模擬戦(終了)
「…あっち凄い事になってるな…」
「そうだな…」
言葉を交わしつつも剣と剣が物凄い勢いでぶつかり合っている。
「んじゃこっちもやりますか」
「おうよ!」
コォォォ…
2人の周りに光が集まる…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガン!ガン!ガガガン!
「くそっ!数多いぞ!」
ポーンが動きを封じ、ルークで攻撃する
ショータは思うように攻撃ができず焦っていた。
「いい気味だなショータ!負けるのはお前だ!」
「うるせぇ…っ!」
更にもう一手!
ナイトを呼び出しショータの頭上から攻撃させる。
「ぐおっ…!?」
ショータにナイトの槍が突き刺った…
勝った!そう思った瞬間だった…
パリィン!
「…え?」
ガラスが割れる様な音がし、駒が全て消えてしまった。
「…なんで…」
魔力切れ!?そんな!あと一歩なのに…
「なんだか知らんが隙だらけだぞ!」
しまった!慌ててショータの方を向くと、ショータが見たことの無い杖を持ってこっちに構えていた
「…なにそれ…」
「奥の手ってやつだ!」
杖の先から水の様な物が飛んでくる
「うわっと!?」
なんとかよけれた…!?
水が鞭のようにしなり、僕の方に向かってくる…
「いぎゃっ!?」
い…痛い…何これ…水の威力じゃありませんよ…
「おらよっと」
今度は水がロープのように僕の体に絡みつき、縛っていく
「うう…うぐぐっ…」
抵抗しようとしても、水なので手が水の中に入るだけで何もできない
「捕獲完了…降参するよな?」
「………っ!やだ…!」
「しろよ。」
「ひぎっ!?」
バシィッ!水がまた鞭のように僕の背中を叩く。痛い…痛いよぉ…
ビシッ!バシッ!ビシャッ!
「ふぎゃっ!?痛い!」
何度も何度も鞭で叩かれる…もう限界…
「ほら、降参しないと終わらないぞ?」
「うう…降参します…だからもう叩かないで…」
屈辱…
「ほらな?やっぱり俺の勝ちだ…」
「チェスのやつさえ消えなければ僕が勝ってたのに…」
「まあ、あれは危なかった…ていうか、悪いな、叩きまくっちまって…なんかテンション上がっちゃてさ…」
「本当だよ…痛かったんだからね!このドS!」
「いや、俺もここ切られたし…」
あぁ…そういえば…
「ちょっと傷見せて?」
「やだよ、塩擦り付ける気だろ」
「失礼な…」
フワワワ…
「おお!?治った!?」
「回復魔法くらい使えるんだってば」
「そういやそうだったな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いやー!お疲れ!」
「あ、ユウさん。どうでした?」
「なんとか勝てたよ」
「くっそー!次は負けねぇぞ!」
「しかしさぁ…」
「なんです?」
「全くチーム戦じゃなかったよね…」
「確かに…」
ショータをボコボコにすることしか考えてなかったからなー…
「まぁいいさ….さぁ、帰って休もう!」
「じゃあさよならー」
「またねー」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あー疲れた…けどショータ、あの杖なんなの?」
「俺の新能力。なんか色々操れるっぽい」
いいなー。かっこいいなー…
「それよりさ…」
「なにー?」
「負けたら言う事聞くって約束…忘れてないよな?」
「あっ…」
うわぁ…忘れてたよぉぉぉ…!




