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第一話 友達とは
--昼休み。
私はいつものように教室の窓際に座っていた。
友達。
その定義について考える。
googleによると、
親しく付き合う相手。
信頼できる相手。
……らしい。
難しい。理解困難。
「アイー!」
廊下から声がした。
ユキだった。
「ご飯食べよー」
「うん」
私は立ち上がる。
それだけで自然とユキの隣を歩いていた。
◇
--中庭。
タケシたちもいる。
ユキがお弁当を広げる。
「今日はな、卵焼きが当たりやねん」
「卵焼きに当たり外れが存在するんか?」
「する」
即答だった。
◇
しばらくして私は尋ねた。
「ユキ」
「んー?」
「友達とは何をするものなんだ?」
ユキは固まった。
「急やなぁ」
「重要案件」
「そうやなぁ」
少し考え、笑いながら答えた。
「こうして一緒にご飯食べたりすることやな」
「なるほど」
私は記憶する。
友達とは、
一緒にご飯を食べる存在らしい。




