1560_にっきにき、兄貴、弟賎。
兄が貴いのであるならば、弟は賎しいのであろうかと言う単純な疑問であり、他意はないわけでございますが、古来兄より偉大な弟はいないとか、兄より優れた弟はいないとか言われているようでございますので、ある意味年長者の僻みと申しますか、矜持のようなものがひねくれた可能性もあるのではなかろうかなとか想像するわけでございます、それは言い過ぎではと言う指摘を想像しつつ始まる今日のゴブリンでございます。
兄弟が欲しいという気持ちは、ご両親にお伝えください。熱愛中ではありますのでそれほど難しくない希望ではありそうでございますな。今日も元気可愛いですな。
長子相続が基本の社会というものは結構多いようでございます、それはまあ子供のうちで年長者の方が、しっかりしているであろうという予測のなせる技だとは想像できるわけでございますが、そこには才能の存在よりもどうにも覆せない事象の方を重く見る見方があるのであろうかなとか、予想するわけでございます。
なるほど、才能とか頭の良さとかは、これはまあ環境やら学習やら状況やらで発揮可能な後付けの要素ではあるわけでございまして、それに比べて、早く生まれてきたという事象は、どうにもこうにも覆すことができない事実であるわけでござますれば、それを一定の尺度にしてしまうというやり口も、現実的と申しますか、確実性があると言えなくもないのではなかろうかなとか、想像するわけでございます。
議論の余地がないということは効率的である場合があるわけでございまして、正直誰がやっても変わりがないような構造を構築したのちであるならば、跡目争いを避けるためにも長子相続がふさわしいとなる場合も多そうではありますね、とか、ただ、なかなか誰でも良いという環境になっていることは少ないという現状がそのやり口を否定する、ことが多そうでございます。
その場の状況によって頭領を変更できる、それも摩擦が少ない方法でとかを考えて構築することが大切なのであろうかなとか、想像もできるわけでございます。もしくは本当に誰が頭を張っていても問題のない組織を作っておく、ことでありましょうか。どうやって作るのかはそれこそ環境によるのであろうかなとか、予想するわけでございます。
どちらにせよ、一朝一夕には出来上がらないものであることは確かではなかろうかなとか、予想できるわけでございまして、そこに功名心が入り込むと失敗の要因になるのではなかろうかなという予想もまた合わせてできるわけでございますが、ただ、正当な評価がなされないのであるならば、これはまた、仕事が進まないわけでございまして。
ようは、ささいな、維持管理しているということだけでも相応の評価がされるような構造にならなければならないのであろうかなとか、目立ったものだけが報酬を得られるよjなやり口では、これは長い目で見た改革とか、構築とかはできないわけでござまして、これは自明ではあるものの、感覚として理解しにくいのであろうかなと。
現状の人間の目で行う褒賞作業は、これはやはり非効率であると言わざるをえないのではなかろうかと、長く続けることができているということを正しく評価するとか、そもそもそれは存在するだけで稀有な才能であるということを知らしめると言いますか、知らなくとも評価されるような構造を構築しなければならないのであろうかなとか、想像するわけでございます。
最終的には褒められなくとも正しく報酬が支払われ、それが普通になることであるのではなかろうかなとか、それが特別なことではなく、しかし貶められることもないものであるよと、平坦な感情で持ってして全てを受け入れるような共通認識が、作られることであるのではなかろうかなと、けなしもせず褒めもせずが目指す境地ではなかろうかとか、ぼんやり連想しながら、おしまいです。
「平穏しかない世界が目指すところではあるのでしょうね」
「停滞しているように見えるところが目標になるわけです」
「自然とそうなることを目指すことは野心的ではありますな”旦那様”
静かに積み重なる世界はそれはそれで美しくはありますな”奥様”」




