十二話 そうだ、ダンジョンへ行こう!その3
ノースターについてはいろいろ聞いたので次はダンジョンのことを聞くことにした。
ブレスラのダンジョン(未攻略)
一~八層目
構造は洞窟で道の整備もされている。初心者向けのザコ魔物が生息する。ボス部屋には時々オークがいる。
冒険者ランクを上げるのに最適。
九~十二層
構造はあまり変わらないが、少し強いホログリンやゴブリンジェネラルなどのDランク魔物が生息している。ボス部屋にはCランクのヒグマが3匹程度いる。
十三層
初心者最大の難所迷路エリア。毎回配置が換わるがパターンがある。攻略本的なのはないので集中して進まないと挟み撃ちや角に追い込まれて袋叩きにされる。対策として、魔物除けを常備すること。
十四~十六層
暗闇エリア、敵の配置もまだ分かっておらず稀にAランク魔物が出ると報告されている。
十七層
エリア内では宝石がエンカウントしてくる。エリアボスにBランク魔物ゾンビジェネラルが3体いる。
十八層~十九層
アンデットエリア、サキュバス、ゾンビ、スケルトンなどがいる。聖水必須!攻撃を受けるとアンデット化する恐れがある。エリアボスにはヴァンパイアナイトが発見されたこともある。
二十~二十四層
水上エリア、海の魔物が出てくる世界有数の珍しいエリア。到達難易度が鬼だがエリア自体は単調で敵からの攻撃もほとんどない。エリアボスにクラーケンが出る。
二十五~二十六層
第二迷路エリアブレスラのダンジョンが最難関と名高い理由の一つ。
迷路加えてアンデットが生息しているので聖水を持ってないと死ぬ。走って突っ切ることもできるが入り組んだ迷路の中なので迷うと出られない。
二十七層
スライム地帯。スライムの中の最上位種ダークキングスライムがエリアボスとして立ちはだかる。
闇属性を極めたスライムで吸い寄せ攻撃が厄介。
二十八~三十四層
情報が少なく、最強の傭兵団ヘルズクランでも最高到達記録は三十四層までとなっておりそこから先に踏み込んだのはノースターのみとされている。このエリアの敵はダンジョンそのものだと、ヘルズクラン団長は語った。三十四層のボスはデュラハンがいるらしいが真偽は不明。
三十五層以降
まったくもって情報なし最終階層が四十層だと予想されている。
「まあこんな感じだ。装備や食事に関してはこちらから準備しておこう。」
「ねえ!ねえ!町が見えてきたよ!」
馬車の窓から顔を出すと大きな城壁が見えてきた。
〈ダンジョン都市ブレスラ〉
世界最難関と名高いダンジョンを有する都市。ライオネル王国の中で王都の次に大きい大都市となっている。
城門を見ると大行列ができているが俺たちが乗っている馬車は列を割ってそのまま都市へ向かっていった。
ダブリスさんがダンジョンへの入り方を教えてくれた。
「まず、ダンジョン前の受付で参加証を受け取る。そして列に並んで待ってれば入れるぞ。」
王様が用意してくれた1か月潜れるくらいの荷物をアイテムボックスに軽く入れるとダブリスさんが言った。
「そんなに大きいアイテムボックス見たことないぞ⁉なんていう大きさだ。」
「はは、そうなんですね。じゃあ行ってきます。」
少し駆け足でダンジョンへ向かった。




