不穏な空気
パッツん前髪にパッツんボフの少女が現れましたー
二人「!?」
???「そんなに驚かなくてもいいじゃない〜!もーー!」
ゆめかちゃんは、私を庇うようにして、手をのばしている。目の前の人を睨みつけながら、問う。
ゆめか「貴女は…誰…?」
花子「貴女もいい音するわね!私は花子!かれこれ50年くらいここに住んでるお化けなのよー!こんなにいい獲物は久しぶりだわ〜!」
そう言って花子というお化けは女子中学生くらいの見た目だ。黒っぽいセーラー服は、いかにも昔っぽい。笑った顔は、一見綺麗に見えるが、何かを隠し持っているような笑顔で、安易には近づけない雰囲気だ。私は怖くなり、私の前に伸びていた、ゆめかちゃんの腕を掴む。…こんな私を守ってくれるゆめかちゃんは、凄くかっこいい。…本当に憧れちゃうな。『昔』から。…まただ。心臓が締め付けられた。すると、お化けがこっちを見て怪しい笑顔を浮かべて言う。
花子「ウフフ★また、いい音したわ!こっちの子からかしら?もっと…頂戴?その音!!」
そう言って、私に向かって手が伸びてくる。怖い。ただただ怖い。怖くて、「やめて」の一言も出てこない。すると、ゆめかちゃんが、お化けの
手首を掴み、爪を立て睨みつける。
ゆめか「…やめて。その汚らわしい手で、さいねちゃんに触らないで。不愉快。」
花子「わぁ。見かけによらずお嬢さん、力強いのね。…私に触れるだなんて、ホンモノだわぁ〜♥」
ゆめか「…さっきから何なの。アンタ。」
いつもとは、違うゆめかちゃんが、とてもかっこいい。私を守るその姿は、ヒーローみたいだ。
お化けはその場を楽しそうにくるくると1回転してから、楽しそうに笑った。
花子「!そうだ!ねぇ、3人でGAMEしましょ!」




