第2章 建国祭
シエルを奪還した次の日の朝...
ぷにっ
「うぅ、、、」
ぷにっぷにっ
「んお、、?」
ガバッ!
「んのやろぅ、またエリーだな〜?ほらほら可愛がってやる!」
頬を突く輩に不意打ちで布団を覆い被せるカイト。
「キャッ!」
「え?」
エリーゼの声にしては何故か違うし、抱きついているがどこかあのミニマムな抱き心地を感じないカイト。
(もしかして!?)
「成長期!?」
布団をのけると目の前にはシエルがいた。
「え?」
頬を赤らめ、今にも爆発しそうなシエルを見て、一瞬戸惑うカイト。
ガチャッ
「シエルー、カイト起きた〜?」
「あ、、え?」
目の前でシエルに抱きついたカイトを見て、シエルとは別の意味で顔を赤らめ、爆発するセニカ。
「元気そうで何より」
バタン!
「ちょっ、、、何がどう、、」
廊下に出るセニカを追いかけ、後ろからあたふたしながらついていくカイト。
「シエルを襲うなんて最低!」
「違うって!妹に起こされたと勘違いして、、それよりなんでここにいるんだ?」
セニカが立ち止まって振り返る。
「忘れたの?シエルの誘拐?」
「覚えているけど、途中で気を失ってたんだって〜」
「ふんっ!」
こうして最悪な1日のスタートが始まった。
「どうだ傷は?まだ痛むか?」
「大丈夫です、、」
ヴァイスの質問に元気なく答えるカイト。そして顔が火照りっぱなしのシエルに気が付いたシェイン。
「どうしたシエル?ずっと顔が火照っているぞ?風を引いたのか?」
「えっ!?う、ううん、大丈夫」
「にしても朝から随分と元気がいいなセニカ」
「そうですかぁ?普通ですけど!」
物凄い勢いで食卓に並ぶご飯を口に運ぶセニカ。
「それじゃあ学校に行ってきます!」
「え?あぁおい!セニカ!ちょっと待ってくれ俺もすぐ食べ終わる!」
バタン!
ヴァイスの家から出て行くセニカに、ご飯を口にしながら追いかけるカイト。
「ごひほうはばぁへひは!(ごちそうさまでした!)」
「今更だがあれは必ず尻にしかれるタイプだな」
シェインが急いで家から出るカイトを見て、優しく微笑む。
「おーい!セニカー!ちょっと待ってくれー!」
「なに?」
「悪かったよ本当に」
「シエルだから許すけど、次ほかの女の子に同じような事したら承知しないから」
「ははぁ〜!」
「そういえばなんだかシエルの雰囲気変わったよね」
「ん?そうか?何処がどう?」
「ん〜なんかね〜、ちょっと逞しい顔つきになったというか〜なんだろうな〜」
「まぁでもあんな経験したんだから多少はトラブルには免疫が付いたんじゃね?」
(よくドラマとかで色んな経験して雰囲気が全く変わるキャラとかいるしな、多分そんな感じだろ)
そうこうセニカと久しぶりの2人きりの時間を満喫して話していると、学園の教室に着いた2人。
「ねぇ聞いたセニカ?今年の闘技大会はタッグマッチ形式になるって?」
「また何処かで聞いた噂話でしょタリカ〜」
「違うって〜!ジュランと他の五星が打ち合わせをしている所をたまたま通りかかった時に聞いた話だから信憑性は高いんだって」
噂話が好きなタリカをジト目で見るセニカ。
「成る程な、それでそれを知った師匠が急に昨日のタッグマッチを始めたって訳か〜」
「そうそう、だから今年の闘技大会はまた違った結果になるかも知れないから楽しみだよね〜」
「それじゃあ俺は当然セニカと組むぞ」
「えぇ〜?どうしよっかな〜」
「いいんじゃない?2人がペアを組んで優勝したら学園最強夫婦って異名ができるかもだし」
側から聞いてたメイダが嬉しそうに話に割って入る。
「最高じゃねーか!」
「最悪じゃーん!」
「え?今最悪って言ったかセニカ?」
「だってそんな事になったらまともに学園内も2人で歩けないよ、、後ろ指指されて肩身が狭くなる絶対」
「えぇ〜?俺はそれが嬉しいんだけどな〜、最近セニカの周りに飛び交うハエ共を一気に叩くチャンス!そう言うなれば今年の闘技大会はア○スジェット!」
「まーた意味わかんないノリが始まったよー」
「これは優勝するしかねーぞ!」
「これは優勝したくないなー、、」
こうしてカイトの闘技大会に対するモチベーションは爆上がりをし、その日は一気に迷宮を5回層突破した。
因みにタッグマッチはその日はアルベルトの身体がまだ全回していなかった為、後日行われアルベルト×グレイルの勝利で幕を閉じたのであった。
そして闘技大会まで残り3日目まで月日が経ち、エリュード城下町にて...
パーパパパパッパパパー!!!
ドォンドォン!!
パパパー!!
ドォン!!
ピューーー、、ドォォォン!!
エリュード王国第77回建国祭始まりの祝砲が上げられる。
「去年は闘技大会の準備で忙しかったから来られなかったし、今年は思う存分楽しむぞ!」
「「「「おぉー!!」」」」
「よしそれじゃあミルとミアはちゃんとルフトの手を着いないで、アルトはにーにの頭をしっかり掴むのと、エリーはちゃんとにーにの手を握っとくんだぞ?」
「「「「はぁーい!!!」」」」
「よしじゃあ!まずはポルプフの丸焼きへGO!!」
妹達を連れてルフトと走り出すカイト。
「にーに!アメジュース飲みたい!」
「よっしゃ任せろ!」
『クローン』
ポルプフの丸焼きとは時間の勝負、他の露店に並んでいる暇はないのでクローンにお使いを頼む。
「ミルミアとアルトも欲しいものあったら言うんだぞ!」
「「「はぁーい!」」」
「なぁカイト!本当に修行しなくてよかったのか?」
「ん?あぁ、、まぁボチボチやれてるから大丈夫だよ、、まぁ一個だけ心残りがあるとすれば、、」
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それは闘技大会まで1週間を切ったときでの授業。
「「えぇーーー!!!」」
「まぁそういう事になった、なので今日からは学内の上位4名もしくは、闘技大会本戦出場経験者同士以外でペアを組んで本戦に望んでもらう形となった」
朝の訓練でヴァイスの口から突如発表された闘技大会本戦の新ルール。
「それじゃあ今までの訓練の意味は、、」
「えぇ〜、じゃあまた最初からー?」
「うーわ、、最悪じゃん」
クラス全員が落胆している中、頭を地面に打ち付けるカイト。
「くそっ!最強おしどり夫婦のふたつ名がぁ!!うぅ、、」
「お、落ち着いてカイト!何か1つ増えてるのは許すから!」
「おい誰かカイトを止めろぉぉぉ!」
セニカとメルトが必死にカイトを止めるも、打ちやめないカイト。
すると突然カイトが立ち上がる。
「こうなったら五星に抗議しに行ってやる!!」
「やめなよカイトっ!諦めっ!先生!」
ドン!
「うっ!」
ヴァイスの背後からの手刀に気絶するカイト。
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「まぁ結局1番最初の訓練でペア組んだ者同士になったからいいよもう、、うん」
「それは大変だったな、、クンッ!あ、近いぞカイト!」
「よっしゃ!ポルプフ食ってモチベ上げんぞ!」
熟成された香ばしい香りを頼りに人混みを掻き分けて進むと、いつものお店の前でも少し人だかりが出来ていた。
「何か誰かが声を荒げてんな?トラブルか?」
「行ってみようカイト」
妹弟達の手を握り、店の前まで行くと、何やら店主に豪勢な服で3人の護衛の様な人を連れた貴族が怒鳴っていた」
*「おいどういう事だ!私はここの肉を2倍の額で買うと言っておるのだ、それなのに1人3人前迄だとぉ?」
「申し訳ございませんパイアス様、、皆さまに食べていただける様にと、お店の方針でして、、」
「そんな方針知った事ではないわ!いいからとっとと全部渡せ!お前達!」
「「「ハッ!」」」
「おい!」
「なっ!おい貴族には流石にヤバいってカイト!」
背後からルフトが小声でカイトに向かって叫ぶも、まっすぐ貴族の方に足を運ぶカイト。
「んん〜?なんだ貴様は」
「お店のルールで1人3人前しかダメって決まってるんだよほらそこの看板!」
露店の前に出された看板をカイトが指を指す。
「そんな事知った事ではないと言っておるのだ、倍の金額を出すから全て差し出せと言っておるのだガキンチョ」
「ガキンチョ見たいに駄々捏ねてるのはおっさんの方だろ!?どう思うエリーゼこういう大人?」
「んーーーー、、こどもみたい!」
「こどもこどもー!」
「ハッ!」
エリーゼに続きアルトも援護口撃し、周りの大人達も少しにやけ始め、トドメにカイトもからかいを含んだ表情で鼻で笑う。
(どうだ?大衆の面前で恥をかかせる、恥ほど貴族が嫌う物ないだろう、、)
しかしカイトの予想を大きく下回る動きに出る貴族。
「さっきから生意気な事を言いよって!やってしまえ!」
「「「ハッ!」」」
((アッシュ、妹達にかっこいいとこ見せてやれ!))
『テメェの尻拭いの為だけに呼びやがって、、後で俺にもアメジュース買えよ?』
ドゴッ バキッ ドォンッ!
「「「すびばせんでひた」」」
「なっ!私の護衛を貴様!」
『あぁん?まだやんのか豚野郎?』
「ひえっ!」
目の前に立ち塞がるアッシュの圧力に慄き腰が砕けるパイアス。
タッタッタッタッ
「ん!?エリーゼ!?」
突如倒れたパイアスに向かって走りだしたエリーゼ。
『おい何してんだ!』
ジャバーッ
タッタッタッタッ
「へっ!」
何と自身が飲んでいたアメジュースをパイアスの頭に被せかけ始め、ダッシュで再びカイトの背後に隠れ鼻で笑うエリーゼ。
(おぉふ、、それはいくら何でもやり過ぎだし、どこでそんな恋愛ドラマで出てくる様なワンシーンを覚えたんだ!?)
『カッカッカッ!ナイスだぜおチビ!』
心配するカイトと裏腹に大声で笑いエリーゼを称賛するアッシュ。
「ぐぬっぬっぬっ、、、覚えておれぇ貴様ら!このパイアス・ドレイアに歯向かった罪高く付くぞぉ!」
『あぁん?つまり何だ?このまま返せばいつか復讐でも来るつもりかぁ?だったらそんな気起こさせねぇくらいに軽く四肢でも捥いでやろうか?』
「ひぇ〜!!!!」
「もうそれくらいにしておけアッシュ」
ダダダダダッ
『へっ!実力も無いくせに偉そうにしやがって』
シュイン
「うっし!それじゃあ気を取り直して、、おっちゃん!ポルプフの丸焼き6人いて1人3人前だから、18人前で!」
「はいよ!助けてくれた感謝にもう2人前サービスさせてくれ!」
「おぉ〜!いいねぇ!」
それからカイト達は近くにある噴水のベンチで食事を取る事にした。
「美味しいかミル?」
「おいひぃ〜!」
ルフトがミルのお世話をし、エリーゼはミアのお世話をして、アルトはベンチの前で蝶々の様な生き物を必死に追い掛けている。
「こけない様に気を付けろよアルトー」
「まてー!」
(可愛いな〜みんな〜マジで癒しだわ)
「なぁカイト、今日の夜ミル達連れてハナビしに行こうぜ!」
「お!いいねぇ!ちょうど夜は大人達でダンスパーティーが開かれるし俺達でド派手に盛り上げてやろうぜ」
「ハナビー?」
カイト達の話に首を傾げるミルにルフトが説明する。
「そうそう、ハナビって言ってこの前カイトにぃが見せてくれてな、お空に綺麗な光の花が一杯咲くんだよ」
「ミアおはなだいすきー!」
「エリーも!」
ボテッ
「うぅ、、」
「あぁーあ、、ほら泣かなかったの偉いぞアルト、にぃにが治してあげるからな」
転んだアルトの元に向かうと、通りすがりの男性が倒れたアルトを立たせてあげた。
「あ、すいません!ありがとうございます!」
*「いえいえ、、」
礼を言ったカイトを見向きもせず、男は足早に何処かへと向かっていった。
「みんなお腹いっぱいかー?」
「あ!こらミル!口拭けてないのに走るな!」
ルフトが突然走り出したミルを追いかける。
ドォォォォォォン!!
ドォドォドォン!!!
ミルが走り出した逆の方角から突如爆音が鳴り響き、別々の方角からも爆音が鳴り響いた。
「にーに!!!」
「エリーゼ!アルト!!」
咄嗟にカイトがアルトを抱え上げ、エリーゼとミアの方に走り出す。
ガバッ!
「にーに、こわいよ〜」
「こわいよ〜カイトにぃ!」
「大丈夫だ2人とも、、にーにが守ってやるからな、ルフトこっちに来い!」
「うん!」
ルフトがミルを抱え上げ、カイトの方に走り出す。
ドォン!!ドォン!!
ルフトがカイトの体に触れた瞬間、その場から2人が消える。
シュンッ
「何が起きてるんだ?」
「わかんねぇ、取り敢えずシュリカおばさんと一緒に出掛けた母さん達を俺が探しにいってくるから、妹達を任せていいか?」
「あぁ、、気を付けろよ?」
「にーにいかないで〜?」
アルトが怯えた眼差しでカイトの足にしがみ付く。
「ママとルフトにーに達のママを助けに行くからいい子に待ってるんだぞ?ルフトにーにだけじゃ心細いから、男のお前がねーね達を守ってあげるんだ、いいな?」
怯えた眼差しは変わらないが、同時に少しばかりの勇気も垣間見えた表情のアルト。
「うん、、きをつけてにーに」
ガチャンッ
テレポートで城下町へと戻ると、既に町全体が火の海と化していた。
(一体何がどうなって、、)
((アッシュ!母さんの魔力反応はあるか!?))
((今は何も感じとれねぇ、少しこの辺り走れ))
((分かった!))
ビュンッ!
雷走で城下町を駆け回るカイト。道中瓦礫に埋まっている人を助けたり、逃げ遅れた子供を安全な所に避難させたりしているとアッシュが何かに反応する。
((待て!シュリカの反応があった!そのまま前に走れ!))
((おっけぇ!))
更に速度を上げ、前に走るカイト。
「シュリカおばさん!!!」
「カイト、、ルフト達は、、」
足から血を流し、道端に倒れたシュリカを発見するカイトは急いで駆け寄り回復魔法を使う。
「ルフト達は俺の家に避難させてあるから無事だよ、、それより母さんは?」
「カミラと逸れてしまってね、私の後ろに居たはずなんだけど、、」
シュリカの正面を見ると全ての建物が倒れ、殆どが瓦礫になっていた。
((アッシュ!母さんの反応は!?))
((感じとれねぇ、、))
シュイン
『こうなったら俺様が探しに行ってくる!お前はそこでシュリカを見守ってやれ!』
瓦礫の海へと走り出すアッシュ。
「ごめんねカイト、、カミラにもし何かあったら、、どう」
「ううん、、母さんに何があってもシュリカさんの所為じゃないから、それに母さんを探そうとしてくれたの、倒れた方向と血の跡から分かったから寧ろ感謝してる」
そう言うも、カイトは瓦礫の方を見続け、シュリカを回復するその手は微かに震えていた。
そんなカイトの手を握るシュリカ。
「行ってきな、、カイト、、私はもう大丈夫だから」
「、、、うん」
止血などの最低限の処置は施し、シュリカを物陰に隠す。
「ごめんシュリカおばさん、後で必ず迎えに来るから」
「、、いってきな」
雷走でその場から居なくなるカイト。
「どうだ!?見つかったか!?」
『いや、まだだ』
「こんな時に街の護衛の奴らは何をやってんだちくしょう!」
道中見てきた数々の死体と、国の緊急事態に護衛の不在に対し、怒りが込み上げてくるカイト。
『今は落ち着いて探すんだ』
ドォン!!!
またも大きな爆発音が聞こえ、音の方向に向かうカイト。
『あったぞ!カミラの反応だ!それも音のした位置とほぼ一緒だ!』
*「ママァーーーー!!」
「手を出すなら子供じゃなくて私にしなさい!」
ローブ姿の男性が死体の傍で泣き崩れる女の子に短剣を向けると、カミラが女の子の目の前に立ち塞がった。
*「ならお前から死ねっ!」
ローブの男が右手に持っている短剣をカミラに振り下ろす。
キィン!!
*「護衛?いないはずじゃ!?」
「今殺そうとしたな?」
右手に闘気で形作られた刀でローブの男の短剣を受け止めるカイト。
*「エリュード人は全員抹殺対象だ」
『烈刀』
左手に右手と同様の闘気の刀を生成し、殺す勢いで横に振り払う。
バキィ!
ドォン!!
男の肋に見事命中した闘気の刀は、斬れはしないが男の体を不自然なくの字に曲げ、骨を粉々に砕き、臓器をも粉砕した後瓦礫に吹き飛ばした。
吹き飛んだ男の方にひとっ飛びで着地し、胸ぐらを掴むカイト。
「目的を話せ、じゃないとただでは殺さないぞ?」
「ゴポッ、、ふぅー、ふぅー、、」
ヒールで話せるまで傷を癒し、問いかけるカイト。
「死んでも口はぐああああ!!」
「目的を喋る以外で口を使うな、目的は?」
「んぐっ、、、」
「話さないか、、」
ブゥン!!
「辞めなさい!」
ピタッ
振り下した闘気の刀が男の頭に当たる直前でピタリと止まり、声のする方向を見るカイト。
「母さん?」
「人殺しにならないでカイト!」
「でもこいつは母さんを、、」
カミラが足を引きずりながらカイトに向かって歩き出す。
「母さんも父さんもカイトに人殺しになんてなって欲しくないのよ、例えどれだけ相手に怒りが込み上げてもいっときの感情で人殺しに手を汚さないで、、」
「、、、」
「そんな手でルミラを、エリーゼを、、アルトを抱き寄せられる?」
カミラがカイトの目の前で止まり、抱き寄せる。
「あんな顔二度としないでカイト、、お願いだから」
途中から微かに声が震えるカミラの弱々しい声に我にかえるカイト。
前世で両親を失い、心に大きな穴が空き、次第に穴が深くなっていき病んでいったカイトは同じ気持ちをエリーゼ達には味わわせたくなく、一心不乱に家族を脅かす脅威を排除しようと、余計な思考を停止していた。
「ごめん、、ちょっと母さんが殺されそうになったのを目の当たりにしてパニックになった、もうあんな事二度としないから泣かないで」
ドッ
カミラの体重が突如全てカイトにかかり、焦るカイト。
「うぉっ!、、母さん!?」
『落ち着け、気を失っただけだ』
「、、、そうか」
『頭は冷えたか?』
「あぁ、、悪りぃ、、シュリカさんとこ戻ろうか」
『あぁ』
カイトとアッシュはローブの男を縛り上げ、シュリカの所へと戻り、アッシュがシュリカを担ぎ、家へとテレポートで帰宅した。




