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魔王の恋

バサバサバサッ!


なんだこのこーもり…変な色してるぞ?


『魔王より通達!家来13!すぐに魔王城に来るように!』


コウモリが喋った!なんで魔王から通達がくるんだ!家来13ってなんだ!こら!


「なんだこれ?」

「僕が聞きたいかな?」

「だよなぁ…」


魔王城ねぇ…行きたくないなー…なに命令されるか分かったもんじゃない…でも行かないとなー家来になっちゃったしなーやだなー。


「どうすんだ?行くのか?」

「うん…ショータも一緒に来る?」

「いや、いい…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


やってきました魔王城〜!今すぐ帰りたいっ!


「待っていたぞ。遅かったな」

「うるせーですね。早く用件言ってくださいよ」

「うむ、実はな…惚れたのだ」

「あーはいはい惚れ…はいぃ!?」

「聞こえなかったのか?」

「聞こえたから驚いてるのさ!誰に!なんで!」

「人間の国の王子だ…」


何言ってんだよ…このアホ魔王は…

「一目惚れという奴だな。もう人間の王には言ってある、応援してくれたぞ」


なんでだよ王様ぁ!?いいのかそれで!?


「で…だ…その…プロポーズなるものの仕方を教えてくれないか?」

「はぁ?」

「いやな?結婚するなら王子の心をやはり捕まえておきたいではないか?だからな」


うんまぁ分かったんだけどさ?


「なんで僕なのさ!僕恋愛経験0だぞ!なんで僕なんだ!」

「む…?お前、あのショータとかいう男の恋人ではないのか?」

「違うっ!」

「そうか…ではどうしたらいいのだ…」

「はぁ…王様は応援してくれてるんでしょう?だったらデートでも行ったらどうですか。

お忍びで」

「む…その手があったか。よく思いついたぞ家来よ、褒めてやる」


むっかつくー…まぁいいか。王子と魔王がくっつけばこの世界も平和になるだろうし…


「ふむ、では私は計画を練る。お前は帰っていいぞ」

「はーい」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「マジかよ…」

「マジだよ…」


「まあいいんじゃない?」

「恋愛は自由だもんな」


…まー不安がないと言えば嘘になるわけなんですが…まぁいいかー



大丈夫…だよね?

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