十五話 第六層
「ふぁー起きろメロウ。」
「むにゃむにゃ、まだ寝てたいんですけど。」
「今日は八層まで行くつもりだから早く準備しろ。」
ダンジョンの一層の平均攻略スピードは4~6時間とされているらしく三層潜るのに18時間かかると仮定すると早く出発したほうがいい。
「え~もっと行けるよ。」
「そんなこと言うなら早くしろよ。」
「は~い。」
そんなやり取りをしながらもダンジョン攻略二日目が始まったと思っていたら。
「おいお前命が惜しくばここで荷物を置いていけ!」
そんなことを言ってるモブ盗賊にナイフを突きつけられた。
「誰だお前?置いてくわけないだろ。」
と挑発すると切りかかってきたので護身術スキルで取り押さえてた。
「お前なんでこんなことしたんだ?死にてえのか?」
「畜生!金品を奪おうとしたんだよ。武器とか防具とかは高く売れるんだよ!」
「メロウどうするこいつ?殺す?」
「さすがにそれはまずいでしょまあ縄で縛っておけば?」
「よしそうしよう。」
ということで縛ってモンスターがいるエリアに投げといた。
「よしじゃあ先行こうか。」
「は~い」
このエリアでは魔物が多くザコもいるが少し手がかかる魔物もいて進むのに時間がかかるわけではなかった。
「メロウさん強えぇぇぇぇぇぇぇ!」
完全体メロウ強すぎる。周囲の魔物が近づくだけで焼死していくからアイテム拾い放題だ。
「ねえねえキムラっちボス部屋だよ。キムラっちが戦えば?」
「そうだなさすがに活躍したい。」
中に入るとそこにいたのはオークジェネラルとオークの群れだった。
「15匹くらいのオークとオークジェネラルか、倒せると思う?」
「まあ行けると思うよ。」
なんかこんなやり取りした気がする。
「ああ、纏火は発動にキムラっちの魔力半分くらいで継続時間が15分くらいだから蒼か黒どっちか一つにしなよ、また気絶するから。」
「ああ、わかった。スキル纏火蒼。」
そう唱えると刀に蒼い火を纏う。
「よーし行くぞ!」
〈纏火蒼〉
千度を超える完全燃焼の火を武器に纏うスキル。なんにでも燃え移り燃え移ったものを燃焼状態にすることができる。
オークの間合いに走り込みオークに蒼い火を纏った刀で切り裂いた。
「ブヴヴぉぉ!」
一体のオークに燃え移れば後は勝手に自滅していった。
「やったー!勝ったぞ。レベル上がってるかな?」
【 名 前 】 木村歩夢
【 年 齢 】 21
【 種 族 】 異世界人
【 職 業 】 多分勇者、一応冒険者、精霊使い(仮)
【 レベル 】 6
【 HP 】 150 (+300)
【 魔力量 】 0 (+400)
【 攻撃 】 180 (+500)
【 防御 】 90 (+300)
【 すばやさ 】 160 (+300)
【 スキル 】 超級火魔法、抜刀術、鑑定、潜伏、護身術、アイテムボックス(特大)、
纏火黒 纏火蒼 剣術 魔術
従魔 火の精霊メロウ
【 加護 】 武神ガルバングの加護 大精霊ブレイズの加護
「おお、レベル三つも上がった。」




