表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

40/262

反省は大事だよ。

装備というか、携行品も反省すべきことがあるな。

「とりあえず包丁は必須だね」

「リュックみたいに背負う鞄がいいね」

「今後、食事を野外ですることも考えると、小さな鍋くらいは必要かな」


これは、自重すべきなのだろうけど。

「もうさ、一旦日本のアウトドア用品店で揃えるか?」

「リュックはマズイだろ。せいぜい小さな鍋とサバイバルナイフくらいじゃないかな」


うん、わかってはいるんだけどさ。

正直なところ、この世界の靴が辛いのよ。

登山靴とかのほうがいいかなと思ったけど、さすがに見えるものだから、目立つよね。


あ、見えなきゃいいんだ。


「靴の中敷だけは絶対に買ってくるべきだろ!」


「それ!」

「さすがにこの靴は辛いもんな」


持ち物の反省はそれくらいかな。


あと戦闘の反省というか、検証をしておきたい。


レベルアップはさすがに無かったよ。

経験値はトドメをさした人にポイント入ってる感じね。


ゴブリンのくれる経験値は一匹で5ポイントらしい。

僕に35、柑奈に32、源太が22増えている。

二人でトドメをさした分は分け合って、端数は切り捨てってことだろうか。


仮に、ゴブリン狩りだけを続けてもレベルアップはそんな遠くはなさそうだ。


スキルは戦闘が簡単すぎると上がりようがない。むしろ姉ちゃんとかに特訓してもらったほうがガンガン上がるね。

今後も模擬戦は定期的に行わないと、僕らは強くなれないんだな。


「カウボーイ」の魔術は、思ってた以上に実戦向きだった。

もともと対人戦用に相手の脚を絡め取ったり、動きを封じるものとして考えたんだ。


それが、相手を捕まえて一気に距離を縮めることもできた(引き摺っただけで死んでしまったのは計算外だったが)

捕まえた相手を切断することもできた。


これを柑奈と源太に伝授したい気持ちはあるのだが、根本的な問題が一つある。

彼らは魔力が見えないのだ。

魔力が見える僕からすれば、ロープを操るのは容易い。

というより、操っている感覚すらないのだ。

自分のイメージした場所にロープが勝手に行ってくれる。

だが、見えないものをイメージするのは難しいのではないか。


それならば、ロープを可視化すれば問題は無いはずだ。

だが、それではこの魔術の魅力は半減どころかほぼ無くなってしまう。

見えない物に動きを封じられてこそ、焦りも出てくるだろう。


ゴブリンのような弱い敵ならともかく、この魔術でトドメを刺せるとは思っていない。

この魔術は、あくまでも仕掛けの一つであり、牽制の一つだ。


だから、勿論この魔術を秘匿する意思などさらさら無い。

この程度の魔術、誰が使ってくれても構わない。

できることなら、魔法陣にして売りたいくらいだ。


ただ、今実験中の魔術に関してはそうじゃない。

これは、おそらく僕以外が使うことは不可能だ。

そして「カウボーイ」の比じゃないくらい反則だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ