第4話 宮本の公開処刑まで後45分。
登場人物
宮本→主人公
受付→何か怖い事務さん
あれからどんくらい時間が経ったのだろうか。
渋滞はまだまだ続きそうな感じだ。
てか中々動かない。まじで亀。
宮本(…くそう、一向に進まねーな。時間ももうすぐ八時四十五分になりそうだし。うわー完全遅刻だよ。取り敢えず会社に連絡するしかないか。はぁ、電話したくねぇ…)
正直電話をするのが怖かったが、仕方が無いため俺は会社へ電話を入れる。
受付『はい、松黒商事の◯×です。』
宮本「おはようございます。本日入社の宮本です。」
受付『……もうすぐ入社式が始まりますが、今どこで何をしているのですか?』
宮本 (えっ怖。何?ここの会社の女性陣みんなこんな感じなの?そんでこの電話の女の人めっちゃ声低くして喋るじゃん。ヤバイヤバイヤバイ)
会社に電話をかけるのはこれで二回目なのだが、本当に事務員さんの電話対応は何か重たいオーラを感じられる。
これ社員だからこの対応なんですよね?そうですよね?
余りに凄みのあるこえだったので、慌てて反応した。
宮本「たっ、大変申し訳ございません。実は〜」
俺は取り敢えず事の事情を説明した。
事情も事情でなんとか理解してもらったけど、何故もっと早く連絡してこないのかとネチネチと言われた。
一応人事の人にその旨を伝えておくとの事で、とにかく出来るだけ早く来れるようにしてくれととの事でなんとか済むことができた。
まぁ小言はかなり食らったが。
宮本「…はい、すみませんでした。出来るだけ早く来れ…」
ガチャ、プープープー
そしてまた会話の途中で電話を切られたのだった。
宮本(また会話の途中で切られた…流石に傷つくな……でもまぁよかった。取り敢えず連絡を入れといたのが正解だったな。なんとか早く着くようにしよう。)
ホッと一息ついたタイミングで幸運なことに長かった渋滞も次第に動きだし、ようやく抜け出すことができた。
宮本「あっ、やっと渋滞抜けたよ〜」ホッ
俺はまた再び車を飛ばし、名古屋の本社まで向かった。
報・連・相は大事にしましょう




