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2161_前にならえ、小さいのか大きいのか適当。

 行列のできる何かであるけれどもある程度距離をおいておいた方が良いのは感染症対策には重畳であり、念のためにというやり口としては比較的安価にできる対策ではなかろうかいやまあ、距離がだいぶ伸びでしまうという大きな欠点があることは確かではあるけれども。物理的な距離を置くことは対話的な距離を置くことにも通づるとかそういう観点から接触を好む文化があったりするのでありましょうかね、などとぼんやりと連想しつつ始まる今日のゴブリンでございます。


 幼児はくっつくことが好きですね。安心するというか、普通に面白いのであろうかなと刺激が良いということなのであるかなとか想像するわけではあります。暑くないですかね?今日も元気可愛いですな。


 適切な距離というものはあるのではないかなという予想はそれほど難しいものではなく、近くにいすぎると鬱陶しく感じるわけではありますし、常に離れていると、蔑ろにされている気がするという面倒臭いものがある、ように観察できるわけでございまして、さらには個人差も大きく、同じように文化差もまた大きいように。


 なのでその場その場で適切な距離を測り直さなければならない場合が多いのではなかろうかなと、近似と言いますか過去の事例から大体の長さは分かってしまうことも多そうではございますが、距離感とかそんなものが感情に左右されることはこれまた確かではあり、そして感情は結構乱高下するものであるので、常に観測が必要になるということではなかろうかなどと、愚考する次第。


 この辺りを的確に読み解くことができるかどうかの技術も会話には必要になるのであろうかなと、会話というか対話でありましょうか、まずは観察してみていかなければならないことはそれほど違いはなく、その中で何を最初に見るのかというと、そのような個人が立ち入って良い範囲の見極めとかであるのかなとか、領域と言っても良いかも知れず。


 様子を伺う、踏み込んでみる、間合いを測る、鎬をけずるのはまあ後の方ではありますが、とりあえず仕掛けてみて反応を見るという行動的な調査もありそうではあり、周いから攻める、囮を用意する、罠を仕掛ける、細工をする、工作をする、過去に遡って調べる、とかとかでありましょうか。


 それと同時に場を支配するというか作り出すことも大切であるのであろうかなと、劇場のように舞台を作り上げて、立ち位置を決めてもらうというか、決めさせるというか、その場所に立つように誘導してみるとか、促してみる、お願いして立ってもらうというやり口もそれほどまずい手ではなく。


 台詞回しで同じようなことを表現してその度合いを整えてみる、強弱をつけて、反応をみる、言葉に何かを含んでみる、示唆してみる、言葉だけではなく態度で話をつけてみる、暴力的な何かも加えてみる、むしろそれを主体としてみる、威圧的な何かに近いものを行いつつ、もしくは魅力的な何かで興味を引いてみる。


 本音を引き出すのではなく、本音を創出する、それが望みであると思わせる、もしくはあやふやな望みに具体的な形をつけて、それを餌にして誘導する、本当にほしいものを誤魔化してしまう、もしくは妥協の産物をお互いに押し付け合い、送り合い、満足し合う、もちろん勝ちすぎてはいけず、負けてはいけず、その塩梅を測っていくことになる。


 費用対効果を考えてしまうけれどもそれに捉われすぎない、失敗も視野に入れて大胆に行動する、巧みに遅いよりも拙いけれども速く動く、もしくはじっくりと腰と据えて対処する、大体はその中間くらいで調整することになり、中途半端ではという批判を受けることになり、いやこれが適当であるという反論でそれを封ずることになる。


 さりげなく深読みしなければお互いにわからない利益を持つことを良しとするかも知れず、逆にわかりやすい利益の配分が必要になることもあり、それこそ周囲の状況やら環境やらが細やかに左右する案件であり、責任の所在を曖昧にするために必要な作法でもある、のではなかろうかなと。


 抽象的にならざるを得ない、そのままに、双方納得をする方が、これまた楽に事態が治まる、可能性が高いけれども大体はそうはならない、ままならないねえとかこぼしつつ、おしまいです。


「神様だって間合いを間違えることが多いのです、まして人においては」

「どこかに近づくということはどこかから遠ざかることでもあるわけですね」

「基本、神様とは距離を取ったほうが良いとは思いますな”旦那様”

 遠かったと思ったのに近くなっている場合もありますな”奥様”」

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