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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ダイアリー

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Archive

書庫と呼ぶにはあまりに雑で墓と呼ぶには管理が甘い それでもここに言葉は収められている 救う意志は最初から無い 燃やす勇気も無かったんだ


だから積んだ ただ積んだ 書かれた順でも価値の順でもない 生き延びてしまった順だ 読まれなかった詩が背を丸め紙の湿度に耐えている 燃えながら


主張しなかった行 説明を拒んだ比喩 誤解されたままの語 どれも訂正されず沈黙のまま番号も振られない 今はそんな物でもいつか息吹くと信じてて


本とは未来へ渡すための歴史書ではない 忘却を阻止する記録簿でもない ここにあるという痕跡だけが生存証明になるんだろう そして人の中で生きていく


熱を帯びたものは腐りやすい 文芸においても 温度を失った作品が残される 腐敗を終え 形だけになったもの だからこそ常に筆を振るう価値がある


私は今日も一編を運び込む 必要だったからではない 捨てられなかった それだけだけど書庫を見つめて色々読んだものだと感慨に耽る夜に懲りずに新書を探す


美しい記憶も誇れる物も無い ありふれた悲しみの果てにただ終わるだけだろうに ただ本一冊も出せずに死ぬのは忍びないね 書店に私の詩集が並んだら?


夢は夢のままではどうにもならないのにね でも書き続ける為に出版というのはマテリアルなのかと言えば分からないので今のままワナビでも良いのかもな

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