ユウサイド
一方その頃
「あった!魔法の残り香!」
どうやら手がかりが見つかったようだ
「どっちに向かってる?」
「あっちね。」
そう言ってマイが指差したのは森の方だった。森か…逃げられると結構厄介だな…
「よし、行こう」
「おうよ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「マイ、どっちの方向だ?」
「…あっちね。」
「分かった。皆、聞いてくれ」
「なんです?」
「術者を見つけたら後ろから1撃で決める。皆もサポートしてくれ」
「なんでだ?捕まえて情報を聞き出せば
いいじゃねぇか」
「いつもならそうしてるんだが…今回は別だ、人の命がかかっているかもしれないからな」
あの洗脳が強い物だった場合、術者を捕まえた時にエストシアさんを人質にする可能性がある。それは避けたい
「分かった…まぁ、どうせ口割らないだろうからな。」
「…近くにいるわよ」
静かに、ゆっくりと、しかし確実に、膨大に、剣に雷の力を込める。
「…居たわ、おそらくあの老人よ」
「分かった。ソーリ、俺に加護を」
「分かりました…攻撃の加護、素早さの加護。」
力がみなぎってくるのが分かる
一撃で仕留められる間合いまで近づきチャンスを狙う…
・・・・・・今だ!
バリバリバリバリ!
「うごぁっ!?」
狙い通り首を切り裂く。老人は1回痙攣し、動かなくなった。
「ユウ!その指輪よ!」
マイが叫ぶ
「…これか!」
バキッ!指輪に向かって思い切り剣を突き立てる。指輪は粉々に砕けて、風化するように消えていった。
「これで大丈夫だろう。さ、帰ろうか」
「俺…出番無かった…」
「センシン…ドンマイ!」
あの2人って結構お似合いな2人だと思うんだよな。2人に言ったら絶対速攻で否定されるだろうけど。
さ、村に戻ろうか…




