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Meta Hack Flow  作者: hiroumi


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空からの襲撃

SSBR施設5階の窓ガラスを割って瓶型ロボットのフロランがケネス・ブルックのオフィスに侵入した。


そこにはメタリックに輝いたロボットが突っ立っている。


フロラン「ケネス・ブルックか?」


ブルック専務「フフッ、私を倒しに来たのか?」


(強そうな見た目に変わったな・・・)


フロラン「お前がアンドロイドだっていうことは極秘じゃなかったのかよ」


ブルック専務「そんなことはお前が心配することではないだろう。人の形をした私は別の場所にいる」


フロラン「そう何人もいられちゃ困るんだけどな、倒しがいってもんがなくなるだろ」


ドローンに乗っていたハンドクローラーがケネス・ブルックに襲いかかる。鋭い爪を突き立てたがそれをケネス・ブルックは手のひらで受け止め、ハンドクローラーは弾き返されて床に落ちた。


フロランがサブマシンガンを撃ったがケネス・ブルックにはまったく効いていない。ゆっくりとケネス・ブルックが歩いて近づいて来る。


(これはヤバイな・・・)


フロラン「随分、強化されたようだな」


ブルック専務「フフフッ、何も恐れるものはない」


フロラン「そうかい、それじゃあこれはどうだ?」


煙幕弾をケネス・ブルックに投げつけ、ドローンで素早くハンドクローラーを回収するとそのまま窓から外に逃げ出した。


フロラン「ヒャッホー♪好きにしな。それならオレはドミンゴを狙うぜ!」


5階の廊下では特殊部隊がSmall SERAPH10体を倒していた。

サブマシンガン、サバイバルナイフ、煙幕弾にテーザー銃を駆使して戦った結果、なんとか倒したようだ。


隊員「やっと倒せましたね」


安心したのも束の間だった。奥のドアが開き、メタリックなロボットが姿を現した。


隊長「よし、あとはあの1体のみだ。退避できるルートを確保しながら射撃しろ!」





――― 航空母艦 ―――


空からドローンがこちらの様子を見ている。その数はだんだん多くなる。オートパイロットで人を追跡するようにできているようだ。


避難民たちがざわついていた。


ラファエラ「ノア出番よ!その長細い箱を持ってデッキに行くわよ」


ノア「ちょっと人使いが荒いな!今、アンドロイドで戦ってるところだよ」


ポートランドの都心部のSERAPHは大方やっつけた。あとはレナータとAIを搭載したハンドクローラーが敵を倒してくれるだろう。

VRゴーグルを外して、ラファエラの指示に従った。


ノア「この箱か、意外と軽いな」


箱を開けるとロケットランチャーのような形のものが入っている。(あれ?銃口がない・・・。なんだ、これ?)


ラファエラ「さぁ構えて、充電してるからたっぷり使えるわよ」


ノア「了解だ、ボス」


ノアが銃を構え、引き金を引いた。スコープから見えるドローン群はコントロールを失い、パラパラと海へ落ちていった。


ノア「なんだ、これ?スゲー」


ラファエラ「それはドローン専用のドローンガンよ。今日のために準備してたの」


ノア「さすがボスだぜ」


ノアはラファエラの頭を撫でた。


問題はまだ終わりではなかった。戦闘ヘリが航空母艦の真上でホバリングしている。Small SERAPHがパラシュートを付けてそこからダイブして来るのが見えた。


避難民「なんだ、あれは?空から何かやって来るぞ!」


20体ほどのSmall SERAPHが航空母艦を目指して降りてくる。両手には機関銃やブレードを装備しているようだ。


ラファエラ「ノア、こっちよ」


ラファエラがハンドクローラーの上に乗り、ノアを誘導する。


航空母艦の上にミニガンM134が設置されていた。360度回転できる座席つきだ。


ノア「これ本物じゃん。まぁやるしかないか」


席につくとシートベルトを締めて、ノアが上空に向けて弾丸をぶっ放した。Small SERAPHのパラシュートに穴が開き、コントロールを失って海に落ちてゆく。


戦闘ヘリの機体にも穴が開いた。ガソリンを垂らしながら一目散に逃げていくのが見える。ただ1体を除けば・・・。

撃ち損じた1体のSmall SERAPHが航空母艦に着地した。


避難民たちが叫びながら逃げ出す。


ノア「クソー!1体がこっちに来たか」


ラファエラ「落ち着いて、こっちにはハンドクローラーがあるわ」


航空母艦に積まれた窓のないコンテナの扉が開くと人間の腰ほどもある大きさのハンドクローラーが登場した。コンテナから3匹、4匹とぞろぞろと出てくる。


コンテナの上を這い、Small SERAPHとの距離を縮めた。


Small SERAPHが両手に持ったブレードを広げた瞬間、ハンドクローラーが飛び掛かる。


『キン!』


ハンドクローラーの鋭い爪とSmall SERAPHのブレードが当たって火花が散った。前にいる1体のハンドクローラーに気を取られているうちに次々と他の機体が襲いかかる。


『ズサッ!ズサッ!ズサッ!』


Small SERAPHのボディにハチの巣のように穴が開き、ピクリとも動かなくなった。


ハンドクローラーは鋭い爪でSmall SERAPHを弾いて海に投げ飛ばした。


ノア「スゲー!あの巨体のハンドクローラーよく作れたね」


ラファエラ「コニック博士のおかげよ」


避難民たちから拍手が沸き起こった。まだまだ油断はできないがひとまずピンチは去った。


https://note.com/hiroumimetavarse/n/nb157d7d0a905


画像はnoteに置いています。

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