフの毛皮がなぜありがたがられるのか。

それは毛皮自体が魔力に対する抵抗力を僅かながら持っているからである。


ワイルドウルフは魔術が効きにくい魔物として知られている。

勿論、元々が大した魔物じゃないので強力な魔術で倒すことも可能だが、魔術で倒そうとするのはコストパフォーマンス的によろしくはないとされている。


これがワイルドウルフ自体に魔力に対する抵抗力があるのか、それとも魔力に対する抵抗力がある毛皮に守られているからに過ぎないのか。


それを確かめたくなったのだ。


どうやって確かめるか。

今、自分は自分の魔力が見えていて、それを操ることが出来る。

大気中の魔素も見えていて、それを操ることができる。

そして、自分以外の人間や魔物の魔力も見えている。


だったら操れる気がしないか?

ワイルドウルフの体内で勝手にワイルドウルフの魔力でファイヤーボールを作って爆発させる。

できそうじゃないか。

そして、そのダメージ量でワイルドウルフ本体が魔力に対する抵抗力を持つかどうかわかるじゃないか。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ