予想外過ぎる事実。
「羽雪ちゃん!!おはよう!」
バーンと扉が破壊されそうな勢いで開けられた。
「・・・・・・・おはよう。」
元々テンションの低い羽雪がロウドのテンションに合わせられるはずもなく、いつも通りの低いテンションで答える。
けれどもロウドはハイテンションで羽雪と接する。
「男ばっかりで大変だったでしょ?毎日羽雪ちゃんのところに通うわね!」
正直勘弁して欲しいところだが、羽雪は受け流しておいた。
コクリ、と一つ頷いたら結構な勢いでロウドが抱きついてきた。
「きゃあああぁ!可愛いわ!羽雪ちゃん!!物凄く可愛いわ!!」
アイドルの追っかけもビックリする勢いだ。
いい加減このテンションに頭痛がし始めた頃、扉をノックし返事も聞かずに入室する者が一人。
「おい・・・・」
低い艶やかな声。
その方を見ると、リレイアがいた。
「姉貴、いい加減にしてやれ。」
「・・・・・・姉貴って呼ぶんだ。」
「そっち?!」
ロウドがリレイアの姉というところとは別のところに関心を示した羽雪に、ロウドがつっこんだ。
「似てないね。」
羽雪は正直な感想を述べた。
リレイアは濡れ烏のように美しい漆黒の髪、ロウドは濃い黄金の髪、瞳の色も違う。
性格も全く違うように思える。
「これでも双子なのよ?」
キャッと可愛らしく言うロウド。
「ふぅん。」
一応相槌は打つが、どうでもいいらしい羽雪。
他人には一切の興味を持たないようだ。
「羽雪ちゃん冷たーい。せっかく年の近いお友達なのに!」
ぷくっと頬を膨らませるその様は大変可愛らしいが、リレイアは顔を引き攣らせている。
二人とも三つ以上は離れていそうだと思っていた羽雪は、その言葉に首をかしげた。
「私たち二人とも十七よー?」
一つとはいえ、年下と来た。
実はリレイア年下でしたー。
それと年齢のがよくわからないので一応R15つけておきます。




