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1527_盛りを見て来を見ず、祭囃子。

 身内だけに通用する題材であるのでありましょうか?その場では多数を占めているからこその勘違いであるわけでございまして、母集団が増えた場合にどのように感じられるのか、大衆を動かすことができるのか、働きかけることができるのか、感情を震わせることができるのかなどと、広い視点で持ってして創造しなければ出し物は失敗する可能性が高い、かもしれないと心に留めて計画を練らなければならないのではなかろうかなとか、ぼんやり想像しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 世界が狭い中でしか見ることのできない祭りというものはあるわけでございまして、それはとても尊いかもしれない、わけでございますね。目が離せませんな。今日も元気可愛いですな。


 計画を立てる間は結構な少人数か、もしくは一人で行うわけでございまして、発想が偏ってしまうことは往々に発生するわけでございます。もちろん、偏らせることで個性を発揮し、ものめずらしい、独特な、魅力的な作品に到達する場合も多いわけでございますが、余人の理解を置き去りにした、不親切なそれになる可能性も少なくない、のではなかろうかなとか予想するわけでございます。


 安寧を求めるために凡庸になるくらいならば、呆然と共に驚愕を得て、視聴者を置き去りにしても良いではないかという思い切りが成功することは、実はそれほど多くはないのではなかろうかなとか、それを誰もやっていないのは、それが受け入れられない方が過半数を占めているのではないかという疑問を抱くようにすることは、安全度を上げることに役だつわけでございます。


 数を頼りにする演出は、それそのもので賞賛される要素となるわけでございまして、それを切り捨てるべきではないのではなかろうかと、想像するわけでございます。ただ、いろいろな要素が絡み合ってそれがなされないのであるならば、相応の規模の縮小による、感動の喪失を予想しつつ、むしろ、侘び寂びの精神に振っていく方がよろしいのではなかろうかとか、中途半端はよろしくない、などという、ありがちな罠に、あえて踏み込む必要がある、場合もあるかもしれないと、想像するわけでございます。


 よく頑張ったね、えらいえらい、は最低限の情動を震わせる手段たり得るわけでございまして、そのために、子供と動物は鉄板の素材である、とも言われているようでございます。それはただ、虐待ではないのか、とか、児童労働であるとか、強いられているとか見られると、途端にこれは逆効果となるわけでございますので、むしろ完璧を求めてはいけない部類の出し物であるのであろうかなとか、想像するわけでございます。


 ただ、修練の後が色濃く残り、職人芸の極致ではなかろうかという演技やら演出は、それだけで感動を呼ぶことがある、かもしれないということを知っている方も多いわけでございまして、それを表面模倣することで、出し物とすることは、本職の何かをないがしろにしているのではなかろうかという心配も生まれてくるわけでございます。


 であるならば、むしろその技術そのものを突きつけることによって感動を呼び覚ませばよろしいのではないかとかになるわけでございますが、それは見る人にしかわからない凄みをどう万人に提示するのかという方向の難しさに発展する、かもしれないわけでございまして、取り扱いが難しいのではなかろうかなとか、想像するわけでございます。


 見せるもの、提示するもの、その時期、時間、環境、そこに至るまでの歴史とか筋道とか、それに合わせて、それを鑑賞するもの、受け取るもの、共にあるもの、のそれが上手に噛み合わなければ、良い出し物にはならないのであろうという、わかってはいるけれども実現は難しい問題を、どうにかして、乗り越えていく必要があるのであろうかなとか、ぼんやり予想しつつ、おしまいです。


「すべてを噛み合わせて、神様を演出するわけでございますね」

「流れそのものを作り出す技術はあるわけでありまして」

「それがはまったものが生き残っているのでしょうな”旦那様”

 まず型を知ることは大切でありましょう”奥様”」

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