17/17
ゲーム
ハイ、作者です!突然のゲーム!
さいね「ゲーム…?」
やっと声を出すことができた。喉が張り付いているみたいで、全然声が通らなかったけど、目の前のお化けには聞こえたらしい。
花子「うん!そうよ!やっと喋ってくれたぁ♥無視されてるのかと思ったわ〜?ゲームっていうのは、かくれんぼ!そう、かくれんぼ!やりましょ?」
ゆめか「ハァ?やるわけないでしょ?なんでやらないといけないの?」
ゆめかちゃんが怪訝そうな顔をしていると、お化けは、不気味な笑みを浮かべてゆめかちゃんに近づく。
花子「いいの?やらないと貴方たちの音。今すぐにでも奪っちゃうけどぉ?まぁ、負けても奪うけどねぇ?」
ゆめか「…ほんっとに、性悪女だよね。」
正直、さっきからこのお化けが言っている、『音』とか、よくわかんないけど、多分取られたらきっと、今まで通りに過ごせなくなると思う。だから、本気で守らなきゃいけないんだ。
花子「なんで、貴方はそんなに私に態度が悪いのぉ?」
ゆめか「さいねちゃんを怯させてるからに決まってるでしょ?」
さいね「ゆめかちゃ…」
ゆめかちゃんは私に一度目をやると、すぐにお化けに向き直り、いつもの優しげな目を尖らせる。
ゆめか「かくれんぼ、やってあげるよ。絶対…勝つから。」




