それぞれの考え
「マジかよ?」
「マジだよ」
「…本当ですか?」
「本当です。」
…何回やってるんだこのやりとり…
僕の家にはショータ、ユウさん達、そしてお爺さんとノントさんがいる、そして今、僕が魔王から聞いた事を伝えた所だ
もちろん全員驚きを隠せていない、そりゃそうだ、僕だってまだ驚いてる
「まぁだが、いいんじゃないか?王子には婚約者もいねぇし、好きな人がいるって話も聞いたことねぇ、魔王と王子が結婚しちまえば
世界も平和になるだろうよ!」
「確かにな…世界が平和になるというのはいい事だ…」
「しかし…他の方々は納得するでしょうか?」
「そこはかけだと思うな…魔王と王子の人柄によると思うよ」
「王子の人柄は保証するぜ!国民からも人気が高いしな!」
「魔王様も少々世間知らずだが、悪い方ではないぞ」
…問題は人柄じゃないと思うんだけどな…
『魔物』と『人間』がくっつくって所が危ないと思うんだ…そうなったら僕が反乱分子を
物理で殴ろう。そうすればこの世界も平和になるよね…
「じゃあとりあえず解散ということで」
「さよなら〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガチャガチャ…
銃の整備なんて久々だなあ…最近平和だったし…
シュイン!
うんうん、この剣も輝いてるねぇ…
シュゥゥゥ…
チェスも出てくるなぁ…たまに出てこない時があるんだよね…
ふわわわわ…
回復魔法も衰えてないね!
よし!準備完了!この準備を使わないといいんだけどなぁ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふんっ!せいっ!」
よし、今夜はこのくらいにしておこう…
次は魔法だ…
ゴォォォ!
うん。大丈夫だな…そして、この前手に入れた新能力…
コォォォ…
銀の翼が付いた金色の杖が手の中に現れる。
シュシュシュシュシュン!カィィン!
よし、これで大丈夫だな…いざという時は
あいつも守らないといけないからな…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「魔王様は何を考えておられるのだ…!」
「ワシは反対だぞ!人間の王子と結婚などと…!」
「ワレラモサンセイデキナイ…」
「こうなれば始末するしかあるまい…」
「魔王様をか!?」
「バカかお前は!?人間の方だ!」
「そうだな…殺戮は趣味じゃないが俺らの未来のためだ…」
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「王子には困ったものだ…」
「魔王と恋仲になるとはな…」
「王は許しておられるが、魔物と組んだらどうなるか分かったものではない…」
「魔物側にも反対の者がいるようだ…どうだ、この際手を組むというのは」
「………仕方ない…か…王のためだ…」
「魔物達には殺さないように言っておこう。
不満がある者が多いということが分かればいいのだからな」
「魔王はどうする」
「できるだけ殺さないようにしようと思うが…相手は魔王だ、全力で行こう」
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はぁ…どうにも不安がとれないよ…
このチェスの能力もよく分かってないし…どうやって作戦を立てればいいのかも分からない…平和であることを祈ろう…
チェスの能力の説明。
・発動条件
キング(ショータ)とクイーン(エストシア)が一定の距離内に居る事。
駒の能力
・ポーンー機動力が低く攻撃力も高くないが、大量に呼び出す事ができる
・ルークー駒の中でも最高レベルの強度と突進力を持つが、小回りがきかず、攻撃も大振りで隙が多い
・ビショップー斜めに真っ直ぐ飛ぶレーザーを出す事ができ、破壊力も高い、しかし防御が低く、移動もできない
・ナイトー馬に乗って移動しながら攻撃する、馬は高く跳ぶ事もでき、攻撃力、守備力、移動、全てにおいて優れている、しかし馬がやられてしまった場合戦闘力は0に等しい
キングとクイーンは出せない
キング(ショータ)かクイーン(エストシア)のどちらかが傷を負った場合、全ての駒は消滅し、5分間出す事ができない




