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スライムの日常  作者: るるん
16/19

つんつんスライム

いや、どうしたのー?じゃねぇ!!


やばいやばい、この状態のルゥーと自分じゃなんもできないぞ!



プルーは、スライムリキッドを滝のように流しながら、必死に言葉を紡ぐ。



「おっ、お姉さん!お、俺らになんの用でござんしょう?!」



プルーは、緊張しすぎて言葉が変になった。



「んー、特に用という用はないんだけどね!なんか、スライム君がうぞうぞ変な動きしてるから気になっちゃってー」


てへへっ、と大きなお姉さんは笑いながら答える。



かっ、かわぇええ。って、いかんいかん、我はスライム、最強にしてクレバーなスライム。ちょっとした、誘惑には屈しない!


《プルーは誘惑耐性を得た!》


えっ?・・まぁいい。そんなことより、敵意はなさそうだな・・・

なんとかなり・・そう・・?


プルーは、警戒しながらも考えに集中してしまう。


「ところで、スライム君!私に提案があるのだけど!」


唐突にお姉さんが、大きな声を出す。


「ハヒッ」


急に大きな声を出されて、プルーは変な声を出してしまう。



「我が家にきてはくれまいかね?ちみぃ!」



大きなお姉さんは、いつのまにかサッと近寄ってきて、プルーをつんつんし始めた。


「あっ、ちょ、はぁ、え、ん?」


プルーは、つんつんされながら困惑した。


「だからぁ、スライム君困ってるみたいだし、家には私しかいないし、こないー?ってこと!」


大きなお姉さんは、まだ、つんつんしながら、どう?と聞いてきた。


「願ったり、ちょ、もう、叶ったりなんですが・・・いいんですか?」


プルーは、盛大につんつんされながら、同意した。


「オッケー!じゃあ、ついてきて!」


大きなお姉さんは、名残惜しそうにつんつんを止め、プルーに背を向け歩き出す。


「あっ、ちょっ、まって!」


プルーは、急いでルゥーを一時的に体内に取り込んでから、


最速でぽよよよんっと、跳ね出した。




・・・ん?・・まてよ?自分、人間の言葉しゃべってないよな・・・?


そんな疑問を頭に浮かべながら。






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