救い?
「随分とお手が早くなりましたね、リレイア様?」
突然の声に、リレイアは軽く舌打ちしてその人物を振り返る。
「ネーヴェか・・・・」
「はい。羽雪様がお声を荒げておりましたので何かと思い来てみましたが・・・どうやらお邪魔のようですね。」
ニッコリと微笑み、そう告げた。
どう見ても邪魔ではないのだが、むしろ羽雪にとっては救い以外の何物でもない。
「邪魔じゃない。助けろ。」
言うと、ネーヴェはやれやれと言うふうに肩を竦めた。
「リレイア様、お戯れも大概にしてください。羽雪様が困っています。」
「羽雪が面白い反応を見せるから悪いのだぞ?」
言いながら、リレイアは羽雪から離れた。
SかSなのか?小五月蝿い小姑魔王のくせにSなのか?などと余計な事を羽雪は考えていた。
「からかわないで、心臓に悪い。某が悪いみたいに言うな。」
やや睨みを利かせながら言うと、リレイアはニヤリと笑って口を開いた。
「お前が私を誘うような表情をするのが悪い。」
断言した。
もはや感心するレベルだ。
レーヴェは慣れているのか、それとも魔族とはこういうものなのか、どちらか定かではないが笑顔を保っている。
「そんな表情してない。もういい、もう寝る。出てって。」
「はい。では、お休みなさい。」
「一緒に寝てやろうか?」
「結構です。」
二人とも、面白そうに笑いながら出て行った。
最近羽雪喋り方が微妙だ。
それとレーヴェが腹黒キャラに・・・!!




