僕らも強くなりました
昨日は調子に乗って、夜も更新してしまいました。
まだお読みになられて居ない方は、前のページからどうぞ。
エイプリルフールの嘘じゃないですから(笑)
そんな感じで姉ちゃんやばあちゃんに毎日ボロ雑巾のようにされて、僕たち三人は少しずつ強くなった。
Lv1のままで。
これが重要なんだ。
レベルアップ時のステータスアップは等比数列的に上がっていくから、ベースの値は高ければ高いほど良いのは自明の理だ。
並波大海 Lv1 (0/100)
無職(高校生)
HP 44
MP 74
STR 52
INT 34
DEX 34
AGI 60
LUK 90
剣術Lv2(276/200)
体術Lv3(117/400)
物理耐性Lv4(341/800)
精神耐性Lv7(204/6400)
鑑定Lv6(458/3200)
分析Lv3(98/400)
火属性魔術Lv2(57/200)
多重魔術Lv1(0/100)
錬金術Lv4(12/800)
杉沢柑奈 Lv1 (0/100)
無職 (高校生)
HP 40
MP 16
STR 44
INT 17
DEX 35
AGI 81
LUK60
体術Lv3(391/400)
剣術Lv3(381/400)
物理耐性Lv4(684/800)
精神耐性Lv2(141/200)
火属性魔術Lv1(41/100)
鑑定Lv3(204/400)
錬金術Lv1(88/100)
土御門源太 Lv1 (0/100)
無職(高校生)
HP 61
MP 10
STR 58
INT 17
DEX 54
AGI 39
LUK 40
体術Lv5(2/1600)
剣術Lv3(345/400)
物理耐性Lv5(1146/1600)
精神耐性Lv2(197/200)
火属性魔術Lv1(41/100)
鑑定Lv3(314/400)
錬金術Lv1(97/100)
料理Lv4(3/800)
「そろそろ実戦、って感じかな?」
柑奈さんも意外と物騒なんですよね。
でも、実際のところ僕たちは冒険者をやる為にここに居るのだから、そろそろ狩りに出たいのも事実だね。
「ま、あとは実戦で色々覚えれば良いんだけど、最後に一つだけどうしても覚えなきゃいけないことがあるのよ」
腕力で全てが解決すると思っていそうな姉ちゃんが言うんだ。
そんな姉ちゃんが覚えなきゃいけないって言うんだから、絶対なんだろうな。
「冒険者って仕事は上に行けば気楽な仕事だけどね、下の方は悲惨なものよ」
だろうな。
日本の労働形態で言うと「日雇い派遣」に近いもんな。
「で、その冒険者として生きていくのが難しい連中は、だいたい2パターンの末路を辿るわけ」
「死ぬか、盗賊か、だろ?」
「うん。でさ、そういう盗賊からしたら一番狙いやすい獲物ってなんだと思う?」
魔物を狩り続けることができる力がない連中にとって、狙いやすい獲物なんてそうそう無い。
一般的に女性や子供は弱者だから狙いやすいと思われがちだが、守られてもいる。
女性や子供たちを獲物にしようとしたら、村ごと襲う必要があるのだ。
冒険者崩れの小規模な盗賊にそれができるかは疑問だ。
「駆け出しの、できれば田舎から出てきたばかりの冒険者だろうな」
弱い。
居なくなっても誰も気にしない。
出てきたばかりなら、多少金は残ってる。
安全性と効率考えたら、そういう連中が、一番のカモだろう。
「大正解。だからね、そういう田舎から出てきました、っていう風に見られないための授業を今からします」
ほう。
姉ちゃんにしては考えてるじゃないか。
「とは言っても、覚えなきゃいけないのは3つの生活魔術だけなんだよね」
にしては、魔法陣の用意もないけど。
あるのは水筒だけ。
どういうことなんだろ。




