2.龍の目覚め
ここから主人公視点となります。ヾ(´▽`*)ゝ
生きている…のか。
周りを見回してみても暗すぎてなにも見えない。
手足を動かしてみようと思ったが感覚がほとんどなく動かせているのかわからない。
いったいここは、どこなんだ?
暗くてなにも見えないし、手足の感覚もないし、まさか、地獄だとか言わないよな…?
*
じっとしていていて(多少暴れてみたが)色々と少しずつわかってきた。
どうやら転生は成功したようだ。それも、龍の体に。
この場所は暗くて、狭いところだけど遠くから咆哮のようなものが聞こえてきている。ほら、また聞こえる。
「グルアァ!」
生前最後に聞いたものと良く似ていた。
今いる場所が龍の卵の中だとすれば辻褄があうのだ。
まさか、転生の秘薬に龍の血を混ぜたら龍になるとは思わなかった。
てっきり龍の力や能力、特性なんかをその身に宿すくらいの効果だと思っていた。のに、こんなことになるなんて…。
まずは、この卵を破らないとな。
なぜかものすごくお腹が空いているんだよ。
俺は精一杯体を伸ばす。爪とか牙だとかはまだないようだからそうすることで卵を突き破る。
バリッバリバリッ
割れた卵のすきまから光が差し込む。
うっ…まぶしい。
「あなた!あなたっ!きてちょうだい!やっと孵ったわ!」
「ようやく孵ったか」
「予定よりも随分と遅かったから心配だったけど……よかった」
「随分と鮮やかな綺麗な色をしているな。それにかなりの魔力も感じるぞ」
「私たちの子供ですもの。可愛くて立派な子にしてあげましょ」
「ああ、そうだな。よし、名前をつけてあげよう」
「そうね。この子は男の子よ。どんな名前が良いかしら」
「うーむ、魔力も感じるし、なによりもこの鮮やかな赤色………ルイネスっていうのはどうだ?」
「あら、いいわね。可愛くもかっこよくもある名前でこの子にピッタリね、」
そう話しながら俺の父っぽい人は俺を抱き抱える。
「おまえの名前はルイネスだ。ルイネス・クリムゾンだ」
どうやら俺の名前はルイネス・クリムゾンに決まったらしい。
ところでずっと気になっているのだか、なぜ龍である俺の親がこんなにも容姿端麗な美男美女の人なのだろうか。
謎は深まるばかりである。
ここからどうなっていくんだろう?
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