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異世界召喚したのですが『多分勇者』だったので追放時に王様から貰った国宝の刀とチートで津々浦々最強目指して、無双旅に出る  作者: シオン


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十一話 そうだ、ダンジョンへ行こう!その2

三刀屋(さんとうや)を出て、ブレスラに向かう前にディオオーダーの皆さんに挨拶をするため冒険者ギルドへ向かった。


冒険者ギルドに着き扉を開けるとなぜか周りからの視線が来る。


「何?何?どうした?」

戸惑っていると、ギルドの受付嬢が駆け足で慌ててやってきた。


「お待ちしておりましたキムラ様、ギルドマスターがお呼びです。私についてきてください。」

受付嬢の指示に従って、ギルドマスターの部屋に連れてこられた。


「急に呼び出して申し訳ない、このギルドのギルドマスターダブリスだ。訳あってオーククイーン討伐戦にいられなかったが、そのことで話がある。」


「話ってどういうことですか?」


「簡単に言うとこの国の王がお前さんの精霊を謁見したいと申している。」

まためんどくさいことになってしまった。

「どういうことですか?」


「わかりやすく説明しよう。まず、この国は女神ミサエル様を信仰しているのは知っているだろう。」


「はい。」


「そしてお前さんがこの国に入国する前、予言が出てな、それが二振りの剣持ちしものに神の使い従えしもの現れる。って言う予言だ。見事的中だな。」


「それって王都までいかないといけない感じですか?」


「そうだ。ただしワープポイントは使えない。ワープポイントは人数制限があり、大人数は使用できないんだ。王都まで馬車で早くて10日、遅いと25日はかかるな。」

クソ長い行くわけないだろ。なんて言えない。相手は王族下手な真似すると死刑になるかもしれん。落ち着け木村いままで危機を乗り越えてきただろう。今回も落ち着けば行ける、のか?


「なあメロウ王様がお前に会いたいらしいぞ。どうするか?」


「ダンジョン行けないの?」

するとダブリスさんが提案してきた。


「ダンジョンか、ブレスラのダンジョンだろう。そこへ行ってからでもいい。ブレスラには王都まで直接行ける最新式の魔道具でんしゃがある。それに乗っていくのはどうだ?王様も急いでいるわけじゃないしとても親切な人だ。少し待ってくれと頼めば、何とかなるだろう。」

電車もこの世界にもあるのか。


「ブレスラまでは馬車を出す。どうだ?悪い話じゃないし、報酬も出るぞ。」


「報酬ってくらいですか?」

するとダブリスさんは耳元でささやいた。

「金貨ウン千枚くらいだろう。」


「よし行こう!ダンジョン行ってからでもいいだろうし。」


「ああそうだな。あそこのダンジョンは難しいぞ。下に行けば行くほどいい報酬があるが最高記録が第三七層だからそこがわからない。まさか踏破まで行く気か?」


「私がいればダンジョンなんてちょちょいのちょいよ。」

メロウが調子に乗っているが実際ものすごいきついのだろう。


「はっは!踏破できれば快挙だぞ。なんせ発見されてから540年踏破されてない全世界で5番目に歴史のあるダンジョンだ。三十七層まで行ったのは約680年前ノースター殿が単身で出したソロダンジョン攻略で最高記録だ。ソロはやられると誰も助けてくれないからな。やる人が少ないんだ。」

ノースターって誰だよ。確かオーククイーンの時もそんなこと言ってたな。


「あのノースターって誰ですか?」


「ん何だお前ノースター殿を知らないのか、まあ他国の人なら知らない人もいるかもしれないしな、説明しよう。」


〈ノースター・リーツ〉

冥王歴12年:ハイエルフの王バクト・リーツとメル・リーツの子供として誕生、現在1266歳。


冥王歴30年:ニスバーレ領防衛戦争、敵将を討ち取り18歳という若さで将軍補佐に任命される。


冥王歴40年:味方に裏切られ、ニスバーレ領追放、その一年後ニスバーレ領壊滅。


冥王歴42年:ハイエルフとして成人になり王位に就くが逃亡のちに弟クリス・リーツが王位に就く。


冥王歴53年:当時34歳英傑グレイフル・ライオネル率いる部隊に入隊し能力を買われすぐに部隊長になる。


冥王歴64年:グレイフル・ライオネルによって、ライオネル王国建設。ノースターは参謀総長として部隊を率いる。


冥王歴84年:65歳、グレイフル・ライオネル寿命で死亡。それを機に後継者争いでノースターは兄ルーク陣営に着く。同年弟ディアス闇討ちにより死亡。それにより兄ルークが王位を継承し、ノースターは右腕になる。


冥王歴100年:ルーク・ライオネル戦死。子供はいたが女の子のため王不在なのでノースターが代わりに王の代理をする。


冥王歴120年:冥王周期が終了帝王歴へ移行する。


帝王歴1年:ノースターの後々の妻ハイエルフのフィオナと出会う。ノースターは一目惚れし、一か月後にプロポーズすると二つ返事でOKしたとされているが真実は不明。


帝王歴13年:ライオネル王国の新たな王ヘルス・ライオネルが18歳になったことで国の政治を担当する。


帝王歴24年:隣国ウォンゲムからの侵略が起こる、しかしノースターによって撃退。功績がたたえられ英雄になる。


帝王歴46年:原神リバースの加護を得る。


帝王歴66年:ノースターが部隊を引退する。


「とまだまだ武勇伝はあるがこのくらいは覚えときな。」

ダブリスさん、話長いですよ。

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