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模擬戦(本気)


「模擬戦?」

「そう。やらない?」

「そんな友達を遊びに誘うような感じで言われても…」

「いやだって、模擬だし…」

「いーじゃねーか、やろうぜー」

「ショータがそういうなら…」

「決まりだな。チームはどうする?」


あ、チーム戦なのね…


「たまには違う人と組んで見たいから、俺はセンシンさんと組もうかな。エストシアが敗北の悔しさに歪む顔も見たいし。」


なんだその天然ドSは、


「ていうか、なんで僕が負ける事前提なのさ!ユウさん!あいつらボコボコにしましょう!」

「え…?あ、うん。そうだね…」


「…まさかこんなにノリノリになるとは思わなかったよセンシン…」

「俺もだぜユウ…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


あのやろー!けちょんけちょんのぎったぎたにしてやるんだからー!


「おいエストシア、もしお前が勝てたらなんでもいうこと聞いてやるよ、ありえないだろうがな」

「なんで最近そんな上から目線なのさ!」

「俺がいないと生きていけないんだろ?」

「なっ…!?違う!あれはそういう意味じゃなくて…」

「まあいいさ、せいぜい頑張れよ?ちなみに、俺が勝ったらお前に言うこと聞いてもらうんで、よろしく」


むっかー!最近調子に乗ってるよねショータの奴!僕のチェスの能力でボコボコにしてやるっ!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「よし、始めるぞ!」

「ボコボコにして辱めてやるっ!」

「あ…あの…模擬だからね?あくまで、模擬だからね?」


「ユウさんはセンシンさんをよろしく!」

「分かった…」


ちなみに今回銃は使わない、弾だって消耗品なんだよ


「くらえぇぇ!」

剣を出し、ショータに向かって思いっきり斬りかかる

「馬鹿の一つ覚えってやつだな」


ガイン!


「あうっ!」


渾身の一撃はショータに簡単に弾かれ、逆に斬られそうになる、体を捻ってよけ、距離を取る。


「おらよ!」


ゴゴゴゴ!


火の玉がこっちに向かって飛んでくる


…ここで除けてもいいんだが…ここは突破する!


ジジジジジジ……


盾で炎から体を守りつつ、火の玉が飛んできた方向に向かって突進する


もらった!

「甘い!」


ズン! お腹に鈍い衝撃が響き吹き飛ばされる…なんで…?完璧なタイミングだったはず…


「うえっ…えほっ!えほっ!」

「今のは危なかったが…昔お前が言ってた事を思い出してな…『盾を持っているなら相手が魔法を使った時が突進のチャンスだと思うんだよな』…だったか?ラノベを読んでる時の事だ、覚えてるか?」

「覚えてない…」

「そうか…まぁいいほら、降伏しろ。」


剣と盾が蹴り飛ばされる…


「お前の武器はもうないだろ?それとも殴りかかってくるか?」

「舐めるな!」


ショータを蹴り、その反動で距離を取る。


仕方ない…


「行くぞ!騎士団!」


シュゥゥゥ…


「なんだこれ…」


僕の周りにポーンとルークを出現させる。


「奥の手って奴だよ…さあ!これからが本番だ!」

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