ゴーレムの魔王とスライム
魔王。
それは、魔に属するものの王。
その力は、海を割り大地を砕くという・・・
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・・・ってあれ?!
なんか頭に変なのが・・
「そんでもっておらぁ魔王序列三位じゃけんのぉ!」
さっきまで頭をかきながら照れていたゴーレムは、自慢げにさらに爆弾を投下した。
6人いる魔王のうちの三番目に強いって、やばくね?!
そもそもの話、何で最弱の魔物と言われるスライムにそんなヤヴァい奴が話しかけてくるのか。
プルゥは、焦りながらも必死に言葉を紡いだ。
「ま、まま、ま、魔王ってやばない?」
焦ってプルゥの語尾が変になる。
「いんにゃー、べつにそうでもねぇよー魔王ってのも案外普通だでぇ〜」
そういって、ゴーレムの魔王はゴーレムフェイスを破顔させる。
ゴーレムスマイルのおかげか、プルーの緊張も多少和らいだ。
「そ、そんなもんなんだー、あっ、ですね!」
あっぶねぇーよ!敬語ちゃんと使え僕!
「おうよぉ、これからもきままにいきてくでよぉ〜」
ゴーレムの魔王は、のほほんと言葉を返す。
んじゃ、名残惜しいけど、そろそろいくばい〜またなぁ〜
そういって、ゴーレムの魔王は地面に吸い込まれるようにして、消えた。
しばらく、時が止まったかのように静寂が訪れる。
そして、
「ふぅー、いきなり魔王とかびっくりしすぎて死ぬかと思ったばい」
プルーは、盛大にため息をつきながらスライムボディをへなへなと、地面へと平らにした。
気さくなゴーレムさんかと思ったら、魔王とか・・・やばすぎだわ。こんチクショウ!
はぁ・・・そもそも、なんで魔王って単語の意味をしってるんだろ・・・謎だ・・・
プルーは、スライムボディをぐにゃぐにゃに歪めながら悶々とし始める。
・・・しばらく、スラムボディをふりふりして満足したのか、プルーは大事なことを思い出す。
あれっ、そういえば、隣にいるはずのルゥーの反応がない。
「・・・ルゥー?」
プルーは知覚を横に向けてみる。
すると、
___ルゥーは、宝石になっていた。
・・・は?




