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1542_高い、他界。怖い鳩。

 鳥類は目の構造が独特でありますので、観察を続けていると、とても不安な雰囲気に包まれてしまう、方もおられるようでございまして、どこを見ているのか分からない、目という要素は同じなのに、何か違うので不自然に感じてしまう、そもそも何か考えているのでありましょうかこれ、とかになってしまうようでございまして、種の違いという、越え難い谷は広いのであろうかなとか、ぼんやりと想像しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 生きている鳥を見て泣くという行為は、ですから別に不思議なことではないわけでございまして、むしろ観察眼が育っている証拠なのでしょうかね。今日も元気可愛いですな。


 顔が小さいので表情が読みにくく、もしくはそれほどその変化がなく、目と口の配置が微妙に哺乳類と似ているからこその違和感が仕事をしているのであろうかなとか想像するわけでございまして、どこか超然としたものを感じさせてしまうのは、笑い顔のようなものが全くないからであろうなとか、想像するわけでございます。


 そもそもが肉食系の生き物であるわけでございまして、多くは虫のようなものを食べてその肉体を維持したり成長させたりしているわけでございますれば、性質というとどちらかというならば、過激で残虐なように見えるのではなかろうかとか予想するわけでございます。一方で、果実とかも食べるわけでありますので、そこに焦点を当てれば、可愛らしいと言えるわけでございますが。


 一つの際立った特徴、つまりは空が飛べるというそれによって、他の印象が塗りつぶされている感じはあるように思われるわけでございまして、自由の象徴として、利用されている場合も多そうでございます。実際のところは、基本他の野生生物と同じく余暇が少ない生きる為の行動にほぼすべての資源を費やしてしまっているだけに過ぎないと見ることができるようでございます。


 勝手にこちらが印象を押し付けているのではなかろうか、実は相手は相当迷惑しているのではなかろうかという心配をすることは、健全な思考と言えそうでございまして、思いやりとも言えそうではございます。実際には多少不快に感じられるような扱いをされることがあるかもしれないけれども、それほど覚えてはいない、程度なのではなかろうかなとか予想するわけでございます。


 行動に負荷がかかる段階まで進みそれが恒常化してしまうと、話は変わってくるわけでございますが、単純に体調が悪化して、生きていけなくなるもしくはそれが難しくなる、場合も観察されるわけでございまして、それを調整しながら、付き合っていかなければならない、もしくは利用していかなければならないのであろうかなとか、想像するわけでございます。


 不必要に不当な扱いをしないということが、愛護というものであるのであろうかなとか、予想するわけでございますが、栄養にするとか生きる糧にするとか、結局のところ資源として使用しているだけであり、対話ができる相手としては扱っていない、いけない所もあるわけでございまして、この辺り、どう折り合いをつけていくのかが、各人格の成長を促すことになる、のであろうかなとか予想するわけでございます。


 どう言いつくろうとしても、それは捕食者の言葉に過ぎないわけでございまして、ただ乱獲をしないように、資源として保たられるようになるために、傲慢にならないように戒める、構造として破綻しないようにするために、感情を利用しているとも言えそうでございまして、この辺り理屈やら理性やらで置き換わった世界が訪れた方が平和になりそうではなかろうかなという予想もできるわけでございますが、納得し受け入れるには時間がかかりそうではありますな、などとぼんやり思考を発散させながらおしまいです。


「感謝して糧にしましょう」

「倫理観をどう設定していくかが構造の中心になる、のでしょうね」

「それをすれば何をしても良いという解釈になると怖いですな”旦那様”

 効率を中心にきっちり据えると結句まともな倫理観になりそうではあります”奥様”」

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