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1520_立つの、落としーご、嫁ぐ。

 稼ぐのではなく嫁ぐ、移動する対象が女性であるからこれは蔑視案件であるというような意見もありそうではございますが、人家というような表記にしたならば、個人の権利を蔑ろにしているのではなかろうかとかの意見がまだ残るわけでございまして、そもそも結婚という仕組みそのものが人権を侵害しうる要素を含んでいるわけであり、個人主義者的には到底受け入れられない、などという方もおられるのであろうななどと、ぼんやり思考しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 好きな人ができたようでございますね。いいえそれは食べ物的な対象ではありません。ですよね?今日も元気可愛いですな。


 仕組みとしては婚姻のそれは合理的であったのであろうかなとは予想できるわけでございまして、ただ、過去においてはそうであっても現在や未来においては妥当性が保証されるものでもないであろうかなとは想像できるわけでございまして、実際、名称はそのままでも実態が違ってきている例は多く存在するのであろうなと想像するわけでございます。


 であるならば名称も変更する必要があるのではなかろうかとかそのような意見があるのではと想像するわけでございますが、そのような呼び名の改変が主流になっていないように観察されるわけでございまして、難しいのであろうかなとか、予想するわけでございます。伝統というものの壁がある、というよりは、表記方法の問題であるのかもしれないとか思考するわけでございます。


 表意文字においてそれを表してしまうと、古来の意味に上書きがしにくいのであろうなという疑念は、思い浮かべるにそれほど難しくないわけでございまして、新しい概念に即して文字を創出する必要があるのではなかろうかなとか、しかしそれが定着するにはいろいろと難しいであろうかなとか、想像するわけでございます。


 管理者側からこのような表記に改めます、と宣言することはそれほど難しいことではない、かもしれないわけでございますが、往々にして、そのような宣言は定着しないことが多いわけでございまして、むしろ反発して積極的に旧表現を使用する層も一定数おられるのであろうなと予想できるわけでございます。


 体制側に反発するという行動原理は、管理されたくない、自由でいたいという、至極まっとうな、生き物らしい、生存本能に根付いたものであるのではなかろうかなと想像するわけでございまして、なかなかに、そのまま従うという行為は難しいのではあろうかなと予想するわけでございます。


 概念の変節は、集団がおのずから、自然に行うことが定着する要素になるのではなかろうかなと、つまりは雰囲気に流されるように為すことが肝要であるということでありまして、そのような工作が必要になるのであろうかなとか、想像するわけでございます、そしてそれはわざとらしさがあってはいけなく、少しだけ笑いや毒を含んでいた方がなしやすい、場合が多いのではと想像するわけでございます。


 口に登りやすく、覚えやすく、少し感情が乗るような、そのような言葉であって、それでいて、伝統的な言い回しにも違和感なく登場させられるような、少しの変化であると成功率が高いのではなかろうかなとか、想像するわけでございます。そうですね、基本少しづつしか認識は変化しないのではなかろうかとか、想像するわけでございまして、焦る必要はないのではとか予想します。


 ただ、今ここにある不合理に憤ることが間違っている、と言い切るとまた語弊が生まれるわけでございまして、さじ加減、塩梅なのであろうかなとか、言葉を濁して、いつものようにごまかして、おしまいです。


「誤解しないような言葉に変わる何かを求める気持ちが宗教を作りました」

「わかりやすくとも使われない言葉に価値はあるのでしょうか?」

「集団幻想を求めた、などというと反発されそうですな”旦那様”

 価値そのものはそれを必要とするものが決めれば良いのでしょう”奥様”」

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