笑って誤魔化す。
更新遅れてすみません!
しかも物語的にはあまり進展がないような・・・
更新遅いですが一ヶ月以内に一回も進めないというのはないようにしたいと思います!
「え、嘘。」
「本当だ。」
どうやら本当らしい。
どう見ても年上とは思えない二人を眺めていたが、やっぱりどうでもいいらしい。
視線を外して、読んでいた本へと戻した。
ちなみに今更だが、ここは資料室だ。
「もうっ!羽雪ちゃんつめたーい。」
無視。
「年下の二人くらい相手してくれてもいいじゃない!」
何故年齢を知っている、とも思ったがやはり無視。
「そんなんじゃリレイアあげないわよ?」
「いらない。」
そこだけは答えた、しかも即答。
リレイアが若干苦い表情を浮かべているが、羽雪は無視した。
「もうっ、リレイアしっかりしなさいよ。羽雪ちゃんに捨てられるわよ!」
拾った覚えはないしリレイアに非はないだろう。
理不尽さを覚えつつも言い返しはしないらしい、羽雪は二人のことなどそっちのけで本を読んでいる。
ロウドはそんな羽雪をジトリと見て、後ろから抱きついた。
「読めない。」
言外に離せと言っているがロウドは腕に力を込めただけだ。
「羽雪ちゃん~私あなたの妹になるのよ?」
する気は皆無だが。
「ロウド・・・」
とにかく離れてほしいの一心でロウドの名を呼び振り返ると、ロウドは固まった。
そしてその隙にロウドの腕の中から脱出して資料室までダッシュ。
「・・・・見た?今の・・・」
「・・・・」
振り返ったときの羽雪の表情だ。
普段から無表情で愛想のかけらもかんじられない彼女が
微笑んでいた。
(どうして皆某が笑うと固まるんだろ・・・)
むかしから羽雪は都合が悪くなったりすると『笑って誤魔化す』という手段を使っていたらしく、効果は抜群で固まるかそれプラス赤面かのどちらかだ。
まぁいいかと自己解決して歩みを速めた。
「よっ。」
「チッ・・・・」
廊下を歩くこと数分、嫌な奴と出くわしてしまった。
見覚えのある薄紅は、グレンだ。
普段無表情な人が笑うとけっこう可愛かったりしますよね!




