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異世界召喚したのですが『多分勇者』だったので追放時に王様から貰った国宝の刀とチートで津々浦々最強目指して、無双旅に出る  作者: シオン


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七話 ダンジョンを勧められた(レベル一なう)

冒険者ギルド掲示板にて


「何だよこれ高難易度の依頼しかないじゃないか!」

ギルド内に声が響き渡る。近くにいる冒険者に話を聞いてみると、



「今は依頼がないぞ。なんせオークの突然変異種Aランクの魔物オーククイーンがこの周辺に住み着いてるって話よ。国から勇者プルア様が直々に討伐隊を出すらしいからな。オーククイーンなんてめったに出ない超激レア魔物よ。Aランクとは言ってるがSランクにも引けを取らないレベルだからな。」


何だよそれ。オーククイーンって、普通はオークジェネラルとかは聞くけど勇者が倒さなきゃいけないほどの敵なのか?というか異世界の人コミュ力が高いし、だれと話してもこんな乗りだから話しやすい。


「あの勇者様ってどういうことですか?」


「何だそんなことも知らんのか。プルア様はこの国最強の勇者様で光の女神サリーナ様の加護を持つこの国の希望みたいなもんだ。」


ふーん勇者が何だよ。俺だって一応勇者だぞ。


「まあ、ここから少し遠いが初心者向けのダンジョンがある町があるな。とはいってもそのダンジョンはまだ踏破されたないけどな。」


「ダンジョン?」


「何だお前ダンジョンも知らないのか、教えてやる。この町から北にずっと行くと、ブレスラっていうこの国の五本指に入るくらいの大きなダンジョン都市がある。そこに行けば、経験値稼ぎや金を稼ぐのも冒険者ランクを上げるにもお勧めだぞ。ワープポイントはないし馬車も出ないから、歩くしかないけどな。途中に町はない。」


まじかダンジョンか行ってみたいとは言ってたけどまだレベル1だからな大丈夫なんだろうか


「えー何?オーククイーンがいる方行くの?」

メロウが食いついてきた。


「何だよメロウまだ決まったわけじゃないよ。ダンジョン行くのはどうかっていう話だよ。」

説明するとメロウが「行きたい!行きたい!」とうるさく言ってきた。


「とりあえず装備を整えてから行ってみることにします。」


そんな感じで冒険者ギルドを出て食料を買うことにした。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇



「うう、金がない」


「ねえ、あんまそういうこと声に出さないでよ恥ずかしい。」

メロウが耳元でささやく。

「でももう手持ちがないんだよ。」


残金銀貨四枚、宿で一泊したなくなるな。


「お金がないならバイトすれば?」


「バイト?」

メロウが指をさすほうにはオーククイーン討伐隊派遣の募集があった。


「なになに?」

〈オーククイーン討伐隊緊急募集〉

報酬:金貨150枚、冒険者ギルドランクポイント、100

乗務時間:8時間

条件:冒険者ギルド登録済みの方(ランクは問わない)

内容:オークの集落にいるオークの討伐

参加希望の方は冒険者ギルドまで

なるほど。勇者がオーククイーン倒すからその道を作れってことか。報酬も高いし、やる価値あるな。


「普通のオークはザコだしキムラっちでも倒せると思うよ~というかダンジョンはどうするの?」

うう、完全になめられてる。でも金貨150枚破格だ。


「というかこの依頼募集今日までじゃん。早く決めなよ。」

まあ、金に困ってるからやるか。

そうして冒険者ギルドで参加登録をした。明日の8時冒険者ギルド集合で馬車で往復四時間、戦闘・解体で四時間。なかなか大変だ。なので早くご飯を食べて宿で眠りについた。


次の日


メロウをたたき起こして宿をチェックアウトして集合5分前くらいに冒険者ギルドに着いた。


「全然人いないな。」

そんなことを考えていると、近くにいたパーティーが話しかけてきた。

「お前さんひとりか?」


「一人ですけど?どうしましたか?」


「そうか、オーククイーン討伐参加者だろ。今回の参加者は俺たちSSランクパーティーのディオオーダーとお前さんと国の討伐隊そして勇者プルア様だ。俺はレグロスだ。リーダーをやってる、左からシュナイダー、ロマイルの三人パーティーだ。」


「私はキムラといいます。よろしくお願いしますレグロスさん。なんでこんな割のいい依頼を受けない人が多いんですか?」


「あのなぁ。オークキングって知ってるよな。オークの集落で一番大きく常に500体ものオークを従えていてオークジェネラルやオークウィザードを従えてるAランクの魔物だ。だが突然変異種オーククイーンは250年前に一度だけ目撃されたって言われてる魔物だ。聞いた話だがハイエルフの英雄、ノースター殿が率いた精鋭部隊でも討伐できず、その後に風の大精霊ウィズが降臨し討伐されたっていう伝説があるんだ。2500体のオークを率いていて繁殖力がけた違いに高いらしい。」

めっちゃ逃げ出したい。なんだよ死にに行くみたいじゃないか。


「おい、メロウ!オークってザコなんだよな⁉」


『ぅ!』

ディオオーダーの三人がビックリしたのか変な声を出していた。

「どうしましたか?」

そう聞くと三人は声をそろえて。


「何でもない」と言った。

なんか怪しいがもうすぐ馬車が出発するらしいので乗ることにした。

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