九話 勇者の聖剣と報酬確認
〈聖剣ヴァルキリー〉
神魔戦争にて、魔王に洗脳され、鍛冶神ヴァイスによって剣に封印された姿。剣だけどしゃべれる。
魔王に対して唯一ダメージを与えられる武器とされている。魔法を纏いやすいが扱いが尋常じゃないほど難しいので今までこの剣を使用できたものは2名しかいないと記録されている。
「神魔戦争って何?」
「それを聞くか?話すと長くなるぞ。」
「じゃあ、わかりやすく短めに教えてくれ。」
「わかった。」
神魔戦争とは
闇の女神ライバックの加護を与えた。一人の青年そして今の魔王。奴は闇魔法使いとして最前線で戦い続けてきたが加護の力で魔物を統制する力を得た。これで平和が訪れるとおもっていたのだが徐々に闇の力が強くなり奴は変わった。手始めに我を洗脳し、神々の地へ我が送り闇の女神を討ち取った。奴は神になろうとしたんだ。創造神様もさすがに起こり奴を止めようとしたのだが闇の力は強烈。すべての魔法を無に帰す最強魔法によって創造神様も地上に送り返すことしかできなかった。
「大体そんな感じじゃ。」
「なるほどわからん。お前がやらかしたって話?」
「まあそゆこと。」
(こいつ馬鹿なのか?)
「そういうことで以後お見知りおきを。」
「まあ、そんな感じだから俺のうるさい剣をよろしくね。それじゃあ帰って報酬確認と行くぞ!」
報酬!そうだった。やはりこの世は金、金こそがすべてを凌駕する!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
また二時間後
「ようやく帰ってきたぁ。」
「とりあえず冒険者ギルドに行って報酬山分けするぞ。」
『イェーイ!』
ディオオーダーの皆さんとも喜びあい報酬は勇者および国7割金貨70000枚ディオオーダーと俺たちに表記の5倍750枚の金貨が振り当てられた。
「こんなに貰っていいのプルア⁉」
「国のご厚意らしいよ。この国の国教が炎帝教、つまり炎の女神ミサエル様を信仰してて国で保護の対象になってるわけよ。」
「大体わかった。メロウのおかげだろ?」
「そういうことだね。」
予想外の収益だ。150枚が750枚、ほぼ何もしてないのに。
「ねえねえダンジョン行こうよ!」
「いいぞ金は十分にあるし余裕もあるし。」
するとギルドの受付嬢に呼ばれた。
「遅くなってすいません。こちらDランク冒険者のギルドカードです。Fランクのカードは回収させていただきます。」
「おお、確かそんなのもあったな。材質がアルミみたいな感じになったな。」
ギルドカードも受け取ったことだし、レグロスさんにダンジョンのことをいろいろ聞いてみることにした。
「次はブレスラへ行きたいんですがどういうルートで行けばいいですか?」
「ああ、それならまっすぐ行くより、東のシュトラって町からワープポイント経由のほうが早いぞ。」
ワープポイントか、別に使わなくてもいいかも。
「北まっすぐ行くとどのくらいかかりますか?」
「歩くと早くて2日、普通は4日くらいかな。シュトラ経由だと1日、敵が多いと3日くらいか。」
「ゆっくり旅したいから北へまっすぐ行くことにします。」
「そうか。今日はゆっくり休めよ。」
そんなやり取りをして宿屋に着くとメロウは疲れ切って寝てしまった。
「今日は俺も寝るか。」




