表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

追放された魔術師は偶然手に入れた洗脳奴隷とともに復讐の旅に出る

 それぞれの思惑が重なり、打算で組んでいた勇者パーティのメンバーらに裏切られ、重傷を負った魔術師がいた。
 傷を庇いながら命辛々、どこの何者だか知らない別の魔術師が作ったらしき洞窟に逃げ込んだが、一難去ってまた一難、今度は逃げた先で若い盗賊の女に殺されそうになる。
 死にそうになった間際、壁に刻まれた文字を唱えた彼に起きた奇跡が起こる。
 眩い光に閉じた目を開けると確実に殺意を持っていたはずであった盗賊がなんと、魔術師に好意を寄せるながら優しく介抱をしてくれるようになっていた。
 彼の心配をよそに彼女は介抱に留まらず、ほとんど顔見知り程度の彼をご主人様と祭り上げ、ありとあらゆるサポートを目的とした究極的な奉仕をしてくれる。
 魔術師が状況から読み取れるのは、実は彼女のそれは好意を寄せるなんて単純なものではなく、執着、そして盲信であるということであり、瞳に浮かんだ魔法陣が彼女をおかしくしているのは明白だった。
 手に入れた魔術の正体は人体の洗脳に特化したもので、尊厳の蹂躙においては右に出る者は無いほど。
 これを受けたら最後、脳に術式が張り付き、侵食、二度と解けないであろう強力な呪いが刻まれることとなる。つまり、一生操られる生涯を送る奴隷の証というわけだ。
 そんな魔術を受けた盗賊を含めた奴隷は彼以外の者を敵視し、彼へ絶対的な忠誠を誓うことが次第に明らかになっていく。
 再起を望むテムズは盗賊エリアルや、新たに加わっていく奴隷たちが持つこのような危なっかしい性質を存分に利用した復讐を決意し、今宵、大いなる狼煙を上げる。

改題、改稿して再投稿したものです。カクヨムにも投稿しています。
1.裏切りと刺客
2020/07/30 21:44
3.奴隷魔術
2020/07/31 21:31
5.エリアルvs巨獣
2020/08/01 22:52
6.とてつもない成長
2020/08/02 23:42
7.強さの誇示
2020/08/03 23:08
8.外道でも
2020/08/04 20:55
9.エリアルの元アジト
2020/08/04 22:30
10.エリアルの反逆
2020/08/05 22:27
11.対峙
2020/08/06 23:03
12.伝染
2020/08/07 23:17
13.奴隷たちの嫉妬
2020/08/08 21:11
14.残された時間の中で
2020/08/09 22:50
15.奴隷購入
2020/08/11 21:46
16.勇者との再会
2020/08/12 21:44
17話 魔術の異形
2020/08/13 22:16
18話 勇者カリム
2020/08/20 12:06
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ